ichijiku
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2004年11月06日(土) |
全部が全部だめなんてありえない |
本屋さんで、よしもとばななの本が売っていた。 公式HPの日記をまとめて文庫本にしたものだ。 赤ちゃんが産まれるまでの生活を中心にして何ヶ月か分、掲載されていて 幸せなかんじが書かれていて、なんかじーっと立ち読みしてしまった。 最近は吉本ばななからは遠ざかっていたのだけれど、 ちょっと興味深かったので家でHPを見てみた。 その時始めて’よしもとばなな’に変えたんだと知った。 年月をへて、書く小説の登場人物の設定なんかが変わっていくと (江國香織さんの小説は結構はっきりしてる気がする) ちょっと極端だけど、血の通ったものについては 永遠不変のものなんてありえない・・・んだろうなあと感じた。 ヒトは変わっていくのだ。
よしもとばななの日記でいいなあ・・・と感じたセンテンスをふたつほど。 私も単純だから、ちょっと生きてて良かったなあなんて感謝した。
「全部が全部だめということは、 わざとそう追い込まない限りはありえない。 そこが人生の妙だ。」
「立原正秋先生の言うとおりで、 女性は、それぞれが自分の花を咲かせるしかない。 バラの木に椿が咲かないように、自分を追求していくしかないんですね。 そして、全てが外見に出るから、面白い。 人と比べるのは本当に無駄なことだと思う。」
●今日の晩ごはん in SCALL 豚肉の泡盛煮・煮たまごのどんぶり ナンプラーづけまぐろとアボガドとやまいものどんぶり トマトと春雨スープ
*豚角煮のどんぶりのほうがおいしかった
今日は送別会だった 送別会はちょっとせつない せつなさとうらやましさでいっぱいになる
それにしても 会社をやめるひとってこう、なんていうかきらきらしてる気がする 気のせいか? 新しい生活への幕開けに胸おどらせているような。
彼女もそういう雰囲気を漂わせていた。 でも、送別会はやっぱりそうでないとね。
次へのスタートの始まりだし、 頑張って欲しいと思うし
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