Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 内田恭子に告られる夢を見る
2006年01月13日(金)

 いや〜、今朝の明け方見た夢は、何だかとっても切ない夢でした。いい夢だっただけに、夢から醒めたとき、結構寂しさを覚えました。誰かに夢分析されて、僕の深層心理が暴かれるのを覚悟で、覚えている限りありのままを書き記してみましょう。

 夢の中では、僕は一応今と同じ音楽とデザインの仕事はしているのですが、どうやら大学時代で、登場する友達がみんな芸大時代の友達であることから、僕の母校である大阪芸大に通っているようです。

 で、僕がキャンパスの中にあるトイレで立ち○ョンをしていると、突然男子トイレにあの内田恭子が深刻そうな顔をして入ってきたのです!内田恭子と言えば、言わずと知れた「ジャンクスポーツ」や「すぽると」などでおなじみのフジテレビのアナウンサー、ウッチーのことです。
 いきなり内田恭子が男子トイレに入ってきたので、僕は当然用を足しながらうろたえてぎゃあぎゃあわめいていたのですが、ウッチーはまったく動じることもなく、「話があるので聞いて欲しい」と言いました。

 用を足してキャンパスの芝生で話を聞くと、何と!ウッチーがいきなり「好きです!私とお付き合いしてください!」と愛の告白をしてきたのです!

 ……う〜ん、今思えば、何て急展開なんだろう……。

 ウッチーと言えば今月婚約を発表し、近々フジテレビを寿退社することが内定していますが、僕は夢の中でそのことを思い出して「でも、確か婚約していたんじゃ……」と尋ねてみました。するとウッチーはばつの悪そうな顔で「ああ、そのことはもう済んだことです……」と意味深な言葉をつぶやいたのです。
 そこで僕は「実は僕、好きな人がいるんです」と言おうとすると、ウッチーはその僕の言葉を遮るように「返事は急ぎませんので、考えておいてください!」と言ってそそくさとどこかへ行ってしまいました。

 その後僕が大学の学食へ行くと、何人かの僕の友人が僕のところへやって来て、口々に「お前ホンマ腹立つわ〜!」「お前なんかのどこがええんや!」「絞め殺してやりたい!」と笑いながら冗談っぽく僕に罵声を浴びせかけて来ました。ウッチーが誰かにしゃべったことが広がったのか、すでに「ウッチー、Makoに告る」というニュースはキャンパス中に知れ渡っていて、激震が走っていたようです。
 僕は友達の罵声に苦笑いで応えながら、心の中で(うわ〜もうみんなに知れ渡っちゃってるよ〜!何せ相手は超人気者のウッチーだもんな〜!これで断ったりしたら、本当にファンになぶり殺されてしまう……困ったなあ……どうしたらいいんだ〜)などと悩んでいました。

 その後自宅(なぜか自宅は今住んでいる新居)に帰ってからもどうしたらいいものかと悩んでいたのですが、突然家のピンポンが鳴ったので玄関のドアを開けると、何とそこにはウッチーが立っていたのです!もちろんウッチーと言えば人気ナンバーワンの女子アナであることは夢の中でも認識していましたが、それと同時に夢の中では、ウッチーは大学の顔見知りという感覚のようでした。もちろん言うまでもなく実際の内田恭子さんは大阪芸大など行ってませんし、僕とも面識はありませんが……。
 大学の知り合いとはいえ、やはり告白された相手というものはどうしても意識してしまうものです。僕は突然ウッチーが家にやってきたのでどうして良いかわからず、とりあえず近くの神社で話をすることにしました。

 神社には幸か不幸か誰もおらず、まだ日が落ちていない早い時間だというのに、しーんと静まり返っていました。僕とウッチーは神社のベンチに隣り合って座り、僕がどうして良いのかわからず頭をかいていると、おもむろにウッチーが僕の方に顔を向け、そのまま目をつぶったのです!

 こ……この昭和のコテコテのラブコメでしか見たことがないような古典的なシチュウエーションは……もしや……せ……接吻を求められているのでは……。

 それを見て僕は思わずぎょっとして目を見開き、驚いた拍子に身体に力が入り、寝床の壁を蹴って目を覚ましてしまい、甘酸っぱい夢から醒めてしまいました……。

 ……ああ、どうして夢ってこう……いいところで醒めてしまうのだろう……。

 ……そう言えばカントクさんはウッチーのファンだったっけなあと、なぜかその時カントクさんに対して罪悪感を感じてしまったのを覚えています。ちなみに、カントクさんには悪いですが、僕は実際の内田恭子さんは、可愛い人だとは思いますが、そんなに好きというわけではありません。

 ……そういや、大学1年生の時にも、小田茜と付き合う夢を見たなあ……。



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 F1の不吉な12年周期
2006年01月12日(木)

 1950年に初開催されたF1グランプリで初めてドライバーが命を落としたのは、1958年フランスグランプリで死亡したイタリア人ドライバー、ルイジ・ムッソでした。以来、1994年サンマリノグランプリで死亡したアイルトン・セナまで、F1グランプリ中に18人が命を落としています。そして1958年から1982年までの25年間は、F1グランプリは年に一人は死ぬ時代が続いていました。

 中でもF1界でもっとも大きな損失と言えるのが、1970年のイタリアグランプリで死亡したヨッヘン・リント、1982年にベルギーグランプリで死亡したジル・ビルヌーヴ、そして1994年にサンマリノで死亡したアイルトン・セナでした。

 ヨッヘン・リントは1964年にデビューし、69年ロータス移籍後の初優勝で花開きます。翌70年は5勝を挙げてポイントリーダーとなりますが、イタリアグランプリの予選初日のパラボリカでコントロールを失いガードレールにクラッシュし、命を落としてしまいます。この後、ジャッキー・イクスのみが逆転のチャンスを持っていましたが、アメリカグランプリで4位に終ったことからリントのチャンピオンが確定しました。死後にチャンピオンとなったのは歴代でリントのみです。

 ジル・ビルヌーヴは現BMW・ザウバーのジャック・ビルヌーヴの父親で、チャンピオンになったことはありませんでしたが、1ラップへの情熱とその熱い走りで人気を拍し、フェラーリのエースとして確固たる地位を得た“記録よりも記憶に残るドライバー”と言われています。彼は1982年のベルギーグランプリ(ゾルター)で、予選中に事故死してしまいましたが、生きていれば1度はチャンピオンになっていたかもしれないドライバーでした。

 1982年のジル・ビルヌーヴ以降、F1のモノコックが改善され、85年にエリオ・デ・アンジェリスがポール・リカールでのテスト中に事故死しているものの、1994年までグランプリ中の死亡事故は起こりませんでした。そのためF1では“モノコック神話”が生まれ、F1でドライバーが死亡することはもうないだろうと言われ続けてきました。

 しかし、1994年のサンマリノグランプリで、その神話はもろくも崩れ去ってしまいました。予選中にルーキーのローランド・ラッツェンバーガーが死亡し、そして決勝レースでは3度のチャンピオンに輝いた英雄アイルトン・セナが命を落としてしまったのです。その後、F1の安全性が大幅に見直されて進化し、以来現在まで死亡事故は起こっていません。

 ところが、F1には不吉な“12年周期”というものが存在しています。

 F1グランプリで初めて死亡事故が起こったのが1958年のムッソ、そしてその12年後の1970年にリントが死亡、その12年後の1982年にビルヌーヴが死亡、その12年後の1994年にセナが死亡……このように、12年周期で大きな死亡事故が起こっているのです。

 そして、今年2006年は、セナが死亡してから12年目のシーズンを迎えます。

 現代のF1マシンやサーキットは安全性が最優先され、大きな事故を起こしてもドライバーが命を落とす最悪なケースには至らないと言われています。しかし、それでも2004年アメリカグランプリで起こったラルフ・シューマッハの事故のように、ドライバーを危険にさらす危険な事故は現在でも起こりえます。そして幸いにもこれまで死亡事故は起こっていませんが、ドライバーが死ぬことはないと言う保証などまったくないのです。

 さらに不吉なことに、今シーズンの構図は、94年に死亡したセナの時と状況が似ているのも気がかりです。まず大きな点は、マシンのレギュレーションが大幅に変更されたという点。94年にはそれまでのハイテク装置がすべて禁止され、大きな事故が多発しました。そして今シーズンはエンジンに規制がかけられ、V8エンジンに統一されることになりました。そのためマシンデザイナーたちは、エンジンがパワーダウンした分を空力で補い、よりエアロパーツを進化させてスピードを追求することが要求されるようになりました。こうした大幅なレギュレーション変更が成された年には、必ず大きな事故が起こるという逸話がF1には存在しています。

 そしてもう一つは、チャンピオンシップの勢力図。昨年ミハエル・シューマッハとフェラーリは、若手ドライバーの台頭によって王座から陥落し、今シーズンはシューマッハ自身も引退を賭け、背水の陣でシーズンに臨むことから、94年のアイルトン・セナの状況を思い出さずにはいられません。
 セナは94年シーズン、当時最強と詠われたウィリアムズ・ルノーに移籍し、開幕前までタイトル獲得の大本命とされていました。しかし、世代交代が進みつつある状況下で、当時新鋭だったミハエル・シューマッハの台頭によって開幕2戦を奪われ、第3戦サンマリノで命を落としてしまいました。

 昨シーズンにフェルナンド・アロンソにタイトルを奪われたミハエル・シューマッハの今シーズンに賭ける意気込みは、今まで以上の相当なものであることは想像に難くありません。本人自らが初めて引退という言葉を口にしたように、世代交代が本格化していく中で、再び王座に返り咲くために並々ならぬ気合いが入っているものと思われます。またフェラーリとしても、何としても序盤で結果を出してシューマッハの引退を思いとどまらせるために、かなり突っ込んだマシン開発をしてくることでしょう。

 若い世代とシューマッハの熾烈なタイトル争いが予想される今シーズン、激しいバトルを展開しつつ、安全でクリーンな戦いを繰り広げ、すべてのドライバーが怪我なく無事にシーズンを終えてくれることを願うばかりです。そして今度こそ、不吉な“12年周期”という悪いジンクスから脱却して欲しいものです。

 シューマッハも今年はあまり気合いを入れすぎず、若い世代に胸を貸す気持ちで、タイトル争いにこだわらずに、レースの1戦1戦をリラックスした気持ちで楽しんで欲しいものです。まあ、そんなミハエル・シューマッハなど見たくないと言う人がほとんどでしょうけどね……。



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 ミハエル・シューマッハの去就を考える
2006年01月11日(水)

 先日「今シーズンタイトルが獲れなかったら引退するかも」と初めて引退という言葉を口にした皇帝ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)ですが、一方で「フェラーリから別のチームに移籍する可能性は99%ない」とし、今更フェラーリ以外で走るつもりはないと語っていました。

 多くのニュースサイトでは、残り1%は移籍の可能性があると見ていますが、1%ですからねえ……。普通99%可能性はないと言えば、「滅多なことがないかぎりあり得ない」ということですから、現時点では移籍はないと考えていいでしょう。これで後々「やっぱり移籍する」なんてことになったら、全然1%どころじゃないじゃんという話ですからね。というわけですから、シューマッハには移籍する意志はまったくないと解釈していいでしょう。

 ということは、今現在シューマッハの頭にあるのは、「2006年をもってF1を引退する」か「2007年以降もフェラーリで現役を続行する」のどちらかということですね。その結論は、当初は3月(つまりシーズン開幕)までには出すと語っていましたが、一転して今年の夏までに延期しましたね。それだけシューマッハ自身も揺れていると言うことでしょう。

 さて、ミハエル・シューマッハは2006年で引退するべきか、2007年以降も続投するべきか、それはシューマッハ本人が決めればいいことですが、僕個人的な意見を言えば、シューマッハはそろそろ引退するのが賢明な判断なのではないかと思います。もちろんファンはいつまで経っても引退して欲しくはないでしょうし、F1史上最高のドライバーであるシューマッハの引退は、F1に多大なる影響を及ぼすことは間違いないでしょう。しかし、F1界はようやく昨年アロンソがシューマッハの独走を止め、キミ・ライコネンやジェンソン・バトンといった若い才能も育ち、今後はこれまでのシューマッハ&フェラーリの一人勝ちではなく、数名による熾烈なタイトル争いが期待されています。

 昨年までの僕は、「シューマッハが引退する前に、誰かがシューマッハに打ち勝って引導を渡して欲しい」「シューマッハの勝ち逃げ(負けないまま引退)はその後のF1にとって良くない」と言い続けていました。しかし昨年はアロンソやライコネンがシューマッハを凌駕し、1999年のミカ・ハッキネン以来ようやく“シューマッハ越え”を実現し、「世代交代」を実らせました。だからシューマッハは、そろそろ身を引いた方が潔いのではないかと言えるわけです。

 現にシューマッハは、すでに7回もチャンピオンになり、通算優勝数、通算獲得ポイント、通算ファステストラップ獲得数などと言った歴代記録を次々に塗り替え、残すはアイルトン・セナの持つ通算ポールポジション獲得数だけとなりました。そのセナの記録にもあと1回で並び、シューマッハが今シーズン、その最後の砦である歴代記録を塗り替えるのはほぼ確実です。そうなれば、もうシューマッハにF1でやり残したことなど何もなくなってしまうわけです。

 だから、このまま現役を続けて昨年のような無様な姿をさらすよりは、今シーズン限りで潔く引退してしまった方が、シューマッハの伝説に余計な傷を付けることもないと思うんですよね。個人的にはシューマッハには引退前に別のチームに移籍して、フェラーリ以外のマシンで走ってもらいたかったですが、どうやら本人にその意思がないようなので、それなら引退した方がいいんじゃないかと、僕は思います。

 ミハエル・シューマッハが現時点でも現役ナンバーワンのドライバーであることは言うまでもありません。だからこそ、その最高のドライバーに再び“ベストではない”マシンに乗ってタイトルにチャレンジしてもらったら、F1は非常に面白くなりと思うんですけどねえ。それで、例えば交渉が噂されているレッドブルやトヨタでチャンピオンになったとしたら、もう誰もシューマッハの実力を疑う者などいないでしょうね。

 ……まあ、いくら実力がナンバーワンとはいえ、昨年フェラーリでタイトルを獲れなかったのですから、別のチームでタイトルが獲れるとは思えませんけどね。



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 今年の成人式はそれほど荒れず
2006年01月10日(火)

 ここ数年、一部の新成人による狂乱で成人式が荒れ狂うというニュースが目立ちましたが、Yahooのニュースを見る限り、今年の成人式は比較的平穏だったようですな。

 那覇市では一部の新成人が酒に酔って暴れて警官と揉み合いになり、盛岡市では市長のあいさつ中に最前列にいた新成人の男性2人(こちらも飲酒)がクラッカーを鳴らして来賓の覆面プロレスラーのサスケ議員が注意、福岡では新成人の1人が成人式後に泥酔し、搬送先の病院で医師に暴行を加えるなど、小さなニュースはちらほらと見られましたが、問題を起こしたのは酒に酔ったごく少数の新成人のみで、全国的に見れば、今年の新成人はまともなようです。

 ニュースを読むとどれも酒がらみの出来事のようなので、今までお酒を飲んだとがなかった新成人が、初めて慣れない酒を飲んで調子に乗り、その上で問題を起こしてしまったという感じですな。きっと今回問題を起こしてしまった新成人も、普段はまともな者がほとんどだったのではないでしょうか。

 昨年、一昨年などは本当に頭の悪い新成人が多かったですが、やはりその野蛮でアクの強い学年の後輩たちは、逆にそういった先輩たちの粗暴振りを見て、反面教師にしていたのでしょうかねえ。
 あるいは、今年の新成人は、全国で143万人(男73万人、女性70万人)と昨年に比べて7万人減少、出生数が少なかった丙午の66年生まれが成人となった87年と同率で、過去最低となったそうなので、それも影響しているのでしょうか。総数も87年の136万人に次いで少なかったらしく、総務省によると、今後も減少が続き、2007年には140万人を下回ると予測しているようです。

 ただでさえどんどん若者が減少していく高齢化社会ですから、いい若者が日本の未来を担っていってもらいたいものですな。今年は平成18年ですから、2年後の平成20年には、早くも平成生まれの子供たちが成人ですよ……。



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 「マツダイラ」キャラクター、出揃う!
2006年01月09日(月)

 昨年の12月3日付のVoiceでご紹介しましたが、M−NESTで連載中のF1小説「マツダイラ」で、これまでに登場した全てのキャラクターデザインが出揃いました。キャラクターデザインは、「それゆけ!マコ・ハッキネン」の挿絵でもお世話になっている、イラストレーターのそばさんと共同作業で行いました。そばさん、ご協力ありがとうございました!

 今日全てのキャラクターデザインが決定したので、今後はそのデザインをMacでデータに起こし、仕上げの作業に入ります。3月ぐらいまでをめどに「マツダイラ」のキャラクター紹介を皆様に公開できると思います。

 12月3日付のVoiceでも書きましたが、メインキャラクターの1人であるケン・マツダイラと神宮庄之助のイメージ作りには結構苦労しましたが、これも僕なりに納得のいくマツダイラ像と神宮像に仕上がったと思います。まあ「マツダイラ」を読まれている皆さんの中のイメージに一致するかどうかは謎ですが、とりあえず書いている僕自身のイメージには合っているので良いかなと勝手に思っています。

 また、「マツダイラ」のキャラクター紹介を公開するにあたり、別のある方に各キャラクターのレビューテキストをすでに頼んであります。まだ現段階では公表できませんが、「マツダイラ」キャラクター紹介を公開したときに、その方の名前も公表できると思います。

 現段階で「マツダイラ」に登場した全てのキャラクターがビジュアルとして具現化されたので、今後は読者である皆さんも、より各キャラクターを把握することができ、また愛着を持っていただけると期待しています。現在は全てのキャラクターデザインは鉛筆画(線画)によるラフスケッチの状態ではありますが、今の時点ですでに全てのキャラクターを早くお見せしたくてウズウズしています。
 しかしまあ、中途半端な状態で公開するよりも、きっちり僕とそばさんで描いたラフスケッチを僕のタッチで清書してデータ化し、完全な状態でお見せした方がいいと思うので、早く見せたい気持ちをぐっとこらえて清書作業を進めたいと思います。

 今後もM−NESTの目玉企画「マツダイラ」をよろしくお願いしますね!



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 皇帝シューマッハ、初めて引退を口にする!
2006年01月08日(日)

 94、95年、そして2000年から2004年まで5年連続、通算7回もF1ワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は、これまで数々の歴代記録を塗り替え、もはや残された記録は故・アイルトン・セナの持つ最多ポールポジション獲得回数ぐらいしかなくなってしまったため、そろそろモチベーションが低下し始めつつあるのではないかと囁かれ、これまで何度となく引退説が浮上ししてきました。シューマッハはその引退説が持ち上がるたびに否定し続けてきましたが、何とドイツの「デル・スピーゲル」誌で「もし今年勝てなければ引退する」との衝撃発言を行ったことが明らかとなりました。もちろんシューマッハが引退を公的に口にしたのは初めてのことです。

 シューマッハは昨シーズン、マシンのポテンシャル不足で5年ぶりにF1王座から陥落しましたが、そのことも踏まえ、「マシンには競争力がなければ話にならないよ。もし今年も僕がレースに勝てなくて、そしてタイトルにチャレンジするチャンスがなかったとしたら、僕は自身のキャリアを続ける意義を持たないと思うね。この世界では、立ち止まる余裕なんかないんだ。すべての成功のあと、慢心と不注意とが入り込むもの。
もしわれわれが進歩を望むのであれば、休む暇はない。働き続けなければ……」と語り、今年タイトル争いができなければ引退すると示唆しました。このオフ、シューマッハは年内のオフテストにも自ら参加するという積極性をみせ、2006年シーズンはまさに背水の陣でタイトル奪還に臨むことになります。

 また、フェラーリの関係者によれば、その決断のタイムリミットは今年の夏までであるといいます。シューマッハと言えば言わずと知れたF1史上例を見ない超大物。万一引退ということになればその影響は計り知れず、後釜の擁立も容易なものではないでしょう。チームとしては問答無用でシーズン前半での戦闘力発揮が要求されることになりそうですね。そのためにも今週から始められるテスト、そして月末に予定される2006年新型車の発表に注目が集まります。
 このシューマッハの引退発言は、フェラーリとの契約が今シーズン(2006年)限りで切れることも影響していると思われますが、いずれにしても、今シーズンはシューマッハにとって、そしてF1界にとっては非常に重要なシーズンになりそうです。

 別にシューマッハファンではないがシューマッハがF1史上最高のドライバーであることは認めている僕としては、以前から何度も言っていますように、シューマッハには引退する前に別のチームで参戦して欲しいと思うのですが、熱烈なシューマッハファンの方々はいったいどのような心境なんでしょうね。
 もちろん理想はシューマッハが今年タイトルを奪還し、来年以降もフェラーリで走るのが一番いいのでしょうが、もし万が一シューマッハが今年タイトルを獲れなかったとしたら、僕と同じように下位チームに移ってでもいいから現役を続けて欲しいと思うのでしょうか。あるいは、勝てないシューマッハなど観たくないから、フェラーリ以外のマシンに乗るぐらいなら引退した方がいいと思っているのでしょうか。どっちなんでしょうね。

 いずれにしても、シューマッハは今月3日に37歳になり現役最高齢。F1ドライバーとしては引退してもおかしくない年齢です。ですから遅かれ早かれシューマッハ引退という“Xデー”は必ず訪れるわけですが、シューマッハが引退したら、シューマッハ至上主義者の方々は大きな指標を失うことになりますね。その多くの方がシューマッハ引退と共にF1から離れてしまうものと思われますが、その後もF1を観続ける方が、どのように好きなドライバーを乗り換えていくのか非常に興味深いですな。

 しかし、シューマッハが依然として最高のドライバーであることは間違いなく、チャンピオンシップ獲得にも強い意欲を持っています。そして、昨年は不振だったフェラーリも今年は復活を遂げて再び勝ち始めることも大いに考えられるため、今の時点ではまだ、シューマッハの引退は考えられませんな。

 僕ですら今年のチャンピオンを予想するなら、シューマッハを筆頭に挙げます。



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 パックン座椅子を買う
2006年01月07日(土)

 僕は1993年の大学1年の時から独り暮らしをしていますが、コタツを使っていたのは学生寮にいた93〜94年の2年間だけで、95年に学生マンションに移ってから、卒業して静岡に戻ってきて現在に至るまで、ずっとコタツはしまい込んでイスの生活をしていました。
 で、今年の夏に広い家に引っ越して和室が広くなったので、昨年末にコタツ布団を買ってきて、実に11年ぶりにコタツを出してみました。
 しかし、長年イスの生活をしていたので、背もたれがないと長時間あぐらをかいていることができなくなっていたので、今日はホームセンターに足を運び、座椅子を買ってきました。

 コタツを出しているのは冬の間だけだし、しまう時に収納スペースをとらないために、なるべくコンパクトなものがいいなあなどと思いながら探していると、とっても素敵な座椅子を見つけてしまいましたぞ!

 名付けて「パックン座椅子」!


これがパックン座椅子だ!



開くとこんな感じ


 丸い背もたれを「パックン」と倒せる低反発素材の座椅子です。可愛くてコンパクト、倒した背もたれの上にも座れちゃいます。座椅子ってなんだかあか抜けないデザインが多いですけど、これならインテリア的にも合格ですね。

 写真の色はオレンジとライムグリーンですが、昨年買ったコタツ布団が茶色系なので、僕はそれに合わせてダークブラウンとベージュの2色を買いました。
 座椅子としては、ゆったりもたれかかってラックラク。テレビを見るときやゲームをするときにおすすめです。ムギュ〜ッと沈んでしっくり落ち着く、低反発ならではの気持ちよさです。おしりにかかる重さを均等に分散していくので、長時間座っていても疲れにくいです。パックンと背もたれを倒せば、たっぷりと分厚いクッション状態。寄りかかっても快適だし、もちろんその上にのっかっても大丈夫です。好きなときに好きな形にしてリラックスできます。

 普通の座椅子は座る部分が平べったいものが多いので座椅子の上にクッションか座布団を敷かなくてはなりませんが、このパックン座椅子なら座る部分が厚いので、座った時に高さがあって、長時間あぐらをかいていても楽です。試しに2〜3時間この座椅子の上であぐらをかいて色々と作業をしたりしてみましたが、全然疲れなかったです。

 皆さんもパックン座椅子、いかがですか?値段も1つ2,980円とお手頃です。



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 古畑任三郎ファイナル
2006年01月06日(金)

 フジテレビが新春ドラマスペシャルと題して1月3日から5日まで3夜連続で放送した人気ドラマ「古畑任三郎ファイナル」ですが、何と3夜とも視聴率が20%を越えるというすごい反響だったようです。

 中でもシリーズ最終話となる、松嶋菜々子がゲスト出演し5日に放送された「第3夜 ラスト・ダンス」の平均視聴率は29・6%で、12年間にわたる人気シリーズの“完結編”として有終の美を飾りました。94年の放送開始から12年、3夜連続の20%超えという驚異的な視聴率で「古畑任三郎」が大団円を迎えましたね。

 3日に放送した石坂浩二と藤原竜也がゲストの「第1夜 今・甦る死」が21・5%(瞬間最高27・5%)、マリナーズのイチロー外野手が犯人役としてドラマ初出演した「第2夜 フェアな殺人者」は27・0%(瞬間最高29・6%)、そして5日放送の第3夜は平均29・6%と尻上がりに高騰していったようです。5日のクライマックス、22時37分には瞬間最高視聴率32・7%を記録したようですね。29・6%は「古畑任三郎」シリーズの歴代3位の記録だそうです。
 僕は「古畑任三郎」ファンなのでもちろん3話とも観ましたが、3話とも「ファイナル」と呼ぶに相応しい内容だったと思います。

 「第1夜 今・甦る死」は藤原竜也が殺人を犯し、その犯行がすべて藤原竜也の意志によるものだと思われていたのが、実は藤原竜也の相談相手の恩師である石坂浩二が巧妙に藤原を操っていたというどんでん返し!3夜連続の1日目で、しっかりと視聴者を掴んだという感じでしたね。

 そして何と言っても「第2夜 フェアな殺人者」は、あのイチローが犯人役として役者に挑戦とあって注目していましたが、初めての演技とは思えないほど堂々とした演技を披露し、彼が役者でも一流であることが証明されました。イチローはCMなどでもちょっとした演技はこなしていますが、本格的なドラマ出演はこれが初めて。イチロー自身が「古畑任三郎」の熱烈なファンだったことで制作側がオファーを出したところ、快く了承を得たのだそうです。イチローはこのドラマで本人役(マリナーズのイチロー内野手役)として登場したのですが、義理の兄がいるという設定で、その義兄を守るために殺人を犯します。その演技は非常に自然で、目力が田村正和に負けてなかったですね。無精髭も相まって、ポーカーフェースが犯人役にピッタリだったと思います。しかもセリフを完璧に暗記して撮影に臨んだようで、主演の田村正和も「役者の鏡だ」と絶賛していました。

 「第3夜 ラスト・ダンス」は、松嶋菜々子が1人2役に挑戦し、双子の妹が姉を殺害するという内容。ところが、捜査にやってきた古畑と部下の刑事でその殺害状況などを検証したところ、時間的に殺害は不可能であることが判明します。この巧妙なトリックが実は犯行のからくりを説き明かすカギになったのですが、何と実は妹が姉を殺していたのではなく、姉が妹を殺してなおかつ妹になりすましていたという結末……。いや〜最後まで予想だにしていなかった結末でした。

 新作がもう観られないのが残念です。またいつか復活して欲しいものです。



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 恒例の月間エンピツランキング
2006年01月05日(木)

 さあ今回もやってきました。恒例「月間エンピツランキング」の発表です。

 先月12月にVoiceは、皆さんご存じかと思いますが、12月分の投票が締め切られた1月1日の時点で12月14日付けで止まっていたわけですが、にもかかわらず88票も獲得して225位と好位置につけました。12月のVoiceでもっとも票を獲得した記事は、12月14日付の「範子と慶喜(その2)」でした。ちなみに最高順位と最多票獲得数はいずれも11月の202位(118票)です。

 過去のVoiceの月間エンピツランキングは以下の通りです。

   9月…269位(106票)
  10月…242位(112票)
  11月…202位(118票)
  12月…225位( 88票)
  ※約3000件中

 9〜11月に比べて得票数が減少してしまったのは、僕が更新を怠っていたので自業自得なのですが、それでも88票も獲得できるとは思っていなかったので驚きました。それからもっとも票を獲得した記事が「範子と慶喜(その2)」だったというのも意外でしたね。誰も読んでないかな〜なんて思っていたんですけどね。

 今月も相変わらずBarのレスと共にVoiceが滞っていますが、頑張って書き進めますので、皆さん、見捨てないでね!12月分も25日までは同時進行で書き進めていきますのでよろしくお願いいたします。



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 新年明けましておめでとうございます
2006年01月04日(水)

 2006年も、早くも4日が過ぎようとしていますが、皆様良い年末年始を過ごせましたか?僕は1日2日と出かけていましたが、早くも昨日3日から仕事初めでした。大晦日はずっとPRIDEを見ていまして、紅白歌合戦はまったく見ませんでした。ただ、お笑いは好きなので裏でやっていた「ネタの祭典」はHDDに録画して、年が明けてからは浅間(せんげん)神社という徳川家康ゆかりの静岡市ではもっとも大きな神社へ初詣に行き、甘酒を飲んで帰ってきました。で、その後録画してあった「ネタの祭典」を見始めたのですが、眠くなって途中で寝てしまいました。

 さて、Voiceは現在12月の分が14日までで止まっていますが、こちらは1月のVoiceと平行して、12月23日付まで書いていく予定なので、そちらの方もよろしくお願いします。12月24日から1月3日までは、年末年始休暇と言うことで、Voiceも例年通り“空白の期間”とさせていただきます。ご了承ください。

 それでは、今年もM−NESTをよろしくお願い申し上げます。



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