2004年05月05日(水) |
「自分を変える方法」・・楽しみ、喜びを持って |
「楽しみながら、己を変える・・ 喜びを持って、己を変える・・」
前回の日記の中で、 自分を変えるには、責めてはいけないとお話致しました。
今日は、5月5日の子供の日です。 幼い頃、兄弟の多い私は、 家の柱に喧嘩をしながら、身長の印を付けました。
みなさん、ご存知ですか。 子供の日とは、 小さな子供だけの為にあるのではありません。
私も中年に近い年齢になっていますが、 まだ、実際には子供です。 親と呼べる、お世話になった人がいます。 親と呼べる、尊敬する師がいます。
子供の仕事は、体を鍛え、知識を蓄える事です。 だから、 子供の日には、背比べをしてどれだけ成長したのかをみます。
大人の年齢に達した者は、 この子供の日には「心の成長」を知るのです。
自分で自分を育てる事が大事・・と何度も申し上げました。
さて、 心の成長はどうやってみればいいのでしょうか。
人の意見、考えに頼る方法もありますが、 心の中を全て表現し、理解してもらう事は、 どんなに親しい間柄でも、とても一日ではできません。 何百年と掛かります。
では、どうやるのか・・・
広い視野から捉えた心理学の分野、 又、成功学と一部で呼ばれている書籍の中の 一つの方法をご紹介致します。
それは、 まず、死ぬ場面を書く事から始めるのです。 ちょっと、驚くかもしれませんが・・
まず、 自分が死んだ時に人々に、何と言ってもらいたいか・・ それを想定するのです。 親・・兄弟・・夫(妻)・・友人・・同僚・・仲間・・近所の人 全ての人の言葉を文章にする。
「あの人は、本当に慈悲深い、仏のような方だった・・」 「あの人は、心から温かく、誰の事も否定せず受け入れた・・」 「あの人は、常に前だけでなく、上を向き歩まれていた・・」 「あの人は、悪に厳しく、どんな事にも正義を持って恐れなかった・・」
何でもいいです。 誰にも見せません。 どんな事でも書いて下さい。 詳細に、具体的に言葉として表現するのです。 方言を使ってもいい。 全て、現実のように描くのです。 家族や友人達の泣き顔を心に浮かべながら、書くのです。 ありありとした映像が貴方の脳裏に浮かびます。 想像力を豊かに持って! 今の貴方が、 最も偉大だと思う、尊敬する人格を設定するのです。
貴方の死ぬ時の場面が、貴方の最終目標です。
さぁ、 次の段階に入ります。 現在の日本の寿命は、 男性がおよそ70代後半、女性が80代です。 現在の貴方の年齢から、 寿命までの期間を10年単位もしくは15年単位で分けます。
そして、 その一つ一つの10年に目標を掲げるのです。 最終目標とする人格者に近づけるように、 自分の経歴を想定するのです。 それは、 仕事・・家庭・・人間関係・・経済(お金)・・趣味・・旅行・・ 何でもです。 今の貴方が、欲しい・・したい・・という欲求のある事は全部。
勿論、 恋人の欲しい方は理想とする男性を描きます。 どんな人と出逢いたいか。 身長は・・体重は・・外見の要素全部・・趣味・・ 経済状況・・仕事・・考え方・・価値観・・家庭環境・・ あらゆる事、全てです。 思いつく事は、何でも書いて下さい。
段々、現在の年齢に近くなりますね。 一つ、一つの10年の目標を達成する為には、
今の貴方は、何をしなければならないのか・・ 今の貴方は、何を目標とするのか・・ 今の貴方は、何を守らなければならないのか・・
もっと、具体的に詳細に言葉にする。 一日の時間配分も考えなければなりません。 自分に対する厳しい戒律も組まなければなりません。 具体的な改めるべき事も幾つも決めなければなりません。
人生ゲームのように想定する。 けれど、 これは、ゲームではありません。
貴方のこれから迎える未来です。 貴方のこれからの人生です。
どういう目標にするのか・・・ どういう人間になりたいか・・ どういう生き方をしたいか・・
「己を変える」 楽しみながら、喜びを持って、学び・・教えを受けて。 これが、その方法の一つです。
そして、毎年それを視る。 来年の貴方は、今の貴方とは違い成長していたら、 書き直したり・・追加したりする。 来年の貴方が、書いてある通りだったら、 順調に過ぎていると自分を褒める・・改めて計画を見直す。
毎年、子供が成長するように、心を成長させる・・ 貴方が、貴方を育てるのです。
時には、厳しい言葉で諭さなければなりません。 時には、いたわりを持って包み込まなければなりません。 時には、心安らかに見守ってあげなくてはなりません。
どんなに若い人でも、子の親になるのです。 自分が自分の親の立場となるのです。
それを何年も何年も積み重ねてく・・ 貴方を生み、育ててくれた親の愛を知るまで・・
どんなに、年齢を重ねようと・・ この世に、親がいなかったとしても・・ 人は死ぬまで、誰かの子供なのです。 人は、人から生まれたのです。
大人になったら、誰も何も言いません。 大人になったら、誰も教えてくれません。 大人になったら、誰にも頼れません。
貴方が、貴方を変える・・ 貴方が、貴方に教える・・ 貴方が、貴方を包む・・・
これが、自分を変える方法です。
私には、沢山の師と呼べる親がいます。 貴方も、その一人です。 この私に、 その身を持って、苦しみ、悩みという中から 幾つもの学び・・教えを与えてくださる。 貴方は、 私の心の成長を助け、気づかせてくれる師なのです。
だからこそ、 私は、貴方の幸せのために、祈りたいのです。 だからこそ、 私は、貴方の喜びの声・・喜ぶ顔が視たいのです。
私は、貴方のことを常に思っています。 貴方を大切に、大切に思っています。 貴方の幸せを心から願ってます。 心の底から、心を込めて。
−AYA−
2004年05月04日(火) |
己を変える・・貴方の気づきを・・ |
現在、 書店で売られている自己啓発の本は、 プラス思考で生きる・・という内容が殆どです。
勿論、その通り・・ 人は、心の中で自分に暗示をかける事ができます。 毎日のように、 鏡に向かい、「私はブスだ」と言っていると、 本当に・・心も体も、全てが醜くなります。 被害妄想的に考えると、未来はもっと惨めなものになります。
先日からの私の日記は、 みなさんに厳しい言葉ばかりを送りました。
私は、 心を責める事を推奨しているのではありません。 絶対に、意味を履き違えないで下さい。
心を責めてはなりません。 心を責めると、心は突然に反乱を起こします。 心理学でも、精神分析学の世界でも言われている事です。 そんな暗闇の世界を自分で創らないで下さい。
「自分を変える」「己を変える」 断言致しますが、 責めながら行なっては、何の効果もありません。 喜びを持って、楽しみを持って、行なうのです。
子供を育てる時、 人に何か注意を与えるときも同じです。 「ここが悪い!直すんだ!」 と言っても、本人が納得していなければ変りません。
先日、鑑定結果後のご質問で、 「具体的に、どこが悪いか・・教えて下さい」 という言葉がありました。 ユタの私からの返答は「答えれば、悪の道へ・・」とだけ。 お返事には「内の世界」を視て下さいと書きました。
相談者の方々へも同じです。 貴方の改めるべき点を 具体的に、申し上げる事は簡単な事です。 けれど、 それは、貴方の幸せには繋がりません。 自分自身が 気がつく事をしなければ、何度でも繰り返されるのです。
ユタの私がそれにお答えたとして、 果たして、貴方は納得されるのでしょうか。
私は、仏道を志す者です。 先日も仏教経典の中から、お釈迦様の教えをお伝えしましたが、 教えの一つに、 「人の過ちを言う事なかれ」という言葉があります。
ユタの私も六明師もただ黙って見守るだけです。 貴方が、自分で気がつかなくては、意味をなさないのです。
昨日、 日記への感想として、次のご質問が寄せられました。
”光の中にいる神仏と最も近い貴方の声を聴いて下さい。” というのはどういう意味なのでしょうか?よくわかりません 貴女のように何か良い力とかあるなら別ですが.......
随分前の過去の日記の中で『光』については、 お答えしたのですが・・それ以上に、 『光』についての概念をお答えしようと思うと、 本当に、長いお話になってしまいます。
何故なら、 それは、表面の私とユタの私の 「心の経歴」をお話し、しなければならないからです。
どうか、 『光』については、ご自分でお考え下さい。 貴方には、貴方の「心の経歴」があるはずです。 貴方ご自身の心で、感じて下さい。
突然ですが、この言葉をご紹介致します。
「泣かぬなら・・泣くまで待とう・・ホトトギス」
「泣かぬなら・・泣かしてみせよう・・ホトトギス」
「泣かぬなら・・殺してしまえ・・・ホトトギス」
上は、 かの有名な天下統一を成し遂げた、歴史上の三人の武将の言葉です。 さて、 私だったら、何と答えるか・・
「泣かぬなら・・泣くまで励もう・・ホトトギス」 「泣かぬなら・・泣くまで祈ろう・・ホトトギス」
ユタの私も表面の私も、 貴方が気がつく事ができるように、励むだけです。 貴方が気がつく事ができるように、祈るだけです。
私には、そこまでしかできないのです。 私の力は、ある意味、無力なのです。 知っている事をお伝えするしかできません。
貴方の人生を変える事はできません。 貴方の未来を変える事はできません。 それができるのは、この世でただ一人・・ 貴方だけです。
ご祈祷をされていても、 ご自分で変ろうとする意志の無い方は、変わりません。 神仏は流れを整えるだけです。 貴方が動かなければ、何も変りません。
貴方の人生なのです。 貴方の幸せなのです。
どうか、 貴方がご自分の心でしっかりとそれに気づき、 全てが、『貴方の幸へ』と流れますように。 心から願い、心から祈ります。 心を込めて。
−AYA−
2004年05月03日(月) |
「運命は変る、未来は変る」・・・・生き証人 |
幼い頃から、 私には、幾つもの夢がありました。 勿論、 現在の職業もそうですが、 全く、違う職種にも憧れを持ち、 いつの時代でも違う目標を掲げ、生きてきました。
ですから、 お恥ずかしい事に、 私の履歴書は、一枚では到底、足りません。 医療従事者としての資格を得るまでの間も絶えず この職業から離れ、様々な経験をさせて頂きました。
決して、 自慢できる事ではありません。 医療従事者としての経験が、 年の割には、浅い事から 現在は、学ばなければならない事が山積みなのです。
過去の私の職業・・少しご紹介致します。 保険外交員・・ダイエットカウンセラー・・工場の流れ作業・・ウエイトレス 「テキヤ」と呼ばれる屋台や・・営業レディ・・中華料理のコック見習い 数え上げたら、切がありません。
さて、どうして、 私が自分の過去の経歴をみなさんにお伝えしたのか・・
私は、 皆さんが考えているような 順調に、道を歩んできた人間ではありません。
過去の私は、 根性も無ければ、 常に、 現実の世界から逃げる為に、 数々の環境を選択し、 幾つもの問題から眼をそらし、 自分自身との対話を避けてきた人間なのです。
何度も何度もつまずき、苦しみました。 その度に、 自分ではなく、周りや環境のせいにしてきました。 同じ問題は 何度も、何度も繰り返されました。 その度に、 全ての事に対し、恨みや憎しみを抱きました。
今、 こうして、みなさんと触れ合っている私は、 過去の私とは、全くの別人です。
運命なんて無い・・ 未来は、変わる・・ 己れを変える・・・
この私が、生き証人なのです。
過去の相談者の方もご紹介したいのですが、 まだ、 許可を頂いておりませんので、 次回以降で、実話としてご紹介させて頂きます。
前回の日記の中では、 大変に、 厳しい言葉で偉そうに、申し上げましたが、 何を隠そう・・ この私が過去に、 ユタの私や六明師から、教えとして学んだ事なのです。
同じなのです。 表面にいる私の過去は、貴方と全く変りません。
鑑定をしていても、 相談者の方からの心の声も、 全て、 過去の私が心から、叫んでいた事・・・ 苦しくて、苦しくて・・・ 何度も、何度も泣いて・・ 誰かにすがりたくて・・ 愛する人が現われれば、きっと、救われる・・・ そう思い・・何度も恋に・・夢に溺れ・・ お金や仕事さえ、うまくいけば・・きっと・・
そうやって、過去の私は、 幾つもの過った行いを繰り返したのです。
あの大きな事故にあった私は、 あの人生の分岐点で、六明師と出逢い・・ ユタの私の声が聴こえ始め・・・ 原因が自分の心・・感情だと、知った・・ そして、 進むべき道が、明らかになってきたのです。 『自分を変えれば、いい』
問題の原因を「外の世界」に求め、 外の世界を変えようとしても、それは不可能です。
何故なら、 他人の人格を変化させる事は、到底、無理な事だからです。 現実の世界を自分に都合の良いように、変化させる事は不可能です。
悪い事が起った場合・・ トラブル・・災いを明確にして、 環境や周りの人という「外の世界」ではなく 自分の心、感情という自分の内側「内の世界」を視るのです。
そして、 願いが叶う方法・・「反省」を心にする。
「反省」を何度も繰り返し、現実の問題の「原因」を探し出す。 「原因」がわかったのなら、変えればいい・・ おのずと、 「結果」は良きもの・・幸、多きものになります。
私が、生き証人です。 そして、 六明師も又、生き証人です。
生まれた時は、丸裸・・・ 一つ、一つの教え、学びを持って・・ 私達は、大人になる・・ 貴方も私も同じ・・・ 全ての人は、 過ちを繰り返し、生きている・・ そこから、 抜け出す為には、光の中に入ればいい・・ 光は、外ではなく・・ 常に内側にある・・常に私の中にある・・ 貴方の中にある・・全ての人の中にある・・
貴方の心の中の光がもっと、もっと大きくなる事を 貴方が輝ける貴方となって、周りを照らし・・ その使命を果たす事ができますように・・・ 貴方と共に、歩めますように・・・ 心を込めて。
−AYA−
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