ichijiku
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2004年08月29日(日) N響ほっとコンサート

NHKホール
N響ほっとコンサート〜オーケストラからの贈り物〜
C席1000円

司会に森公実子さんとNHKのアナウンサーさん
ボーカルのゲストが
本田美奈子さんと諌山実生さん

この様子はNHK教育のN響アワーにて9月26日放映

・火の鳥よりオープニング
・シシリエンヌ・フォーレ
・新世界
・トッカータとフーガニ短調


・愛のあいさつ:エルガー
・「惑星」より木星:ホルスト
・「カルメン」より前奏曲:ビゼー
・序曲1812年:チャイコフスキー

N響が皆さんTシャツを着て、カジュアルな雰囲気
「カルメン」では、
あの、ノリノリの旋律を会場の皆さんが手拍子でリズムをとり、
最後に「オーレ」で締めくくるという試み。
いつもは静かに司会もなくプログラムに沿って
すすめられるクラシックだけど
司会がいて、ちょっと解説をして、時には聴衆も参加する
という今日みたいなクラシック演奏会もいいなと思う。
何よりもクラシックが身近になる。
カルメンの時はそれまで寝ていたダンナが起きて
ちゃーんと手拍子をとって、叫んでたもん。


そして、嬉しかったのは、アンコール。
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲/マスカーニ

最後森クミさんが泣いていた。
私も感動した。
こないだ、読売交響楽団で聞いてから大好きなのだ。

N響アワーの司会者の若村麻由美さんと池辺晋一郎(作曲家)さんが
コメントを会場の席から話していたけど、
3階席のC席じゃあ、どこに座ってんだかまったくわからんちん
ナマの声だけ聞かせて頂き、ここは東京だと妙に感慨深かった。

これは、9月26日(日)N響アワーで放映


2004年08月24日(火) みっともないこと

今日、仕事中に思ったこと。
関係企業が理不尽なことをいいだしたらしい
せっぱつまって悪あがきすればするほどみっともなくなる。

むかし、大好きだったヒトにふられるというかお別れする直前、
みっともない、のオンパレードだった。

留守なのに、何度も何度も電話したり(その頃、ヤツは浮気していた・・・のを知らなかった)
こっそり会いにいって、いなかったり・・・
手紙を隠し読んだり(これでお別れが決定的となった)
なんで●●してくれないの、と何度もしつこく言ってみたり・・・
今となっては思い出せないけど
もっともっと、みっともなかったはずだ

だから最後は悔しいから、あっさり別れてやったのだった。
ということにしている。
実際はフラレたのが正解だけど

当時はやっぱりかなり真剣にみっともない自分に酔っていた・・・
のだと思う。
で、みっともないことをしたのだから、見返りが必ずあるはずだ、
思いはかなう、と思っていたように思う。

なぜか自分なら絶対大丈夫、という妙な自信があった。
それは今まで、なんでもなんとなくうまくやってきたじゃないの、
という経験則からだろう。
でも、見返りなどなかった。
当然、思いもかなわなかった。

ヒトの心はそんなに簡単に動かないし
みっともなさと見返りは比例しないのだ。
どんなにみっともないことをしたところで、
相容れないもの、こじれてしまったものを元にもどそうとするのは容易ではない。

仕事も同じ。
あがけばあがくほど、みっともなさ度が増して、
信頼関係が薄れていく場合もある。

みっともない経験は、今思えば、精神的に
まだまだ途上の自分にも役立っているかもしれない。

やっぱり生きていくうえで、むだなことなんてないんだ。


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