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映画「きょうのできごと」DVDを観る。
ほんっとーに、どうでもいい「きょう」のできごとを並べただけのこと。 大学院進学&引っ越し祝い、酔っぱらいの若者たち、好きの嫌いの。 もっとも、ビルの間に人が挟まれたり、クジラが座礁するのは、 どうでもいい「ふつう」のことではないかもしれんが。
だからなんなの? いや、べつに、なんでもないよ。
これから何かを見いだすでも、学ぶんでもなく、 ただなんとなく、人はなんとなく、でもなんか思いながら、生きてるんだなーって。 そういう映画。だから何ということもない。 そういう意味では、よくできているし、まあまあ面白い。
脚本書いている人は、面白いのかもね、こういうの。 難しそうだけれども。
一緒に観ていた家人が、 「こういう人、いそうだねー」 を連発していた。 この映画的には成功だよね。
ここしばらく、 訳あって睡眠とお風呂関係の本ばかり読んでいた。
こういう、ハウツー本やガイドブックのようなものは、 普段読まないので、ちょっと新鮮。 30分もあれば読めてしまうのもある。 金出して、新刊買うなんてもったいない気がしてしまう(ケチ!)。
でも、まあ面白いといえば面白い。 睡眠の研究はどうも日進月歩なのか、 数年前の本と今の本では180度違うことを言っていたり。 風呂のネタは、実はどれも同じだったり。 同じテーマで集中して読むと、意外な発見があるもんだな。
ふいに、学校を思い出した。 真面目に勉強して、調べて、書いて、 あれは面白いことだったよなあ。
とりあえず、3秒で寝られる必殺技と、 肩こり解消のシャワー浴をやってみている。 いまいち効果ないけど、やっぱり読むとやってみたくなるんだな。
偶然、幼なじみに会った。 実は、先々週くらいにも偶然会った。 今、縁があるのだろうか。
手相占いのイベントの、客引きをしていた。 そういうサークルに入っていることは知っていたけれど、 そういう姿を見るのは初めてだ。
他愛のない話をし、 でも、勧誘はお断りして、別れた。 ごめんよ、手相や占いを嫌うんでも、否定するつもりもない。 ただ、行列作ってまで見てもらうような、興味はないんだ。
オリンピックが終わった(遅いって)。 選手のみなさんの活躍っぷりが素晴らしかった。 人間ってすごいなーって、素直に感動もいっぱいした。
しかし終わってみれば、団体球技の数々は、 予想、というより「予定」よりふるわなかったようで。 それがために散々な言われような方々もいる。 しかし、そもそも「金メダルとります!」って発言は、 自分を鼓舞するためにでしょ? それが叶わなかったからって、 他人に責められるいわれがどこにあるというのだ。 周りがごちゃごちゃ言うんじゃない。 闘う前から一番辛いのは選手で、 終わってみても、やっぱり選手が辛い。 そんなのは可哀想。失礼だ。 もし仮に、ビリであったとしても、 あの場に立っているというだけで、尊敬に値すると思う。
ふう。 最後まで、誤審や疑惑や珍事で、 うっすら陰のある五輪だったしなあ。
*** 「なんでそんなにこだわるの」 卓球愛ちゃんの、謎の掛け声について。 本人コメントと呆れ顔が最高によかった! まさにそのとおり!
2004年08月25日(水) |
ゆこう ゆこう(夢枕獏『陰陽師 鳳凰ノ巻』) |
夢枕獏『陰陽師 鳳凰ノ巻』読了。
とりあえず読んどくかー、くらいの気持ちで読み始めたシリーズだけど、 なかなかどうして、適当にはまってる。 この場合の「適当」はgoodの意味ね。
読みあさるっていうほどがっつくこともなく、 なんか読むもんないかなあ、っていう時にちょうどよい。 おかげで、何年か前から読み始めたけど、 まだシリーズが残っているっていうのは嬉しいね。
「どうだ、行くか」 「むむ」 「ゆくか」 「うむ」 「ゆこう 「ゆこう」 そういうことになった。
おおむねこんな感じの、毎度のパターンが心地よいのだ。
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