遠くにみえるあの花火に
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2005年09月05日(月) 台風



台風。
九州や四国地方に大雨、大風。
仕事がばかみたいに忙しくなる。
早く家に帰りたいようと、ずっと思いながらお仕事にはげむ。

最近は台風やら地震やら、そういったものが何もかも巨大化してる気がする。
昔は台風がきても風が強いというくらいで、
たいしたことなかったような気がするのに。
今は一度台風がくると、どんな大きな被害をもたらすかわからない。


2005年09月04日(日) 時代はテレビ標準装備へ



夫と電気屋へ。
新しいパソコンを眺める。
最近のパソコンの画面ってつやつやしてて、ものすごく画像もきれいで、
あたりまえのように、テレビが見れる。これ、標準装備みたい。
ノートパソコンとデスクトップと、両方検討する。

いま使っているものが、もう買ってから7〜8年たつので、
さすがに買い換えようかと思っている。
ちゃんと壊れずに動いているし、あんまり固まったりもしないし
家ではネットくらいしかしないので、このままでもいいかなぁとは思うけど。

デザイン的には、バイオに惹かれる。
ずっと富士通を使いつづけてきて、使いやすいし壊れにくいしいいのだけど、
なにせ飽きてきた。・・・・。
夫もずっと富士通だったらしく、飽きたという。

バイオの何に惹かれたかというと、そのコンパクトさ。
それからデスクトップでも、キーボードに蓋ができたりして、
あるいはパタンと折りたためたりして、ほこりがかからずいいかなと思うし。
そういうちょっとしたことに弱い。

ひとしきり眺めて、パンフレットだけたくさん抱えて帰る。
ま、買うとしても冬のボーナスかなぁ。





夕方の買い物で、ふんぱつして高い梨を買う。
20世紀梨と幸水を掛け合わせた品種。
1個250円くらいする。それを2個。
おいしい!
20世紀梨の持つみずみずしさと、幸水の濃厚で芳醇な甘さとが、
絶妙なバランスで、いいとこどりで残ってる。
なんて名前の品種だったか忘れてしまった。
また買おう。
とにかくおい〜しかった。



2005年09月03日(土) 昼下がりのフレンチ

朝から掃除。
洗濯。

友人とイルパッパラルドへ。
いつものように京阪で七条まで行き、そこからてくてくと歩いていく。
が、昨日まで夏休みで今日は夜からの営業とのこと。
がっくりと肩をおとし(でも店の人がわざわざ出てきてくれた)帰る。
炎天下(この日は9月だというのに京都は最高気温が36℃だった)の中、
ばかみたいに歩く。バスに乗ろうとしたら、いっぱいで乗れなかった。


かわりに、前にも一度いったことのあるお店でフレンチを食べる。
イタリアンがフレンチに化けたね。と、笑いながらおいしく食べる。
カウンターの席で、店の人が忙しくオーダーをこなしていくのを眺め、
その合間に食べて飲んでおしゃべりをする。

カウンターの席は好きだ。
向かい合って座るよりも、相手に自分のへたなテーブルマナーを見せずにすんで緊張しないから。


友人に愚痴をこぼす。
この店で食事すると何故かいつも同じ話だな、と思いつつ、
また同じ話題をえんえんとしゃべる。

その話の中で、友人がふいに私のことをこんな風に言った。
「高校の頃、いつも誰とでも仲良くなれて、この人はなんて寛大な人なんだろうって思ってたんだよ」と。
私はそういわれて、うれしいというより、複雑な気持ちになってしまった。
その思いが表情に出てたんだと思う。
「これは誉め言葉のつもりだよ」と言われたから。

そう言われて、うれしくなかったわけではない。
ただ、私は誰とでも仲良くなれているわけじゃない。そうではないんだ。
そういう思いがあったので、複雑な気持ちになってしまったんだと思う。

かといって、その友人だって
「誰とでも仲良くなれて」という言葉の奥に、
そんなに深い意味をこめているわけじゃやないことがわかっていたので、
せっかく誉め言葉として言ってくれたことを否定する気にはなれず、
そのまま少し話しをそらしてしまった。

そこで私が言ったことは、
私が誰とでも仲良くなれるのは、
(実際にはなれてないんだけど)
相手をこの人はこういう性格で、だからこうに違いないと思わないからだ、
というようなこと。

それは嘘じゃない。
私は相手をあまり観察しない人間なので
(だから相手のことをたくさん見落とすこともある)
相手を枠にはめないし、この人はこんな人だから付き合いづらい、などと
決め付けたりしない。

それから、これは言わなかったけれど、
とりあえず相手を肯定的にみるようにしている。
単純に言えば外面がよくて愛想ばかりがいいということでもあるんだけど、
でも最初っから見た目で人を判断しないってこと。
そもそも私自身、「見ためと中味」がぜんぜん違うと言われ続けてきたので、
そういうことには敏感なだけかもしれない。

そういうことを、口に出さずにぐるぐると考え、
友人との会話はまた別の方向へ流れていった。



そもそも私が「この人はこういう性格だろうから、こうに違いない」という考え方を否定して、
そうしないから誰とでも仲良くなれる、なんて言ったのは、
最近わたしの周りに、「あの人はああいう人だよ。だからこうなんだよ。」と、
表面的にではあっても、その場ですぐにそうコメントをする人が多いと感じるから。

そういうコメントを聞くと、
なんであの人のこと、そんな風だってすぐにわかるの?
という疑問がいつも頭をよぎる。

それは観察眼がすぐれてる、ってことなんだろうし、
そのことを尊敬する気持ちもあるけれど、
自分中で観察して考察した事柄をすぐに口に出すってことが、
なんだかいただけない、と思う。
私の美意識に(というとおおげさだけど)反していて、
そんな風にすぐに決め付けなくていいのに、と思うことがしばしばあったから。

ちょうど、周りのそんな人のことを話題に出していたので、
そういう発言になったんだと思う。



で、そんな愚痴はおいておいて、おいしくお昼を食べ、
そこからまた移動し、京都市美術館の「ルーブル美術館展」へ。
2度目だったので、見たい絵だけじーっとみる。
前回あまり見られなかった、トルコ風呂をじっくりみる。


それから向かい側の近代美術館でやっていた「小林古径展」にも行く。
こちらは友人の方が2回目。
私がうろうろしてる間、友人はじっくり見たい絵を見ていた。

小林古径最後の絵の、牡丹の花が美しかった。





友人とのデートを終え、いそいそと旦那に電話。
一緒に買い物をして帰り、夜はお好み焼きをつくる。


山芋とえびと豚入りのお好み焼き。
おいしかった。


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