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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2005年09月30日(金) 身代わり念珠と懐中仏〜その1〜

暦の上では「秋分」も終わり、すっかり秋が深まっているはずなのですが、
毎日まるで夏を思わせるような日が続いております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか・・・

ここの処、いただいたお便りへの対応に忙しくて、『ダイアリー』の更新が
なかなか出来ない事から「杏珠先生どうか為さったのですか?」という
ご心配をお掛けしてしまっているようで、大変申し訳ありませんでした。
これからも皆様からのお便りに答える事を、
最優先していきたいと考えておりますのでゆっくりとしたペースでしか
更新が出来ない事もあると思いますが・・・どうかお許しくださいね。

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先日、『宝箱』に掲載させていただいた内容をご覧になって、
「懐中仏をつくっていただけるのを知りませんでした。」
「御念珠と懐中仏の違いを教えて欲しいのですが。」等の
お問い合わせや質問を多く頂きましたので、
改めて・・・身代わり念珠と懐中仏についてお話をしたいと思います。

身代わり念珠とは・・・
皆様はもうご存知だとは思いますが、身につける人自身の状態に合った
 ”神仏の御性根入れ”を六明師が執り行い、
『外からの霊的な障り(霊障)から』身につける人を護るものになります。

身につける人の身代わりになり、珠のひとつひとつに霊障を吸収し・・・
本当ならば大きな災いとなったであろう障りを浄化しながら排出します。

また、身につける人の分身ですから、その人の体調や精神的な状態により
珠の色が薄くなったり、不揃いな色になったり、また濃くなったり・・・と
「生きているのだ」と感じると多くの方が仰います。

そして・・・身につける人の霊的障害の重さ(大きさ)により、
役目を終えるまでの期間は様々です。
今まで私がお渡しした人の中で、本当に重い状態の人の場合ですが
 ”届いて箱から出し、手に持った瞬間に石が欠けてしまった”
という方もいれば、
入浴時以外、肌身離さず左手につけていて(この方は医療従事者ですから、
仕事中は二の腕まであげておられますが紐も傷んでいないのです)、
2年以上同じ念珠をされている人もいます。

では一体どうしてこのような差があるのでしょうか。

まず言える事は、身につける人の周りに常に隙を狙っているような霊(からの障り)が多く存在していれば、
もちろん念珠の吸収と浄化のスピードが追いつきませんから
早くお役目を終えることになります。
そして、霊的な障りのある場所や人に関わることが
多い人が身につけられた場合も、御念珠は早くお役目を終えるのです。

御念珠を長く良い状態で保つ為に一番大切なことは・・・
”精神的な波をなるべく抑え、霊的な隙を作らないこと”ですし、
身につける人の『信心』というのは、言うまでも無く本当に大切です。

しかしもう一つ重要な事があります・・・
御念珠の寿命が長いという人の中には、
亡くなった人=霊からの影響(霊障)を殆ど受けない人もおられるのです。
こういう人はとても厄介な一面を持ち、
「私は霊的に強いから念珠が元気」のように思い込んでおられますが、
実際はそうではなく、亡くなった人から『頼られる』ことすら無い・・・
温かみのない人であるとも言えるのです。

〜〜〜以前私は宝箱に霊障について説明したお話を掲載いたしましたが、
霊障=悪いものというように、私は単純に捉えては居りません。
何故なら、霊障というものは亡くなった人からの「訴えかけ」であったり、
「警告」を伝えようとしている面があるからです。〜〜〜

上記のような、御自分で勝手に「霊的に強い」と思い込んでいるような人に
多いのが、”自分の思いや考えで呼び込む霊障”になります。
この霊障については、あくまでも内側(身につける人の心)から
呼び込むもの、湧き出すものであり・・・
外からの攻撃ではありませんから、
身代わり念珠の護りが無効となってしまいます。
そのような時に、お勧めする事があるのが『懐中仏』その他には、
首から下げる御守になる事があるのです・・・
(もしくは、念珠が身に着けられない幼児の場合にもお勧めします。)

・・・この続きは、次回お話いたします・・・


             杏珠




2005年08月19日(金) 盂蘭盆会・・・その2

お盆も終わったのに、今更どうして「盂蘭盆会」のダイアリーなんだろう?
と不思議に思われる方も居られるでしょう。

暦をご覧頂いくとお分かりになるかと思いますが・・・
実は、旧暦の『お盆』(今年)は本日8月19日なのです。

8月の15日も過ぎたのに何だか調子が悪いと感じて居られる方は
「道理でここのところ身体が重いはずだ」と
納得されたのではないでしょうか。

お盆・・・盂蘭盆について、様々な説がありますが一般的には
起源は梵語の ”ウランバ−ナ”から来た言葉といわれています。
その意味は・・・
『逆さづりの苦しみから救う』というような意味になります。

お釈迦様の説かれた ”盂蘭盆経”に書かれている内容を
わかり易くお話しすると・・・

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その昔、お釈迦様の十大弟子の一人である
神通第一と誉れ高い目連尊者は・・・誠に親を敬う心の深い人で、
亡くなった両親の菩提を弔うために出家をし、
厳しい修行をなしその神通力を得たのであった。

その神通力を使い、亡き親の恩に報いたいと
天眼で六道(天界・人間界・修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界)をくまなく、
探したところ・・・
亡き母が何と餓鬼道に落ち・・・骨と皮との姿に変わり果て・・・
逆さづりの苦しみを味わっていた。

悲しみのあまり・・・
食べ物を携えて、神通力で餓鬼界へ飛んで行き
母に食べ物を食べてもらいたいと口元まで運ぶと、
食べ物は灰となってしまうのでした・・・

自分の神通力では、どうしても母を救うことが出来ないと
目連尊者は、泣き叫びながらお釈迦様のもとへと駆けつけました。

お釈迦様が仰るには・・・
『汝の母は罪根深く結ぶ、汝孝順の声、天地を動かすといえども、
天神地祇もいかんともする能わず、ただ衆僧威神力のみあって、
よく餓鬼道の苦縛を解く』という事でした。

そこで目連尊者は、
夏安居(雨安居)〜雨季三ヶ月寺に篭って修行する期間〜を終えた
満月の日に(旧暦7月15日のあたりといわれています)
清浄な心身の百人の高い徳を持つ僧侶達を招き、
その僧侶達に供養をいたしました。

そして亡き母は・・・
目連尊者が僧侶に布施をした、その徳により・・・
長い長い餓鬼道の苦しみから救われたのでした。

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これが盂蘭盆会のはじまりと言われています。

目連尊者は、何故あの心優しかった母が餓鬼道に落ちてしまったのかを
深く考えました・・・
そして、母の罪業のもとは
 ”可愛い我が子を育て上げ、我が子の幸せの為にと貪欲な欲深い言動をさせていた”
=自分の為であった・・・
という事に気が付き、号泣したそうです。

お盆の供養とは、深く餓鬼界に落ちた魂まで届くものであるのが
本来の姿なのです・・・

極密祈祷を為さっている方々には、
六明師の御厚意により
本日は「盆供養」をしていただけました。

お盆の季節は、様々な意味で仏教や御仏様を知り・・・
仏心を養うことが出来る季節だと私は考えています。



          杏珠



2005年07月31日(日) 盂蘭盆会 (うらぼんえ)・・・その1

毎日、とても暑い日が続いて居ります。
皆様は如何お過ごしでしょうか・・・

盂蘭盆会・・・通称『お盆』と呼ばれる期間は、
お住まいになっておられる地域によって、七月中旬の所もあれば
八月中旬の所もあります。

しかし、私が六明師からお聞きし・・・こうして相談者の方からの
相談を受けていて実際に経験した上で、感じているのは・・・
霊的な観点で視ると、
お盆の期間は七月中旬から八月中旬までの約一ヶ月間を指している
という事なのです。

最近実際に受けた相談に多いのが、
「杏珠先生、私の住んでいる地方でのお盆はもうとっくに終わったのですが、とても体調が悪いのです。何が原因でしょうか?」という質問や、
「精神的に辛いです」のような精神的な不調についてのお便り、
車で事故を起こしてしまった・・・
階段から落ちて捻挫した・・・怪我をした・・・などの相談が、
何件か立て続けに寄せられました。
その方々に「お盆の期間は、約一ヶ月あるのですよ」という事を御話して
参りましたが・・・

では、何故お盆に体調や精神面での不調を訴える方が多いのでしょうか?
これには、日本のお盆独特の昔からの慣わしが背景にあります。

昔から「お盆には亡くなった人の魂が戻ってくる」という事が言われています・・・私達も誰でも必ず耳にしているはずです。
亡くなられた方々も生前からずっと耳にしていた言葉ですから、
実際に自分が死んだ後もそういった記憶は微かに残っていて・・・
このお盆の時期になると、 本当に”この世に戻ってくる”という事が起こります。
その上、 ”お盆は地獄の釜の蓋が開く”といわれるように
春や秋のお彼岸には見かけることもないくらいの低い位置・低い波長をもつ霊までもがこの世にでてくることが出来る時期でもあります。

そうして、このお盆の時期には普段よりも恐ろしい程多い数と低い波長の御霊さんまでもが身近に溢れるほど存在することになるのです。

実際・・・家の中はもちろんの事、一歩外を出て視てみれば、道端にまでも多くの霊が漂っています。
こういう状態にあるのが今のお盆の時期ですから・・・
普段、障られたり、たよって来たりしている霊以外の霊がすぐ傍で、
貴方の隙を狙っているという事なのです。

お盆の時期・・・
『体調面や精神的な不調を感じる事が多い』
『それまでは順調だったのに突然のアクシデントに襲われた』
『不幸な出来事が連続して突発的に起こった』
こういったことが多いのは極当然の事・・・
私は霊的な観点から視て、そう感じています。

皆様が出来る注意事項としては・・・

※遠出するのは、この時期はなるべく避ける事(レジャーなどでと言う意味)

※規則正しい生活を心がけ、自分自身が澱む事が無いように努力する事

※精神的な波(怒ったり、落ち込んだり等の上下)をなるべく抑える事

※無理をしない事(アクシデントに巻き込まれる前は必ず警告があります)


このような事に注意を払いながら、
お盆の時期を過ごす事がアドバイスとなります。

次回は、『盆供養』について詳しく御話を致します・・・



          杏珠


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