2004年07月08日(木) |
心の中の「魔」・・(魔が魔を引き寄せる) |
大変、長らくお待たせしました。 日記の書けない期間、 ユタの私は、 本当に多くの人とのやり取りをしきりに行なっていたようで、 本業の仕事の最中、 心の中では、何度も言葉を繰り返し、 幾つもの関連する場面に目を奪われていました。 みなさんに、 お伝えしたい事は、まだまだ、沢山あります。
さて、 先日の日記の中で、 みなさんに申し上げた・・心の中の魔・・ 相談者の方からは、 ご自分の心と向き合い、感じる事のできた「魔」について、 多くのお返事を頂きました。
みなさんのお考えの通りです。 それぞれの方が見つけた、心の中の魔・・その通りです。
誰もが抱えているものです。 勿論、 私の心の中にも、それは消えることなく存在しています。
全ての生きている人間の心の中には、 必ず「魔」が存在しています。
哲学の世界では、 人は、生まれながらに悪いものを抱えている・・ 清らかな善に満ちた人間など一人もいない・・と考え、 「性悪説」を叫ぶ人達もいます。 先日は、「性善説」を申し上げました。
ここでも、ユタの私の口癖である言葉・・ 良いも悪いも無い・・ 全てには、意味が有り・・ 相反する二つの側面がある・・
環境という外の世界だけではありません。 心の中・・内の世界でも、同じなのです。
これまで、日記の中では、 外からの「魔」についてお話してきました。
今日、お話したい事・・ 表面の私に、ユタの私から何度も送られる言葉・・ それをお伝えしたいのです。
何故なら、 外からの魔、災いを引き寄せている・・ 最も大きな原因は、 その方々が、抱えている心の中の魔だから・・です。
霊障と呼ばれる災いが起ると、人は必ず言います。 何故、私ばかりが、不幸になるの・・ 何故、私ばかりが、こんなに悲しいの・・・ 何故、私ばかりが、つらく、苦しいの・・・
はっきりと申し上げます。 それは、 貴方が視ないようにしている 貴方の心の中にある「魔」と呼ばれるもののせいです。
ユタの私は、 良き者は、良きものを引き寄せ、 悪しき者は、悪しきものを引き寄せる・・と声にします。
それは、 環境においても同じです。 人との巡り合わせにおいても同じです。
災い、霊障においても同じなのです。
それが又、 神仏のお力なのです。 古代最古の昔から永遠に変る事の無い、宇宙の流れなのです。
数々の鑑定を行い、 様々な方の人生の一部を垣間視せて頂き、 ユタの私は、何度もこの言葉を声にしていました。
何らかの障り・・霊障がある・・との鑑定結果を申し上げると 殆どの方が、こうお考えになります。 それが原因で不幸になった・・・と。
いいえ、違います。 殆どの場合、 霊障を引き寄せたのは、その方が過去に行った事・・ その方が、 今生の過去に犯した、数々の過ちからのものです。
そして、 その方が抱える、心の中の悪しき言葉、思い、考えです。
貪り、いかり(怒り)、愚かさ、邪険、恨み、嫉み(ねたみ)、 へつらい、たぶらかし、おごり、あなどり、ふまじめ・・その他色々
お釈迦様は、心の中の魔をこう表現されます。 これらの魔を総称して、 人の内にある魔を「煩悩」と呼びます。
生きている人ならば、誰もが、抱えているものです。 全ての人の心に存在しています。 勿論、私の中にもあります。 それが、 無いと仰る方は、死んだように生活している人です。 心で、何も感じる事ができない方です。
そして、 魔を大きくする事は、本当に簡単です。 魔は、いつでも貴方の隙を狙います。
ユタの私が、何故、 反省をせよ・・と繰り返すのか・・これが、理由なのです。
反省と感謝を行い・・己を変える・・これに徹せよ。
それが、 幸せになる為の一番の近道なのです。
お願いです。 どうか、お願い致します。 ご自分で、ご自分の幸せの道を塞ぐような事はお止め下さい。
先日の ご質問を下さった方だけに、申し上げているのではありません。 貴方に、申し上げているのです。
幸せとは、人に与えられるものではありません。 仏様、神様から与えられるものではありません。 お金を使えば、神仏によって救われる・・ そう考えの方には、又、必ず、障りが訪れます。
どうか、お願いします。 貴方が、貴方を変えて下さい。 私には、どうする事もできません。 貴方が、 ご自分で気がつかなければ、意味がないのです。
これが、運命を変えるという流れになります。
徹する事ができれば、必ず、未来は変わります。 必ず、光の貴方は近くなります。 必ず、本当の幸せが近づきます。
どうか、お願いです。私の願いを叶える為に・・。 どうか、お願いです。 全ての人と、共に、幸せになりたいのです。 どうか、 お願いです。 貴方が貴方を真に視つめ、ご自分で気がついて下さい。
私は、貴方にこうして言葉を送る事しかできません。 貴方の本当の幸せは、貴方の手で掴むのです。 貴方の足で掴むのです。 貴方の心で、掴むのです。 貴方が、動く事ができて、 初めて、貴方の幸せへの道は開かれるのです。
貴方ご自身が、変らなければ何も変りません。 状況は、もっと悪化します。 断言致します。 貴方の心を変える事です。 そうすれば、障りは必ず、貴方から離れます。
心から、心から、願います。 心から、心から、祈ります。 貴方が、共に、歩めますように。
貴方の幸せを私の心が感じる事ができる日まで・・ 貴方を真に思っています。 心から、心から思っています。 心を込めて、貴方へ送ります。
−AYA−
2004年06月22日(火) |
心の中の魔・・(相談者の方のご質問から) |
先日は、 ご祈祷を継続されている方々からの 喜びのお返事が数多く舞い込み、 その方々に対しての私の思いをお伝え致しました。
現在、 ご祈祷をされていない方・・ 身代わり念珠だけを身に着けられている方や 逆に、ご祈祷だけをされている方・・ 鑑定だけを受け、この日記の言葉だけを頼りにしている方、 又、ただの好奇心からこのHPに訪問されている方、 今、現在の一日に訪れる方は、35〜50人くらいです。 以前の人数に比べ、約半数の訪問者数となっています。
以前、お話したように、 私は、このHPをご祈祷によって、守って頂いています。 私の無理のない範囲内で、鑑定依頼が舞い込みます。 だからこそ、 医療従事者としての自分を壊すことなく、 みなさんとの心の触れ合いをこうして行う事ができるのです。
決して、 私が、特別に体力のある人間なのではありません。 物事がスムーズに流れる・・という事は、 こういう事をいうのではないでしょうか。
先日、 身代わり念珠だけをされている方からのご質問がありました。 この方は、 経済的な理由からご祈祷を継続する事ができず、 現在はご祈祷をされていません。 とても、大切な質問で、 ご祈祷をされていない方々、全ての人に共通のことです。
今日は、 この方へのお返事をここに掲載させて頂きます。 個人的な詳細については、控えさせて頂きます。
「表向き良い人でも、 裏で、悪いことをしていたらどうなる?」
この方からのご質問は、この様な内容でした。 人の本性、魂の性根の部分についてのご質問です。 では、私は何とお答えしたのか・・
『世の中には、 貴方が仰るような方が、本当に多くいらっしゃいます。 そのような方々は、どうなるのか・・ 良い事もしているから、いくら悪い事をしていても、 それは、清算されてチャラになるのか・・ プラス、マイナス、ゼロとなるのか?・・ 貴方は、 それについての答えを知りたがっているのですね。
では、お答え致します。 全てのもの、全ての事には、意味があります。 世に存在するもので、偶然はありません。 全て、必然です。 人の心の中を視ると、必ず善と悪とが共存しています。 その方々だけが、そうなのではありません。 私も勿論、同じです。 修業をされる前の六明師も同じです。 そして、貴方も同じです。 同じ、生きている人間だからです。
その方々には、「罰が下らないのか!」 貴方の本当に知りたい事は、そこにあるように感じます。 はっきりと断言致します。 今生を終えるまでには、必ず、その結果がもたらされます。
医療従事者として勤務している私は、 数多くのその様な生き方をされた方々の最後・・ それを視てきました。 必ず、結果が訪れます。 その人の心の中、その思い、考え、 全ては結果となって環境や災いとして、表に現われます。
貴方が、 その人達に良くない感情をずっと抱いている事を ユタの私は知っていました。 その心は、同じように、 未来の貴方へ結果として違う形で表現されます。 わかりますか?
貴方と同じ様な感情に支配された事が 過去の私にもありました。 ユタの私は、表面にいる私に、一言、 「今のおまえに必要だから、巡り合ったのだ・・」 と言葉を発していました。
今の貴方は、 その様な方々と同じ位置にいるのではありません。 高い位置から、その方々を眺めてください。 同じ様な感情に支配されては、何の意味もありません。 それは、 貴方に対する教えです。必要な学びです。反面教師です。
善行と悪行・・人はその繰り返しの中で生きている・・ こう言っても、過言ではないでしょう。 必ず、 今、行なっている原因は 未来に結果として、もたらされます。 善き行いは、善き結果として・・ 悪しき行いは、悪しき結果として・・ それは、清算されるものではありません。 結果は、別々の形で表されます。別々の形で訪れます。
貴方へ・・ 私は貴方の本当の幸せの為に、今、ここにいます。 その為に、私はいつでも貴方へ言葉を送ります。 それは、 ご祈祷をされているとか、されていないとか、 そのような事には、関係無く・・ ですから、 ここで、厳しき言葉をあえて、お送り致します。 貴方の、その方々の不幸を望むような心は、 貴方を本当の幸せから、ますます遠ざけます。 その方々が、貴方を窮地に追い込んだのではありません。 貴方が、貴方の幸せの道を塞いでいるのです。
貴方のことを本当に、心から大切に思います。 過去の私と貴方は、全く同じです。 貴方は、 その方々のおかげで、 何が、本当の「善」かを知る事ができました。 うわべだけの良い人、表面だけの善き事・・ それらをその方々から、教えて頂けたのです。 光に包まれた真の貴方の心で、 その教えをお受け取り下さい。
貴方の幸せを心から願います。 貴方が、 悪から善きことを導かせる事ができますように・・ 心から願います。 貴方の心の幸せを願います。心を込めて。
−AYA− 』
誰もが、善き人になろう・・としています。 けれど、心のどこかで、 常に、過去の良くない思い、考えが渦を巻いています。
心の中の『魔』を、全ての人間が抱えています。
何故・・? 人は、幸せになる為に生まれてきたのに、 そのようなものを、何故、神仏はお創りになられたのか?
次の階段を登られている貴方に、 今ある階段を、必死で乗り越えようとしている貴方に、 先に続く階段が、全く視えないという貴方に、
この心の中にある『魔』というものについて、 考えて頂きたいのです。
又、 訪れる事になるであろう・・次の大いなる学びに向けて、 今ある大きな意味を持つ、学び、教えを乗り越える為に、 先にある、未来の貴方の為に、 この『心の中の魔』という事について、 ほんの少しでいい・・考えて頂きたいのです。 私からのお願いです。
今日は、 日本全国が、大きな台風の影響を受け、外はいまだに凄い風です。 今、貴方がいる生活には、影響が出ていませんか?
この台風を受けての相談者の方からのお返事の言葉・・ 最後に、この方のお言葉をご紹介致します。
『今日はいよいよ台風上陸ですね。名古屋は大丈夫ですか? 私は台風や雷の後の、何もかも流し去った、きれいに澄んだ青い空と、 そこに浮かぶ真っ白で立体的な雲が大好きです。 なので台風は厄介ではありますが、私にとってはひとつの 楽しみでもあります。
まさに、台風は私の大きな学びと等しいのだと思います。 私は自分で台風の後のすばらしい景色をやっと見ることができました。 これから自分の中に台風が来たときは、 その先のきれいな空を思い浮かべながら乗り越えていきたい。 楽しみだと思えるようにしていきたい。 私の青い空に浮かんだ真っ白な雲をひとつひとつ忘れずに 心に残していきたい、そのすばらしさを私の見えたまんまでいいから 誰かに伝えていきたいと思います。』
この方は、 一つの大きな階段を乗り越え、 本当の喜び、本当の幸せがどこにあるのか・・ それを、身を持って、実感する事ができ、 今迄に感じた事がない、喜びに満ち溢れていると、仰っています。
本当は、 もっとこの方の言葉をご紹介させて頂きたい・・ 何故なら、 この方が、感じる今の心は、 貴方がこれから感じるであろう未来の貴方の姿だからです。
私は、誰一人、特別に思ったことはありません。 全ての人が、私にとっては、特別な方だからです。
貴方が、 ありのままの自分を本当に、 いとおしく思い、心からの喜びに溢れる事を心から願います。 私に、とっての大切な貴方、 貴方が本当に幸せになる事が、私の心からの願いです。 心を込めて、貴方の幸せを祈ります。
−AYAー
2004年06月20日(日) |
喜びに溢れている方々へ・・(好事魔について) |
昨日から今日にかけて、 私の元には、 沢山の方からの喜びに満ち溢れた言葉が届いています。
私は、その方々の言葉を眼にして、 心からの涙に溢れ・・大きな喜びを胸に抱いております。
心から、感謝、申し上げます・・ 本当に、本当に、ありがとうございます。
みなさんは、 私とのこの縁を心から喜んで下さる・・ そして、 幾つものありがたいお言葉を送って下さる・・ けれど、 感謝、申し上げたいのは、この私なのです。
私は、みなさんから、 多くの事を学ばさせて頂いているのです。 多くの事を教えとして受け取らせて頂いているのです。
お礼を申し上げなくてはならないのは、この私です。 この場をお借りし、 みなさんに、心からの感謝の念を送ります。
本当に、本当にありがとうございます・・。 今の私は、 心からの喜びに溢れ、感動と感謝と嬉しさで、心が一杯です。
この喜びの中・・今日は、 最も、大切な事をみなさんに、お伝えしなければなりません。 これから、 お伝えする事を心の岩にしっかりと刻んで頂きたいのです。 子孫にも伝える事ができるように、心に残しておいて欲しいのです。
喜びに、「水をさす」お話となるかもしれません。 どうか、心からお聴き下さい・・
これまでお話した「魔」と呼ばれる存在の一つに、 「好事魔」と呼ばれるものがいます。
お釈迦様からの教えを説いた 仏教聖典の中にも、 この「好事魔」というものについて、書かれています。
『世に、好事魔多し・・・』
という言葉が、記されています。
この「好事魔」とは、何か? これは、 貴方が、善きことを行なおう、と誓いを立てたとき、 それを邪魔するかのように、必ず障りがくる・・という事。
決して、恐いことではありません。 今の貴方は、 そんなものには、負けませんし、負けるはずがありません。
魔の一つが、 貴方に、ちょっかいをかける、 魔と呼ばれるものの悪戯だと思って下さい。 これは、 六明師が言われる「邪魔やためし」の一つです。
ご祈祷をされている方々だけでなく、 全ての方に、共通のものです。
この「好事魔」がいるために、 悟りへの道は、大変に険しいのだと言われています。
全ての人は・・ 「善」ある行いをしたい、と誰もがそう思っています。 誰もが、 平和を愛し、幸せになりたい・・と心から願っています。 できることなら、 人の為に生き・・人から好かれ、感謝されるような人間・・ そのような人になりたい・・ 全ての人は、子供の頃から・・心からの願いを持っています。
哲学の世界で言う、性善説です。 生まれながらに、人は「善」を求める・・という説です。
けれど、 実際には、善きことを求め、それに邁進しようとすると 必ず、出はなをくじかれるような出来事に遭遇します。
そして、 人は、何度も何度も「善」を諦めてしまう・・ 誓いをたて、 それをまっとうするには、大変な努力がいる・・ それは、好事魔の仕業です。
六明師が言われる、魔による「ためし」です。
私にも、何度も訪れました。 それを知らなかった私は、 自分は弱い人間だと己をかなり責めました。 知ってからの私、今の私は、それをおもしろがっています。
今度のハードルは、どのくらいの高さか!?と。 オリンピックの選手並みに、自分の心の成長を確かめています。
どうか、 今だからこそ、身を引き締めて、これからの時をお過ごし下さい。 今が、一番大事な時なのです。
昔のことわざ 「用心に越した事無し」 「用心は勇気の大半なり」 この言葉の意味 「調子のいいときこそ、用心を忘れるな・・」
古人、古い時代に生きていた人は、 現代の人間に比べ、 学識を得る術も無かったはずなのに、 ことわざとして、残された言葉の中には、 幾つもの真理が、隠されています。
どうか、 喜びで、心が満たされている時ほど、浮かれすぎることなく、 足元をしっかり視て、地に足をつけた生活、 当たり前のことに専念できるように、時をお過ごし下さい。 勿論、 貴方の心の喜び、私の心の喜びは消えることはありません。
今を用心すれば、するほど、 この喜び、幸せは、静かな消えないものへと変化するのです。
今日の名古屋は、台風の影響で雨となっています。 この雨は、私にとって、 これまでに無いほどの恵みの雨、世を洗う為の雨となりました。
貴方に、心からの感謝を送ります。 本当に、本当にありがとうございました。 全ての人と幸せに・・ その一つの階段を今、前に進めた気がしてなりません。
全ての人と、共に、幸せになる・・ 私のこの願い・・いつでも、何時いかなる時でも、 決して、途切れる事はありません。
貴方の幸せを私の心が感じると、私は、本当に幸せになれるのです。 貴方にありがとう・・心を込めて。
−AYA−
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