Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 仮説:F1ドライバーは見た目が大事?(3)
2006年03月04日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March11)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 昨日、一昨日のVoiceでは、F1ではイケメンやダンディなドライバーは実力も兼ね備えていて、F1で長く生き残ることができるという話をしたが、今日はその続きで、日本人ドライバーの場合はどうなのかというお話。初めに断っておくが、今回は実力うんぬんの話は置いておき、あくまで見た目を基準に推論を展開しているのであらかじめご了承いただきたい。

 1987年に日本人として初めてF1ドライバーに登り詰めた中嶋悟は、年齢的にF1ドライバーとしては遅咲きだったと言える。しかし、彼はそのいぶし銀の渋さがダンディズムに繋がり、また当時はホンダがF1にエンジンを供給していた時代で、ホンダのバックアップを受けてF1で5年間活躍するという幸運に恵まれた。

 続く鈴木亜久里は88年に日本人2人目のF1レギュラードライバーとなったが、見た目は賛否両論だとは思うが、イケメンともダンディとも言い難く、90年に日本人初の3位表彰台を獲得するも、そのF1キャリアは決して安泰だったとは言い難い。

 続いて92年にデビューした片山右京は、背は低いながら容姿は良く、しかもサムライのようなストイックさを持ち、実力派としても知られ海外でも高い評価を受け“カミカゼ右京”という異名をとった。彼のF1キャリアは6年だが、彼は97年シーズンの中盤に自ら引退を表明しており、もし彼に現役を続行する意志があれば、もっとF1キャリアは長かっただろうと思われる。94年にタイトルを獲得したベネトンからオファーを受けていた(在籍していたティレルへの恩義からオファーを断った)ことを考えても、F1関係者からもその実力を認められていたことは明らかだ。

 この後野田秀樹や井上隆智穂がF1に進出しテストドライバーやリザーブドライバーとなるが、いずれも容姿に恵まれず、レギュラーシート獲得には至らなかった。

 そして、歴代の日本人ドライバーとしては現時点では最もイケメンだったと言われる、中野信治が97年に日本人4人目のレギュラードライバーとしてF1にデビューした。ところが、彼はイケメンにもかかわらず実力が伴わず、わずか2年でレギュラーシートを失ってアメリカ行きを余儀なくされてしまった。
 中野のデビューした翌年の98年には高木虎之助も登場するが、彼もまた容姿には恵まれず、翌年の99年シーズンを最後に、中野の後を追うようにアメリカへと渡った。

 このように、ヨーロッパ文化の強いF1において日本人ドライバーは、まだまだ“よそ者”といった印象が強く、例え中野信治ほどのイケメンだったとしても、中嶋悟や片山右京のようなストイックさがない限り、なかなか下位チームから脱出してF1で長らえることは容易なことではないのである。

 ちなみに、同じアジア圏である初のマレーシア人ドライバー、アレックス・ユーンも容姿には恵まれていたが、やはり実力が伴わず、たった1年でF1シートを失った。

 そして登場したのが、佐藤琢磨である。

 佐藤琢磨は、パツキン好みの女性日本人F1ファンとしてはパッとしないかもしれないが、少なくともその容姿は男の僕から見れば恵まれていると思うし、個人的には中野信治に次ぐイケメンだと思う。実際海外ではかなり人気があるようだ。しかもVoiceでも再三に渡って言い続けているように、琢磨は今のF1で忘れられていたファイティングスピリッツを再び呼び覚ましたドライバーであり、日本人であるということを超えて、現在のF1では必要不可欠な存在であることは間違いない。
 残念ながら琢磨はそのアグレッシブさゆえにミスも多く結果を残すことができず、昨年限りでトップチームのBAR・ホンダ(現ホンダ)から放出されてしまったが、そのことでホンダが日本のF1ファンから抗議が殺到し、事実上琢磨のために新しいチームが創設されるまでに発展した。

 佐藤琢磨が、F1界での日本人ドライバーの価値観を変える存在であることは間違いない。もしかしたら近い将来、日本人初のグランプリウィナーになるかもしれない逸材なのである。
 彼のF1レギュラードライバーとしてのキャリアは今シーズンで4年目。是非とも歴代日本人ドライバーの最長F1キャリアを更新してもらいたいものである。



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 仮説:F1ドライバーは見た目が大事?(2)
2006年03月03日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March11)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 昨日のVoiceでは、ブサイクなドライバーはF1の世界で長生きできない、そして息の長いドライバーやワールドチャンピオンになるドライバーはイケメンやダンディなドライバーが多いというところまで述べたが、今日はその続きで、なぜそうなのかというお話。無論、仮説を唱えるからにはそれなりの根拠がある。

 まず、イケメンやダンディなドライバー、すなわち見た目が良いドライバーは、それだけで人気が出てファンも増え、それによってスポンサー獲得も容易になる。そしてチームにとっては、ドライバーの実力だけでなく人気も大事な要素となってくる。巨大なマーケティングの舞台となっている今日のF1界では、人気のあるドライバーを起用することでスポンサーも多く獲得することが出来るため、より多くのチーム資金を得ることが出来る。それゆえ、イケメンかダンディなF1ドライバーは、F1に長く生き残ることが出来るのである。

 しかし、いくら見た目が大事であるとはいえ、やはりF1はスポーツであり、基本的には実力主義であることには変わりない。しかもその世界最高峰のモータースポーツであるF1でワールドチャンピオンになるには、さすがに見た目だけではどうにもならないのも事実である。

 では、なぜワールドチャンピオンにイケメンやダンディが多いのか。

 もちろん先に述べたように、スポンサーの機嫌を取るという意味で、チームがより人気のあるドライバーを優遇することで、チーム内で優位な立場に立てるというメリットもある。しかし、ただトップチームに在籍していて見た目が良く人気も高いと言うだけでは、やはりワールドチャンピオンになることは出来ない。

 結論を言おう。見た目の良いドライバーは、実力も備わっているのだ。

 現在のF1界の“名手”“実力派”と言われるドライバーにイケメンが多いのを見ても、それはすでに実証されている。それは決して「強いドライバーはかっこよく見える」的なものではなく、F1ドライバーとしてみなくても、その辺を歩いているだけでもイケメンであるというドライバーがほとんどである。

 僕が思うに、生まれつき容姿に恵まれたドライバーたちは、レーサーとしての実力以前に、それまでの人生自体で優位な立場にあり、自信に満ちあふれているからではないだろうか。つまり、幼少時代からいわゆる“勝ち組”人生を送ってきたため、自分の中に確固たる自信を確立しているのである。そして、自信に満ちあふれた者は、得てして物事を前向きに、建設的に考えることが出来るため、向上心やひたむきさが向上し、結果的に才能を伸ばしていくことができるのだ。

 要は、結局カッコイイドライバーは、実力も兼ね備えているのである。

 では、日本人ドライバーはどうだろうか。それはまた明日のVoiceで。



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 仮説:F1ドライバーは見た目が大事?(1)
2006年03月02日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March11)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -9days


 現役のトップチームに在籍しているF1ドライバーや、歴代のF1ワールドチャンピオンを見てみると、ほぼイケメンかダンディな顔ぶればかり揃っているように思う。今シーズンのレギュラードライバーでは、ホンダのジェンソン・バトンを筆頭に、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)、ジャン・カルロ・フィジケラ(ルノー)、キミ・ライコネン(マクラーレン)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)、マーク・ウェバー(ウィリアムズ)、ニコ・ロズベルク(ウィリアムズ)、ニック・ハイドフェルド(レッドブル)……上位チームにこれだけのイケメンたちが揃っているカテゴリーも珍しい。

 歴代のF1ワールドチャンピオンを紐解いてみると、昨シーズンは個性的な容姿のフェルナンド・アロンソ(ルノー)が史上最年少のチャンピオンに輝いたが、2004年までの近代では、ミハエル・シューマッハ、ミカ・ハッキネン、ジャック・ビルヌーヴ(かつてはイケメンだった)、デーモン・ヒル(賛否別れそうだが男前と言うことで)、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、アイルトン・セナ、ネルソン・ピケ、ケケ・ロズベルグと、1985年からの20年間ではいずれもイケメンかダンディなドライバーがチャンピオンに輝いている。

 一方、イケメンでもダンディでもない中途半端なドライバーは、だいたいF1の世界で長生きできないという印象が強い。無論中にはパッとしない顔のドライバーでもF1の世界に生き残り、そのうち味が出てくるドライバーもいるが、そう言うケースはとても運が良いまれなケースだと言っていいだろう。
 例えば、昨年限りで消滅してしまったミナルディ(現トロ・ロッソ)やジョーダン(現ミッドランド)、あるいは4年前に消滅したアロウズといった下位チームからデビューした歴代ドライバーのうち、マルク・ジェネ、ガストン・マッツァカーネ、ジャスティン・ウィルソン、エンリケ・ベルノルディ、そしてナイレン・カーティケアンといった見てくれが良いとは言えない(こらこら!)ドライバーたちは、わずか1〜2年であっという間にレギュラードライバーの座から転げ落ちてしまっているのである。

 ワールドチャンピオンに至っては、先も述べたように過去20年間イケメンかダンディなドライバーがその地位に登り詰め、昨年のアロンソは1984年のニキ・ラウダ以来の例外と言うことになる。昨年意外にもアロンソと同じマシンに乗るF1界切ってのイケメンでなおかつ実力派であるフィジケラがタイトルを獲れなかったのは、チーム代表のフラビオ・ブリアトーレがアロンソのマネージャーだったことと、フィジケラの元々のツキのなさが影響していると考えられるが、長年トップチームに在籍していたルーベンス・バリチェロ(6年間フェラーリに在籍)やデビッド・クルサード(9年間マクラーレンに在籍)が結局ワールドチャンピオンになれなかったのは、容姿を見れば納得できてしまうのである。ワールドチャンピオンになれるレベルではなかった、と。

 つまり、F1で生き残るためには、そしてワールドチャンピオンになるためには、アロンソのように相当運や実力がない限り、イケメンかダンディであることが必須条件であるということになるのだ!考えてもみなさい、仮に実力があったとしても、ナイレン・カーティケアンやマルク・ジェネがワールドチャンピオンになった姿など想像できるだろうか?

 なぜブサイクな(言っちゃった!)ドライバーはF1の世界で長生きできないのか、そしてなぜ息の長いドライバーやチャンピオンになるドライバーはイケメンやダンディなドライバーが多いのか。それは明日のVoiceで述べることにしよう。



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 スーパーアグリ、新カラー&空力パッケージ
2006年03月01日(水)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -6days


 先週のバルセロナ合同テストで待望のF1マシン1号機をデビューさせたスーパーアグリ・フォーミュラ1が、現地時間の2月28日にシルバーストーンでもテストをおこない、新しいカラーリングと空力パッケージを施したSA05を披露しました。
 バルセロナではホワイト一色でしたが、新しいカラーリングは赤いラインが目立ち、サマンサタバサのスポンサーロゴが加わっていました。

 ところが、あいにくこの日は雪のため思うように走行できず、事実上ほとんど新空力パッケージを試すことができずにテストを終了し、マシンはそのまま来週開幕するF1開幕戦の舞台バーレーンへと空輸されることになります。

 今回のテストは、開幕前に新しい空力パッケージを試す唯一の、そして最後のチャンスだっただけに、天候に祟られてしまったのは痛いですね。琢磨も井出くんも揃って今回のテストに参加したのですが、マシンの特性はほとんど把握することはできなかったと思われます。

 まさに開幕戦はぶっつけ本番ですが、頑張って欲しいですね。



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 西田健も大幅リニューアル!
2006年02月28日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 西田健さんと言えば、1945年6月24日、岡山県生まれのベテラン俳優。早稲田大学文学部中退。劇団「雲」を経て、演劇集団「円」に。研究生時代から、テレビドラマに出演し、「帰ってきたウルトラマン」「キイハンター」「Gメン’75」「特捜最前線」「太陽にほえろ」はじめ、数多くのドラマ、映画に出演しエリート役、犯人役、プレイボーイ役など、さまざまなタイプの役柄をこなし、ドラマでは欠かせない名脇役の地位を確立していますが、昔から二枚目俳優のイメージが強かった西田健さんが、僕の知らないうちにいつの間にか大幅にリニューアルしていたんですねえ!

 夕刊フジの記事で目にしたのですが、キレのあるシャープで精悍な顔つきに、黒々としたヘアースタイルがトレードマークだった西田健さんが、何といつの間にかハゲ頭に!西田健さんは実は今までずっとカツラを愛用していたのです!いや〜驚きました!


劇的!ブフォーアヒョー


 西田健さんが初めてカツラをとったのは、2004年10月にテレビ朝日で放送された「新・京都迷宮案内」というドラマシリーズで、新聞社の社会部長という役柄。ご本人のインタビューによると、共演者は橋爪功や野際陽子といった先輩方で、しかしドラマの中では西田さんが上司役なので、「諸先輩を前にどんな芝居をしようか」と撮影所のイスに座ってボーっと空を眺めながら考えていたら、ふと「そうだ、ハゲでやろう!」とひらめいたのだそうです。しかもその日は天気の良い日だったそうです。

 西田さんは、かねてからきっかけがあったらカツラを取ろうという考えはあったようなのですが、今までは西田さんに来る役が「二枚目風」ばかりで、新しい役のときには、監督にどんな頭がいいか一応聞いたりしていたようなのですが、「いつものカンジでいいんじゃない」などと言われて、返ってカツラを取るきっかけをなくしていたそうです。

 昔はヒーローやいい人の役が多かったという西田さんですが、最近ではむしろ悪役が多く、クセのある役が印象深いですね。ドラマには主人公がいて、当然それに対峙する悪役が必要なわけで、西田さんはそういった嫌われ役とも言える悪役を見事に演じてドラマを引き立てています。
 ただ、今まではカツラをしていたので悪役として引き立っていましたが、カツラを取ったことで愛嬌のあるイメージに変わったので、今後は悪役から、もっと温かい、温厚な役などが増えてくるのではないかと思っています。

 役者さんって、役さえくれば何にでもなれるのが良いですねえ。



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 トリノオリンピック閉幕
2006年02月27日(月)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 トリノ冬季オリンピックは26日、当地のオリンピック競技上で閉会式を行い、17日間の熱戦に幕を下ろしました。今回の日本のメダル獲得数は、フィギュアスケートでアジア初のオリンピック金メダリストになった荒川静香の1つに留まりました。冬季オリンピック日本代表のメダル数は98年長野大会の10個を最高に前回ソルトレーク大会は2個。そしてついに荒川の金1個。日本オリンピンク委員会(JOC)では「五輪のスリム化」に着手することになったそうです。
 今回金メダルに次ぐ成績が4位入賞で、何と5種目が4位。これが、今回の日本選手団の「メダルまであと一歩届かず」というメダルへの壁を象徴しているようですね。

 今回のトリノオリンピックでは新種目が6種目も登場し、日本選手団としてもそれらの新種目に初の代表選手を送り込んだのですが、やはり気候や環境的にも恵まれた欧米の選手たちに、その実力差を見せつけられてしまう結果となってしまいました。
 また、長野オリンピックでは大活躍した日本のジャンプ勢ですが、こちらはルールが大幅に変わってしまい、身長によってスキー板の長さが決められることになり、本来スキー板が長ければ長いほど浮力を得て遠くまで飛べるジャンプで、欧米の選手に比べて背が低い日本人選手は不利になり、結果を残すことができませんでした。

 ただ、それでも今回のオリンピックでは、メダルの数に関係なく、すべての選手が「メダルへの期待」というプレッシャーを背負いながら、そして多くの選手は「オリンピック初出場」という緊張感と戦いながら、よく頑張ってくれたと心から思います。
 JOCとしては、「出るからにはメダルを狙う」という名目があるわけで、今回の結果を非常に重く受け止めているようですが、そもそもオリンピックというものは、結果も大事ですが、何より「参加することに意義がある」と思うんですよね。だからメダルに届かなかった選手たちに「メダルが取れなくて悔しかった」ならともかく「メダルが取れなくて申し訳ない」と言わせてしまうのは、あんまりだと思うんですよね。選手たちには、メダルのことは意識せずに、のびのびと戦わせてあげたいですよね。そう言う意味では、JOCを初めマスコミやメディアが否応なしにメダルメダルと騒ぎ立ててしまうのはどうかと思いました。そのことが逆に、今回の結果に表れたのではないかとも思います。

 もちろん獲得した荒川静香選手の金メダルは素晴らしかったですし、その美しい演技に感動しました。しかし、その他の選手たちも、結果はどうあれ胸を張って日本に凱旋して欲しいですね。オリンピックに出場すると言うことだけで凄いことなのですから。



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 Widgetの時代が来る!……かもしれない
2006年02月26日(日)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -9days


 また9日遅れに逆戻り……。

 MacOSXに新たに加わった機能に「Dashboard」というものがあるのですが、この機能はファンクションキーを押すだけでデスクトップ上に現れる半透明のレイヤーのことで、このレイヤー上に、「ウィジェット」と呼ばれるJavaスクリプトで作られた新しいタイプの単機能アプリケーションを複数表示して、ちょっと楽しんだり、便利な機能を使うことができます。
 ウィジェットは、MacOSX純正のものでは世界時計やカレンダー、アドレスブックをチェックしたり、計算機やスティッキーズ、天気予報、翻訳、単価換算、航空機確認などを利用できます。また、計算機、iTuneの再生コントロール、アドレスブックを使った住所検索など、よく使う機能に手際よくアクセスするのにも役立ちます。
 ウィジェットは簡単なカスタマイズも可能で、スティッキーズのメモの色を変えたり、世界の都市の時間をチェックしたり、株式を選択して株価をチェックしたり、にわか雨、雷、澄んだ夜空など、世界各地の現在の天気を確認したりすることができます。


MacOSX標準のWidget


 で、このDashboardには、MacOSX純正のウィジェットだけでなく、クリエイターたちが作成したオリジナルのウィジェットも表示することができ、アップルのサイトからそれらのオリジナルウィジェットを無料でダウンロードできるので、インストールすればすぐに使えるようになります。
 アップルのサイトでは、カテゴリー別に分かれて100種類以上のウィジェットが公開されているのですが、その機能は実にバラエティに富んでいて面白いんです!

 例えば僕が目を惹いたのは、グラフィックが美しい3Dのシューティングゲームができるウィジェット、月の満ち欠けを表示するウィジェット、今日から指定した日までの日数を表示するウィジェット、天気図や衛星写真などを表示するウィジェット、日本国内の天気予報を表示するウィジェット、地球上の最新の地震情報をできるだけリアルタイムに表示するウィジェット、地球の日照範囲を表示するウィジェット、現在放送中のテレビ番組を一覧するウィジェット、最新の映画ランキングを表示するウィジェット、iTuneミュージックストアのアルバムランキングを表示するウィジェット、iTuneで演奏中の曲の歌詞を表示するウィジェット、世界の人口を数えるウィジェット、電話番号の検索を行うウィジェット、2ちゃんねる検索ができるウィジェット、道路交通情報をアクティブに表示するウィジェットなど、ありとあらゆる機能がDashboardに表示したウィジェットで簡単に使えるようになるのです。

 中でも凄いと思ったのは、Webカメラのウィジェットです。これらは各地に設置されたWebカメラの映像を映し出すウィジェットで、現在公開されているものではニューヨーク5番街49丁目、カリフォルニア海岸、イエローストーン国立公園、ワシントン海岸、アメリカ東海岸、五大湖地方、西海岸、オレゴン海岸、香港などの現在の画像を観ることができます。もちろん音は出ませんし映像も静止画が数秒ごとに更新されるというものですが、通行人やクルマなどがコマ送りで移動していたりして、各地のライブ映像を見ることができるというのがなかなか興味深いです。しかも無料で。もしこれらのWebカメラの前で犯罪や事故が起こったら、目撃者になってしまうかもしれませんな。
 このウィジェットという小さなアプリケーションは、Javaスクリプトに詳しいデベロッパーなら簡単に作ることができるようなので、今後さらにウィジェットが増えていくのではないかと思っています。

 僕は今のところ使えそうなウィジェットや面白いウィジェットは手当たり次第ダウンロードしてインストールしてありますが、とりあえず実用的な英和辞書、世界時計、日めくりカレンダー、カウントダウンカレンダー、iTuneストアと劇場映画のランキング、天気予報、天気図、タイマー、ストップウォッチ、月の満ち欠け、テレビ欄、Google検索などのウィジェットを表示させるようにしています。暇なときはカリフォルニア海岸かどこかのWebカメラを表示させて、ぼーっと眺めていようかなと思っています。

 このウィジェット、今後絶対スタンダードになっていくと思うんですけどねえ。



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 シルバ、ついに走行距離50,000km到達
2006年02月25日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March3)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 2001年の2月23日に納車された愛車S2000(通称シルバ)ですが、ちょうど6年目に突入した今月23日に、ついに走行距離が5万kmに到達しました!

 5年かけて5万kmというのが早いのか遅いのかはよくわかりませんが、仕事が忙しくてなかなか乗れませんからねえ。1週間まったく乗れなかったこともありましたし、自宅周辺を走るだけというのがほとんどで遠出もあまりできませんでしたから、やっぱり5万kmは長かったですね。

 最低でもこのクルマに10年以上は乗り続けていたいと思っているのですが、このペースで行くと、10万kmに到達するのは5年後になりそうですな。まあマイレージを伸ばしたいわけではないし、より長く乗ろうと思ったら、急いでたくさん走る必要もないんですけどね。

 ただ、もう少し頻繁に乗って、遠出もたくさんしたいですね。

 いずれ「S2000ニュース」を再開したときに記事にできるように、デジカメでマイレージ表示を撮影しておかなくては。……って、いつ再開できるんだろう。Voiceも全然追いつけないし、Barのレスも溜まってるし、おまけにもうすぐF1も開幕するからレポートも書かなくてはいけないし、そろそろ「マツダイラ」の新作も準備したいし……。

 このサイト、止まっている企画多いなあ……。



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 スーパーアグリ、佐藤琢磨が再びドライブ
2006年02月24日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March3)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 スーパーアグリ・フォーミュラ1は現地時間の23日、バルセロナでの3日間にわたるテストを終了しました。最終日は佐藤琢磨が58周を走りこんだそうです。曇りながらもドライコンディションのこの日、琢磨は58周を走行し、1分19秒774のベストタイムをマークし、バルセロナでのテストを締めくくりました。チームは来週シルバーストンでテストを再開する予定です。

 チームは今回のテストで多くの目的を達成することができたといえるでしょう。テスト前には誰も想像できなかったほどの成果を上げることができたと思います。特にエンジンにはトラブルがなく、デビュー戦では信頼性を持って戦えそうです。
 チーム側も「多くのシステム関係の問題も解決できた。3日目午前中には、マシンが信頼性を発揮してくれたので、パフォーマンス評価のための作業を行うことができた。バーレーン用のブリヂストンタイヤの評価も行い、満足いくチョイスができたと思う」と今回のテストを評価していました。

 今回1分19秒台に入れてきた琢磨ですが、昨年のスペイングランプリのレース最速タイムはジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)がマークした1分15秒641で、約4秒差ということになります。13位完走したジョーダン・トヨタのナレイン・カーティケヤンが1分19秒734ですから、完成して3日目のSA05で早くも琢磨はほぼ同レベルまで到達してしまったことになります。
 ちなみにこの日はホンダのジェンソン・バトンがV8−2.4リッターエンジンで1分13秒935という驚異的なベストタイムを叩き出し、昨年開幕前にアロンソがV10エンジンで記録した1分13秒967を破りました。

 スーパーアグリの当面のライバルとなるであろう、同じブリヂストンタイヤを使うミッドランド・トヨタのクリスチャン・アルバースが1分17秒142でその差は2.645秒。走り始めたばかりの暫定マシンで3秒以内は、なかなかいい感じではないでしょうか。
 今シーズンの規定に対応した新空力パッケージを2月28日のシルバーストンサーキットで試すので、開幕前のテストチャンスがもう1度あるということになります。そのあとにバーレーンに向けてマシンを送り込む予定で、レースカー2台とスペアカー、スペアパーツなどを揃えて開幕戦の木曜に公式車検、金曜からいよいよフリー走行へと挑んでいくことになります。

 今回のSA05のテストを見てみてみると、思っていた以上にマシンの仕上がりは良いようですね。4年落ちのアロウズA23の改良型で、しかも暫定パッケージでここまで短時間でこれほどまで仕上げてこれると言うことは、シーズン途中から投入されるオリジナルマシンSA06は、ホンダの技術が相当反映されており、なおかつ現在テストでトップタイムを連発して信頼性もピカイチのホンダチームと同スペックのエンジンを搭載するので、ひょっとしたらデビューシーズンからそこそこポイントを獲得できるんじゃないかと期待してしまいます。何と言ってもホンダエンジンの信頼性が優れているというのが強みですな。

 そして、今シーズンは琢磨も晴れてチームのエースドライバー。昨年まではセカンドドライバーだったので、より優れたパーツやエンジンやマシンはすべてチームメイトに優先権がありましたが、今年からは琢磨がナンバーワン待遇。昨年までのように琢磨ばかりにトラブルが続出するなんてこともなくなるのではないでしょうか。

 ……まあ、2台揃ってトラブルというのは多そうですが……。



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 スーパーアグリ、井出が初ドライブ
2006年02月23日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March1)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 バルセロナ合同テスト2日目を迎えたスーパーアグリ・フォーミュラ1は、昨日の佐藤琢磨に代わってルーキーの井出有治がSA05のステアリングを握り、順調に周回を重ねました。

 イギリスの空港でストレートのみの初期テストを経験したものの、これが実質的にF1初ドライブとなる井出でしたが、大きなトラブルも無く、比較的順調に電気系、制御系のシステムチェックを中心としたプログラムを消化しました。
 井出はコンスタントに走行を続け、ギヤボックスの制御系トラブルで最終コーナー手前にマシンを止めるまでに計43ラップを消化し、この日のベストタイムは39周目にマークした1分24秒455でした。

 ちなみにこの日のベストタイムはマクラーレンのキミ・ライコネンがマークした1分15秒223。予選セッションでの110%ルール導入が噂されていて、明日FIAが結論を出す予定だそうですが、スーパーアグリにとってシーズン序盤は、この110%ライン突破が最初の目標となりそうですね。
 現時点ではトップタイムからは約9秒差、当面のライバルであるミッドランドと比べても4.5秒落ちですが、暫定マシンでこのタイムならまずまずでしょう。

 まだたった1台しかないSA05を、1日目は経験がある琢磨がドライブし、2日目は新人の井出がドライブしたわけですが、井出は1周でも多く走りたかったでしょうが、いくつかのマイナートラブルが発生してしまい、今回の走行ではレースディスタンスに及ばない200kmの走行に留まりました。しかし井出にとっては初めてF1サーキットでF1マシンを走らせるという感覚はある程度掴めたのではないでしょうか。
 
 チームは今日1日、井出のドライブでテストを続け、明日の3日目は再び琢磨へとドライバーをスイッチする予定のようです。明日は琢磨がドライコンディションでどこまでタイムを延ばしてくれるか注目しましょう。



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