夜になると鵜は・・...アメ

 

 

いちめんのなのはな - 2004年09月25日(土)

いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはな。

今日は平凡な一日。これから付きあっていくことになるだろうダメ男、同期でタメのNの家に朝っぱらから訪問してそのあと一緒にわたしの車の大掃除&洗車をして、パスタ屋で御飯を食べて、同窓会に行くという彼を車で送り、わたしは近くのスーパー銭湯で孤独に汗を流す。帰ってくるとNから電話があり、いつものことながら意味不明支離滅裂の酔っ払い電話に腹が立つ。明日彼氏とケリをつけるのが憂鬱だよと相談し、ドタキャンしちゃおうかなというわたしに、

「これからまたあうひとならことわってもいいけど、これでさいごっていう
ならいくべきだとおれはおもう。」

と、フニャフニャと聞き取りづらい言語で彼は意見を述べたので、やっぱり
今日は会わずに明日彼氏と会うことにする。電話を切ってネット通販を楽し
む。そしてエンピツを開く。なんでみんなそんな書くのうまいんだ。わたし
は一日にあったこと全部かくとこんなかんじになっちゃうよ。

でもN君はバカだけど本能的な発言が時にすばらしく、やられたなと思って
しまう。でもしかしこれから彼と生きてゆけるのでせうか。かなり不安。し
かし明日は決戦のとき。パーフェクト彼氏に永遠の別れを。過去にくちづけ
を。さよなら、大事に守られてたわたし。ほんとうにごめんなさい。嘘ばか
りついてたしわがままばかり言ってた。それでもわたしだけを愛してくれた
から、わたしのあたまがすこしおかしくなってしまったんだyo!




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(宇宙のみなしご) - 2004年09月22日(水)

たまの真夜中に

ほんとうにやすらかな、すこやかな孤独がやってくる。

いまこのときは

だれにも傷つけられないしだれも傷つけてはいない、というかんじ。

ああほんとうに、わたしたちは毎晩捨てられ、そのたび宇宙に救われている。

だからなんとか生きていける。

そんなとき

わたしがわたしをしあわせにすればいいんだって

単純なことに気付いたりしたりしたよ。





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帰国帰国帰国 - 2004年09月21日(火)

タイにいってきました。
昔から一緒に旅行に行くと息がぴったりで最高に楽しいひとだったから、彼氏と愛の復活最後のチャンスだと思ったのに。


九日間の初日から、もう無理だと悟った。

悟ったっていうのは、まさにこんなかんじなんだ。
24年生きてて、悟ったっていうのがほんとはどんなかんじかわかったよ。

そこにあるのはただただ事実で、もうそれをただ見ているだけっていう、自分とは関係ないくらい真実。

そして彼もわたしが悟ったことに気付いた。それでも笑って冗談を言ってわたしたちは旅を続けることができた。仲の良い恋人同士の雰囲気を変えずに、でもキスもしないっていうことが五年も付き合ってるとできるようになるんだ。

でも帰りの飛行機の中で、もうすぐ日本に着くというとき、これでほんとうに最後なんだなんて思って、急にどっとなんかこみ上げて、眠る彼に久しぶりに寄り添ってみた。
彼の方や手はあたたかく、わたしのよく知ってるかんじの湿度と匂いで。
わたしに気づいた彼は、手を握り返して、
窓の外は光る雲と白い太陽の光で眩しく輝いていて。
その光の中で、彼はすこし悲しそうにわたしの頬に口づけた。
(それは今まで経験したこともないくらいの、大きなまぎれもない愛だった)
その瞬間、あ、今わたしたちは終わったんだ、と思った。
そのあと彼に顔を背けて10分だけ泣いた。



五年間わたしとともにいたひとはやっぱり素敵なひと。誰よりもわたしに優しくしてくれるひと。キレイなキレイな五年間。
それに今回の旅行で気付いたから。
失うしかない時間。
彼が愛してくれることが悲しいなら。わたしがいまのわたしであるなら。

いまもかなしくてなみだが出る。人生の絡まりの不思議を思う。
キレイに絡まって、そしてとけたなぁって。小さい頃、泣き出す前は喉が熱くなって、もうすぐ泣くなって思ってから、泣いてた気がするけど、いま湧き上がる涙はそんなかんじだよ。

あーあ、かなしいなぁまったく。
いやになっちゃうよ。


つぎに会うときには言わなくてはいけない。踏み出す勇気を、筋肉みたいにこれからモリモリとつけていかなくては。






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