2005年10月21日(金) |
ヨガ/すべてのバランスがとれていること |
先生が冒頭で
「ヨガという言葉には、バランスがとれている状態という意味があるんです。」
と仰った。
バランス。
この言葉の響きには昔から弱くて、
頭の中で先生の言葉を何度もはんすうする。
そして、体の中心を感じて、すべてのバランスを整えていく。
一本足で立ったとき、先生の体はびくともしない。
私の方はといえば、
自分でも面白いくらいぐらぐらと揺れる。
でもそうやって体のバランスを整えようとするうちに、
自然と心のバランスも整えられていく。
落ち着け落ち着け。
きちんと集中することが大切。
自分に言い聞かせてみる。
*
帰り道。
駅前の広場でギターをかき鳴らして歌っている二人組みがいた。
うん。なかなかいい音。いい声。
音楽のことはさっぱりわからないけれど、
耳に心地よく、心惹かれる音というのは知っている。
何度かふり返って眺めて、
でも立ち止まらずに歩く。
その音と声が聞こえているあいだだけ、心の中で頭をふる。
ふん、ふふん、ふんふん。
近頃ずいぶん冷え込んできた夜。
彼らが風邪をひきませんように。
のろのろさんから恋愛バトンを渡されました。
この際なのでバトンは全部ひっつかんでだだだっと走ることにします。
…が、今日はちょっと疲れているのでまた今度。
*
目をとじて
目頭をぐっと押さえると気持ちがいいです。
思うに、
自分がまず受け入れないことには、
誰からも受け入れられないのです。
そういうものです。
おやすみなさい。
2005年10月18日(火) |
耳の奥に響いてくるような夜 |
怒涛のように10月も後半戦。
最近、なんだか日々が単調だと感じる。
あるいは、「日々をこなしている」と。
こんなことではだめだ、と思って、
今夜は一人になってみている。
結婚するってことは、夜に一人になることが少なくなるってことなんだと、ふと気がついた。
夜に出歩かない夫と結婚をすると、そういうことになる。
一人暮らしの期間はたったの1年だったけど、
その間、いくつか一人の夜を味わった。
電灯の、虫の音のようなかすかにジーという音。
それが耳の奥に響いてくるような、そんな夜。
一人の夜はたくさんある。
でも、今夜は一人だと感じる夜はいつもいつもというわけじゃない。
立ち止まらずに、なんということもなく過ぎていく夜もある。
でも今夜は立ち止まってみた。久しぶりに。
月がまるく明るく、雲の間からぼうっとかすんでいる。