遠くにみえるあの花火に
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2006年09月26日(火) 彼岸花

電車が川を越える時、土手に彼岸花が見えた。
朱色に流れていく。

もうそんな季節なのだなと思う。

季節の流れていくその様子に、気づくことなく過ぎていくことが多くて、
ときどき、風や木や空に、視線を向けよう。と思う。







山崎ナオコーラさんの「浮世でランチ」を、噛締めるように読了する。
デパートの屋上にあがって、ベンチでお昼ごはんを食べながら
すーんとする心をあじわう。
またひとつ好きな小説に出会ったなぁと思う。





【8月と9月の読書】
「説きふせられて」ジェイン・オースティン
「重力ピエロ」伊坂幸太郎
「終末のフール」伊坂幸太郎
「浮世でランチ」山崎ナオコーラ

現在進行形→「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん「ハリーポッターシリーズ」、「ジーヴズの事件簿」(まだ・・・)




2006年09月21日(木) 秋の日の

さるすべりの花があちこちで咲いています。
ピンク色の小さな花びらが集まって、ふぁさふぁさした丸っこいかたまりになって見えるところがかわいいです。
秋の風に散らされて、アスファルトにいっぱいピンクの水玉をつくっているところもかわいいです。

昔はなんとも思っていなかったというのに、今ではすっかり目で探してしまいます。
街のあちこちで見つけては、にんまりしたり。
こういうのも、歳を重ねるってことなんでしょうか?





11月に友人の結婚式があります。
招待状が来たので、へたな字ですが、出席に丸をして、おめでとうと書いてだしました。
ポストに投函するついでに、ちょっと遠いけど好きなパン屋さんまで足をのばしたら、
いつもほにゃにゃ〜としていて優しい先輩にパン屋さんで会いました。
なんとなく、うれしいことのひとつ。





山崎ナオコーラさんの「浮世でランチ」をとうとう購入。
小さい本屋ばかり4軒ほどまわったけれど見つからず、ついに大きな本屋へいってきました。
入り口に一番近いところに他の文芸書の新刊ともども平積みにされていて、
なあんだ、あるやん、よかったねぇ。なでなで。となでる。

ちらりと読んで、
乾いていて優しくて、でもすこし沈んだ色をしていて、
それでいて明るい、秋の曇り空のような小説だなぁと思う。

11階の窓からみえる海を私もみたいなぁと思う。






前々からおもしろいと噂の「のだめカンタービレ」をついに購入。
夫とともにがははと笑う。
昔好きだった海野つなみさんの漫画のことを思い出した。
平和な夜。





2006年09月19日(火) こうばしい夕焼け


○パンを焼く


パンっていうと思い出すのが、小学生のころ学校の中庭で
木の棒に生地をぐるぐると巻きつけたものをアルミホイルで巻いて
焚き火の中へぶすりと突き刺して焼いた、あれ。

おいしかったなーって。
少し炭くさくって、でも香ばしくて、
ふわふわの代わりにしっとりしっかりしたパン。

あれが私のパンの原点。

先日、お料理教室で焼いたパンは、メロンパンとベーグルでした。
メロンパンの生地は最初から先生が用意してくれていて、
私たちは、上からパリパリぽろぽろするクッキー生地をのせて焼くだけ。
ベーグルは、一生懸命こねたけど、おいしかったのは焼いてすぐまでで、
次の日は堅くなってしまった。



○夕焼けにスイング


予定のない休日。夫と共にゴルフのうちっぱなしに行ってきました。
いつもたびたび驚くのだけど、私の人生にゴルフが登場してくるなんて。
ああ、びっくり。

二人で三箱打つ。
私はまだ4回目くらい。すごいへた。
夫もまだ初めて数ヶ月だけど、どうしたらあんなに飛ぶんだろう?というくらい飛ぶ。
でもスライスしてるけど。

夫にねだられて、アマゾンでDVDまで買ってしまった。
「やるからには、うまくならないと。」と言って、すっかり凝り性の性格をあらわにしている。
やれやれ。



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