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花火大会へ行ってきた.
夜19時の開始に備えて、13時半から場所取り。 ところが、どこもかしこも見渡すかぎりの、シート、シート、シート。 レジャーシートのパッチワークだ。 場所取り番のいない無人のシートも、誰も侵さず、ちゃんととってある。 無人くんも図々しいけれど、みんなお人よしというか、なんというか。 ある意味、まだまだ日本も捨てたもんじゃない、なんて思ったり。
ようやく確保した場所は、そんなわけであまり良いところではなかった。 いざ、打ち上げが始まってみると、障害物があって、半分しか見えない。 まあ、これもご愛嬌。 見ず知らずの人が同じ目的で集って、興奮、歓声を上げる、 自然と拍手が沸き起こる。心地よい。 それになんといっても、肌で感じる打ち上げの音! ど〜ん、と体にぶつかってくるような空気の振動。 たとえ、その姿はよく見えなくても、この振動だけでも味わいがある。 生でなければ、けっして感じることのできない、迫力だ。 >>>photo
台風の過ぎ去った後に、見事な虹が出た。 まるで、柱を立てたみたいに、力強い、光の帯。 さっきまで雨を降らせていた濃い色の雲。 嵐の荒々しさの余韻を残す、その引きちぎれた雲の間から、 しぶとく差し込む、太陽の光線。 自然の恐ろしさと美しさを、同時に見せつけられた気分。 夕方のオレンジ色した光でも、ちゃんと鮮やかに七色が出るんだなあ、 なんて、おかしな感心をしてしまったり。 そういえば、虹なんてずいぶん久しく見ていなかったなあ。
ところで。 台風のニュースって、どうしてわざわざ雨風にさらされに行くんだろう。 そんな危険を冒して中継しなくったって、無人カメラでいいんだよ。 安全なとこからレポートすればいいんだよ。 ほんと、馬鹿じゃないだろうか。 >>>photo
2003年08月01日(金) |
堪忍袋、作ろうかなあ |
ここ数日、怒りっぽくなっている。 ちょっとしたことにも、すぐカチンとくる。 なんだろう? 反抗期?(←何回目のだよっ) こういう状態が続くと、 通りすがりの他人様にも迷惑をかけかねないので、 ひとまず、手近な人と話をして、ややすっきり。 でもこれもなあ、聞く方はあまりいい気分じゃないよね、きっと。 なんかよい発散方法はないかなぁ。
とりあず、明日は野球の練習だ。
今さらやっと、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」を観てきた。 いろいろツッコミどころもあるけど、 とりあえず迫力はばっちり、3時間スクリーンに釘付けになれた。
にしても、主人公ってフロドじゃなかったっけ? なんだか、アラゴルンみたいだけど。 原作読んでないし、そのへんの位置づけは分からんが。 あと、レゴラスの活躍シーンが多いのは、やっぱり映画的に絵になるからかなあ。 (それに引き換え、ギムリはちょっと不憫) レゴラス好きだから、個人的には嬉しいけどね。 なんか、主人公の行方が、忘れられない程度に挿入されている作りって、 今のNHK大河ドラマの「武蔵」みたい。
それと、「旅の仲間」から気になってたんだけど、 サムくんは、もともとフロドの親友なんだよね? いくらガンダルフに言われたからって、 あっさり「フロド様」なんて呼んで、主従の関係になれるもんなの? いや、その献身ぶりはとても好きだけど。
ああそうだ、お気に入りシーンは、砦を爆破するところ。 どうしても聖火ランナーをパロってるようにしか見えなくて、 思わず吹きだしちゃった。
2003年07月16日(水) |
それでもちゃんと完読(世界の中心で、愛をさけぶ) |
とても売れているらしいので、 片山恭一の『世界の中心で、愛をさけぶ』を読んでみた。 う〜〜〜〜ん。 正直言って、1ページ目で白けてしまった。 よくあるパターンの話、というのは、まあ別にいい。 けれど、すでに何冊も著書のある人が、 なんで今更こんな青臭いものを出すんだろう、と思う。 (他の作品読んでないけど。まさか、みんなこんな作風!?) 世界に浸っているのは、著者と主人公だけで、 読者は置いていかれてしまった感じがする。 確かに、言いたいこと、テーマは美しくて、 人がみな追い求める、普遍的なことなのかも、と思えるんだけどさ。
なんて、素直に感動できないのは、 わたしの心が汚れてるのかな。
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