Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 モントーヤ急転直下の引退!代役はデ・ラ・ロサ!
2006年07月11日(火)

 昨日お伝えしたF1マクラーレンチームのコロンビア人ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤの来季NASCAR転向のニュースですが、今日は一転して、モントーヤがF1から即時引退することが明らかになりました!マクラーレンは今週末におこなわれるF1第11戦フランスグランプリから、モントーヤに代わってサードドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサをセカンドドライバーに起用することを発表しており、事実上モントーヤは前戦アメリカグランプリがF1での最後のレースとなるようです。

 マクラーレンのロン・デニス代表は「モントーヤは間違いなくエキサイティングなドライバーで、とてもナイスな人間。彼がNASCARでも成功を収めることは間違いないものと確信している。今彼の周囲には様々なことが起こっており、彼自身のために、将来に向けて準備する時間を持ったほうがいいとの結論に達した」と、モントーヤの即時引退は“解雇”という形ではなく、両者の合意であることを強調しました。

 このロン・デニスのコメントによれば、あくまでモントーヤがNASCARという新天地でチャレンジするということで、その準備期間があった方がよいだろうと言うことで、モントーヤとのドライバー契約を解除してモントーヤを解放したという好意的な見方ができますが、さすがはプロフェッショナルで完璧主義のロン・デニスらしいなと思ってしまいました。

 ロン・デニスとしてみれば、モントーヤはチームに何の相談もなく自ら突然NASCARへの転向を決断したわけですから、F1の世界に見切りを付けて新しい挑戦に胸を膨らませているモントーヤがF1今シーズンの残りのレースに走っても、それはすでにタイトル争いとは無縁のモントーヤにとって消化レースでしかなく、モチベーションも下がりいい結果を出すことなどできないと考えるでしょう。そう言う意味で、もはやF1に何の未練もないモントーヤから、年齢はだいぶ上でも、レギュラーシート獲得のチャンスを狙っていてやる気十分のデ・ラ・ロサに即時交代させたことは、賢明だったかもしれませんね。

 またモントーヤとしても、この一見契約違反による更迭にも見える今回の引退劇が、計算の内だったのではないかという見方もできますね。モントーヤもすでにF1よりもNASCARに魅力を感じているわけですから、早くアメリカに渡ってNASCARの新チームに合流したい思いでしょう。だからこのシーズン真っ只中という時期に突然NASCAR行きを発表し、それによってマクラーレンから更迭されることになるのは、むしろ望むところだったのではないでしょうか。

 いずれにせよ、ロン・デニスとしては今シーズンなかなか結果を残せずやる気が感じられなかったモントーヤを下ろし、代わりにやる気十分のデ・ラ・ロサをセカンドドライバーに起用したかったでしょうし、モントーヤとしてもできることなら今すぐにでもNASCARに乗りたいでしょうから、双方の利害が一致したということになりますね。
 また、マクラーレンにエンジンを供給しているメルセデスも、実はモントーヤの乗る予定のダッジがクライスラー製で姻戚関係にあり、親会社であるダイムラー・クライスラーの計らいで、モントーヤにいち早くNASCAR搭乗へのチャンスを与えたいという思惑もあるようです。

 う〜ん、実によくできた話ですな!

 さて、次戦フランスから急遽モントーヤに代わってセカンドドライバーとしてレースに出場することになったペドロ・デ・ラ・ロサですが、彼はフォーミュラ・ニッポン王者という肩書きを持って99年にアロウズからF1デビューを果たし、非力なアロウズでのデビュー戦でいきなりの入賞するなどの活躍を見せ、01年にはワークスチームのジャガー移籍を果たしました。しかしジャガーで2年の在籍後シートを失い、現在はマクラーレンのテストドライバーを務めています。
 昨年のバーレーングランプリでは、負傷したモントーヤの代役としてレースに出場し、予選8番手、決勝5位、ファステストラップも記録する活躍を見せました。
 デ・ラ・ロサは現在35歳のスペイン人で、2003年からずっとマクラーレンのテストドライバーを務め、もっともMP−4/21で走り込んでいるので、誰よりもMP−4/21を知り尽くしていると言っても過言ではないでしょう。その点ではデ・ラ・ロサはモントーヤの代役としては打ってつけだと言えるでしょうね。

 ただし、来シーズンはルノーからフェルナンド・アロンソが移籍してくることがすでに決まっており、さらにそのチームメイトには現在GP2に参戦している21歳のメルセデスの育成ドライバー、ルイス・ハミルトンが起用されることが予想され、デ・ラ・ロサのマクラーレンでのレギュラーシートは今シーズン限りだと言えるでしょう。
 デ・ラ・ロサとしては、来シーズンのレギュラーシートを得るために、フランスグランプリでの復帰戦で、何とか好成績を挙げてチームにアピールしたいところですね。



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 F1、モントーヤ何と来季はNASCARに転向!
2006年07月10日(月)

 F1で非常に驚くべきニュースが入ってきました。何と現在マクラーレン・メルセデスに所属しているコロンビア人ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤが、来シーズンからアメリカのNASCARに転向することが明らかとなったのです!
 NASCARとは、四輪市販車をベースに改造を施した車両(ストックカー)のレースであり、主に北米大陸で行われる独自のレースカテゴリーで、ロードコースではなく楕円(オーバル)型をしたオーバルコースを走る点で、日本やヨーロッパのレースとは大きく異なっています。
 エンジン供給はアメリカのビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)ですが、2004年からトヨタがこれに加わっています。

 モントーヤはウィリアムズの契約下で99年からアメリカのCARTシリーズに参戦し、初年度でチャンピオンを獲得するなど才能を発揮しました。また2000年にはインディ500も制覇し、翌2001年にウィリアムズからF1デビューを果たしました。そのCART時代に在籍していたチームがチップ・ガナッシで、来季から参戦するNASCARも、同じチップ・ガナッシからのデビューとなり、モントーヤは古巣に戻る形となります。

 F1のストーブリーグは、現在モントーヤが在籍しているマクラーレンは、来季ルノーのフェルナンド・アロンソが移籍することがすでに決まっており、現在モントーヤのチームメイトであるキミ・ライコネンは来季別のチームへ移籍することが確定的とされています。しかしマクラーレンは来季モントーヤをチームに残留させることを視野に入れていないため、モントーヤもまた他のチームへ移籍するものと思われていました。
 ところが、モントーヤは今回、来シーズンも別のチームでF1の世界に留まることよりも、NASCARという新天地への転向を決断したのです。

 モントーヤは2001年から2004年までウィリアムズに在籍し5勝を挙げ、昨シーズンからマクラーレンに加わり2勝を挙げました。シリーズランキングはデビューシーズンが6位、その後2002年3位、2003年3位、2004年3位と常にトップ争いを演じてきた実力者で、デビューシーズンからしばしば王者ミハエル・シューマッハを脅かす走りを見せていました。
 マクラーレンに移籍後は2勝を挙げるものの、チームメイトであるキミ・ライコネンの後塵を拝すことが多く、血気盛んな性格が規律を重んじるマクラーレンの空気に合わなかったとも言われ、結局最後までマシンにもチームにもなじむことができないままチームを去ることになりそうです。

 ただ、上記のようにモントーヤが実力者であることに変わりはなく、年齢も30歳ともっとも脂が乗っている時期であり、彼が今後もF1で成功することは十分可能であることは言うまでもありません。また、古巣ウィリアムズから来季のオファーがあったとも噂されており、成長著しいレッドブルも興味を示していたことを考えても、モントーヤのNASCAR移籍という決断は、“来季のシートがなくなったから”と考えるにはあまりにも早すぎる決断だと思います。

 従ってモントーヤは、自らの興味関心でF1に見切りを付け、NASCAR行きを決断したのではないかという憶測がもっとも現実的であると言えるでしょうね。モントーヤはCART時代からベテランドライバーに臆することのない態度を表に出しており、回りの雑音などどこ吹く風といった感じで常にマイペースを貫いてきましたから、F1でもミハエル・シューマッハ、ジャック・ビルヌーヴ、ラルフ・シューマッハ、キミ・ライコネンなどとしばしばいざこざを起こしたりもしました。「コロンビアの暴れん坊」にとって、現代F1の“上品な”世界は性に合わなかったのかもしれませんね。
 
 特にミカ・ハッキネンやジャン・アレジがいなくなってからのF1は、非常に生ぬるくて反吐が出るほどお上品な走行会と化してしまっていますからねえ……。

 僕としてはモントーヤのF1離脱は非常に残念でなりませんが、まあモントーヤはやはり、荒々しいアメリカンモータースポーツ、それも白熱したバトルが繰り返されるオーバルレースが似合っていると思いますね。モントーヤにはNASCARで、その本来持っているアグレッシヴな走りを遺憾なく発揮してもらいたいものです。



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 ドイツW杯決勝、イタリアがフランス破り優勝
2006年07月09日(日)

 サッカードイツW杯の決勝が日本時間の10日午前2時から始まり、イタリアがPK戦の末にフランスを破り、通算4度目のW杯優勝を手にしました。これは最多の5回優勝のブラジルに次ぐ快挙です。

 フランスは前半、ジダンのPKで先制しましたが、すぐにマテラッツィのゴールで同点に持ち込まれました。両国は1−1のまま後半に折り返しますが、決着が着かず延長戦へ。その延長戦でも両国とも勝ち越し点が挙げられない中、延長戦後半にマテラッツィに刺激されたジダンが何と頭突きでマテラッティを倒すという反則を犯し、現役として最後の試合をレッドカードの一発退場という最悪の形で終えることになってしまいました。
 試合は延長戦を含めた120分間を戦っても決着は付かず、PK戦に突入。イタリアはピルロ、マテラッツィ、デ・ロッシ、デルピエロ、グロッソの5人が全員決めましたが、フランスは2人目のトレゼゲがシュートをクロスバーにはじかれ、これが勝敗を決しました。

 イタリアは優勝にふさわしい戦いぶりを見せたと思います。キーパーのブッフォンを初めとした鉄壁の守りが今大会を通じて光っており、決勝戦では前半にPKによる失点を喫しましたが、その後もあきらめずに反撃し、ボールを支配して、フランスのマークをことごとくかわしていきました。この勢いでイタリアは前半19分、ピルロの蹴ったコーナーキックに、マテラッツィが頭で合わせてボールをたたき込み、同点に持ち込みました。

 このイタリアの同点弾によってフランスに火がつき、その後フランスは見事なパスワークを見せて果敢にゴールを狙い、後半はフランスの一方的な攻撃に終始しましたが、ブッフォンがスーパーセーブを見せてフランスのゴールを阻みました。そして延長戦、フランスの優位は変わらなかったのですが、両国とも得点を挙げられず迎えた延長戦後半5分、フランスの主将ジダンは、マテラッツィに侮辱されて張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、突然相手の胸に頭突きを与えて倒してしまいました。これでジダンは一発退場、ビエイラも負傷で交代していたフランスは、キーパーソンのジダンを欠き、後のPK戦に欠かせないキッカーを失ってしまったことになります。

 結局これが大きく勝敗を左右し、フランスはPK戦の末にイタリアに破れ、目の前にあった優勝を逃してしまうこととなりました。一方のイタリアは、1994年のW杯決勝でブラジルにPKで敗れ、ユーロ2000でもフランスにPKで敗れた無念をここで晴らしたことになります。イタリアの優勝は1934年、1938年、1982年に続いて4度目となります。

 何という大波乱の決勝戦でしょうか。まさかこのW杯を最後に現役を引退するジダンが、その最後の花道を退場という後味の悪い結果で終えてしまうとは……。しかし、ある意味こういった幕切れも、ジダンの波乱の選手人生を凝縮していたような気がします。
 一度はフランス代表から退いたジダンですが、チームのために代表に復帰し、フランスの再生に貢献し、今大会でも決勝戦までチームを牽引してきた立て役者でした。そのプレーは、まるでボールが足に吸い付いているかのような美しいプレイで、今大会でも何度となく観客を魅了してきました。誰もがそのジダンの芸術的プレイを最後まで見ていたかったに違いない最終戦で、思いも寄らぬ退場劇。ジダンの反則行為には誰もが目を疑ったことでしょうね。ほんの一瞬の出来事でしたから、僕自身も何が起こったのかまったくわかりませんでした。

 ジダンは背後からマテラッツィに何かを言われ、それに反応して振り返り、そのままマテラッティに歩み寄り、突然彼の胸に頭突きを食らわして彼を倒してしまいました。ジダンはこの事に関して終始無言を貫き、一体何があったのかということは想像の域を出ません。マテラッツィが差別的、あるいは屈辱的な暴言をジダンに対して吐いたという憶測も広がっていますが、今のところその真相は闇の中ですね。

 もちろん試合中に相手選手に対して暴力行為を働くなんて事は、スポーツとして決して許されるものではなく、そう言う意味ではジダンの行為は冷静さを欠いた大きな過ちだったといえるでしょう。しかし、そんなことはジダン自身も百も承知のことで、しかも自らの現役最後の引退試合、それもW杯決勝戦の延長戦後半という超大舞台でジダンがこのような行為に及んでしまったということは、それだけジダンにとって許し難い“何か”があの瞬間、マテラッツィとの間であったということなのでしょう。ジダンが入退場口の中央に置かれた優勝トロフィーの横をすり抜けてピッチを後にした時に見せた涙が、それを物語っていましたね。

 ジダン自身がこの件に関して何も語らないとすれば、当然もう1人の当事者へ目は行きます。W杯を勝ち取り、決勝戦でイタリア唯一のゴールを挙げたにも関わらず、マテラッツィのもとには真相を求めるジャーナリストが殺到しました。しかし彼はその回答を拒絶して「バイバイ、じゃあね」と叫んで去って行ったそうです。今大会を持って現役を引退するジダンが今回の反則で何試合の出場停止になるかなどということは、もはやどうでもいいことです。この真相をいつ明かすのか、誰が明らかにするのか。ジダン、カンピオーネ(偉大な選手)のキャリア最後の汚点をいつか晴らしてもらいたいものですね。



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 優雅な洗車タイム
2006年07月08日(土)

 今日は、明日雨が降ることはわかっていたのですが、洗車してきました。このところ忙しかったこともあり、なかなか洗車する時間が持てなかったので、いくら梅雨時だからと言ってこれ以上洗車せずに放置しておくと、ボディにこびりついた汚れが取れなくなってしまい、取り返しの付かないことになってしまうと思ったからです。

 このところ全然自分で洗車する時間もなく、気に入っていた海岸沿いの洗車場が数年前になくなってしまってからは、ほとんど洗車はガソリンスタンドに任せっきりになってしまっていますね。たまにはちょっと遠くなってしまいましたが、洗車場に行って自分で丁寧に洗車したいです。

 さて、今日は最近発見した新しいシェルのガソリンスタンドで、お金を惜しまず最高のコースで念入りに洗車してもらいました。もちろん手洗い、フッ素加工、車内清掃、さらには最後のワックス仕上げまでやってもらっちゃいました。
 なぜこんなに念入りにやってもらったのかというと、この最近発見したガソリンスタンドが、素晴らしく素敵なお店だからです!

 何が素敵なのかというと、洗車の丁寧さや店員さんの接客態度はもちろんのこと、何と言ってもその店内!この店の店長がもの凄い金持ちで、趣味でガソリンスタンドを経営しているのではないかと思ってしまうほど、お店の建物が超近代的でとてもカッコイイんです!
 まずお店の建物はすべてガラス張り、しかも床下には水が流れていて、足下のガラスの部分から下の水が見えるようになっているのです!さらに店内は小じゃれたショットバーのような雰囲気で、色々なソファーが置かれていて、その座り心地を順番に試したりすることができます!さらに屋外にもラウンジが用意されているので、天気のよい日は外でくつろぐこともできます!照明は落ち着いた明るさで、店内に流れるBGM代わりのFMラジオも必要最小限のボリュームに抑えられているので、洗車やオイル交換、あるいは車検やタイヤ交換とといった作業を待つ間、極上の時間を過ごすことができるというわけです。

 百聞は一見に如かずと言うことで、皆さんにも写真をお見せしましょう。




外観はコンクリートの打ちっ放し



ショットバーのような店内



別の角度から



色々なイスやソファがあるのも魅力



2階部分はカフェ風



2階から見下ろしたフィールド



 どうですか?とてもガソリンスタンドには思えないような建物だと思いませんか?このお店、場所が結構奥まったところなのでそれほど混むこともなく、洗車もすぐにしてもらえる上に店の中にはほとんど人がいることもないので、こんな贅沢な空間を独りで独占しちゃうこともできるんです!
 だからこの店に来た時は、長い時間ゆっくりしたいので、洗車をフルコースでやってもらって長時間居座っていたというわけなんですね!

 この次この店に行く時は、iBook持っていこっと!


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 F1、鈴鹿2007年開催絶望か?
2006年07月07日(金)

 これまで20年間に渡って「F1日本グランプリ」の座を守り続けてきた鈴鹿サーキットですが、今年でその契約が満了となり、来シーズンが新しく生まれ変わった富士スピードウェイが日本グランプリを引き継ぐことがすでに決定しています。
 鈴鹿サーキットも来シーズン以降、引き続き「パシフィックグランプリ」などとグランプリ名を変更して日本での2グランプリ開催を目指していましたが、どうやら来シーズンの鈴鹿サーキットでのF1グランプリ開催は絶望的になりそうな雲行きです。というのも、6日に行われたFIAのF1委員会で、鈴鹿の件が議題に上がらなかったからで、時期的なものから考えて2007年の開催は絶望的という見方が強いようです。

 ここ数年のF1はこれまでのヨーロッパ中心からその他の地域に拡大させていく方向で進んでおり、、現にここ数年で99年のマレーシアを皮切りに、中国、バーレーン、トルコが新たにF1カレンダーに加わりました。そうしたことから、現在1国で2グランプリ開催されているドイツとイタリアでも、それぞれどちらかのグランプリが削減される方向にあり、今新たに日本で2つ目のグランプリを開催するという雰囲気にはないのが現実だそうです。

 しかし、鈴鹿サーキットはかつて「ベスト・オーガナイズ賞」を受けるなどその運営には定評があり、昨年も推定32万人もの観客を集めるなど他のグランプリからも垂涎の的にある鈴鹿サーキットが消滅してしまうのは、非常に不可解ですね。

 僕としては、鈴鹿と富士で交互開催すればいいのではないかと思っているのですが。



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 ジーコ監督で今夜のおかず
2006年07月06日(木)

…………テンプーラ…………




…………タマーゴ…………




…………ワカーメ…………




…………ヌードール…………




…………トーフ…………




…………キューリ…………




…………レタース…………




…………トマート…………

























……………………マキ。



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 ドイツW杯、決勝はフランス×イタリア
2006年07月05日(水)

 サッカードイツW杯で9日にベルリンで行われる決勝は、W杯で通算5度目となるイタリアとフランスの対戦となりましたね。両国が決勝で対戦するのは初めてのことです。

 イタリアとフランスの過去のW杯での対戦を紐解いてみると、まず1938年大会では準々決勝で当たり、3−1でイタリアの勝利に終わりました。イタリアは最終的にこの大会で優勝を果たしました。78年のアルゼンチン大会では1次リーグで対戦。2−1でイタリアが勝利を収めました。3度目の対戦は86年メキシコ大会の決勝トーナメント1回戦。2−0でフランスに軍配が上がりました。そして最後の対戦は98年のフランス大会の準々決勝。試合は両チームノーゴールのまま延長戦を終了し、PK戦の末に4−3でフランスが勝利を収め、ジダン率いるフランスはその後優勝に輝いたのはまだ記憶に新しいですね。

 W杯以外も含めると両国はこれまでに32回対戦しており、通算17勝8分け7敗でイタリアがリードしています。W杯での4試合のほかは、親善試合が25試合、オリンピックが2試合、欧州選手権での対戦が1試合。その1試合が前回の対戦です。ベルギーとオランダの共催で行われた2000年欧州選手権決勝での激突は、延長戦でのダビド・トレゼゲのゴールデンゴールにより、2−1でフランスの勝利という結果でした。イタリアはデルベッキオ、フランスは後半ロスタイムにビルトールがゴールを記録しています。通算成績では上回っているイタリアですが、最後にW杯でフランスに勝ったのは1978年大会(2−1)で、それ以降は白星を上げることができていません。

 僕としては、今回のW杯で引退を表明している鉄人ジダンの最後の大舞台ですから、この2国だったらやはりフランスに優勝して欲しいです。当初の予想ではブラジルが優勝すると踏んでいたのですが、その予想に反して早々に敗退してしまいましたからね。決勝はフランスを応援しますぞ。



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 スーパーアグリ新型車デビューはドイツに決定!
2006年07月04日(火)

 少し古い話題ですが、現在4年落ちの旧アロウズA23をベースに急造されたマシン「SA05」での参戦を続けながら、オリジナル新型車「SA06」の開発を続けているスーパーアグリ。完成の遅れが伝えられていたSA06ですが、その投入が来月末のドイツグランプリからになることが、チームから正式発表されましたね。

 SA06は当初フランスグランプリで投入される予定で、開発を急ぐためチーフテクニカルオフィサーのマーク・プレストンは先々週末のカナダグランプリと先週末のアメリカグランプリを欠席しました。SA06はすでにFIAのクラッシュテストに合格しており、フランスグランプリまでにデザインと製作を完了させるという予定でした。
 しかし、SA06に使用するホンダから供給されるギヤボックスのスペックを決定するのにかなりの時間を要したため、スケジュールに大きな影響が出てしまったようです。さらに先月、風洞施設でトラブルが発生したため、すべてのモデルテストを数日間停止しなくてはならないという状況に見舞われました。

 カナダ、アメリカの2連戦を乗り切れば、次のテクニカルサーキットであるフランスグランプリで新型車がデビューするとあって、僕も非常に楽しみにしていたのですが、最終的には1戦遅れでドイツグランプリからで決定ということで、まあ楽しみが1戦延びたという感じですね。

 スーパーアグリはここまで旧型車で苦戦を強いられていますが、現実問題として新型車SA06がデビューしても、入賞圏内に食い込むのはほぼ不可能でしょう。ですから、今シーズンはチームもデビューシーズンですし、学習の年ですから、あまり無理をして早急に新型車をデビューさせなくても、完璧にマシンを仕上げてから新型車をデビューさせればいいと思います。とりあえず無事にF1に参戦できているんですから、じっくりと行きましょう。

 チーム監督の鈴木亜久里は、このSA06で1周につき2〜3秒のタイムアップを期待しているようですが、それはちょっと希望的観測という気がします。しかし、ここまでは全戦最下位でしたから、SA06によってミッドランドやトロロッソあたりとは互角に戦える状況になってくれると嬉しいですね!今の状態ではライバルと戦うどころか完走するだけで精一杯の状態ですからねえ。それでも琢磨は毎戦スタートで2〜3台は交わして前に出て、レースでもマシンの戦闘力不足をものともせずに果敢にバトルを挑んでいますから、SA06の投入によって、琢磨の努力はきっと報われるでしょう。



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 中田英寿、現役引退!
2006年07月03日(月)

 改めて説明する必要はないと思いますが、日本サッカー会のエース、中田英寿が今日、突然引退を発表して衝撃を与えました。しかも日本代表を、ではなく現役を……。まだ29歳という若さで引退を決意した中田、今後の日本サッカー界に大きな影響を与えるのは間違いありません。

 中田は今日午後9時に自身のHP上で突然引退を発表しました。その全文は様々なニュースサイトで閲覧できると思うのでここではご紹介しませんが、中田の言葉を借りれば、彼は20年もの間「サッカー」という旅を続けてきたが、これからは別の新たな旅に出たいとつづられていました。
 他にも日本のエースとしてチームを変えようと努力し、苦労を重ねてきましたが、その責任感と重圧が凄まじいものであったことが伺える内容が書かれていました。

 彼は、半年前から引退を考えていたようですね。半年前と言えば、所属のイングランド・プレミアリーグのボルトンで出場機会に恵まれなかった時期と重なります。自身が「半年ほど前からこのドイツワールドカップを最後に約10年間過ごしたプロサッカー界から引退しようと決めていた」と語っていましたが、引退を決意して臨んだ最後のワールドカップは、残念ながら1次リーグ敗退という結果に終わってしまいました。おそらく彼は、ブラジル戦で燃え尽きてしまったのでしょう。

 中田の突然の引退発表は、日本国内だけでなく海外でも大きな衝撃を与えました。イタリア・セリエAを舞台にして対戦した選手も多く、MFのピルロは「えっ、引退? 29歳? 若すぎるよ。でも、彼が決めたからには正しい判断なんだろう」と残念そうに話していたそうです。
 かつて中田にゴールを決められたことがあるGKブッフォンは「彼は道を大きく切り開いた。最高のプレーヤーだよ。若すぎる。でも、他のことをするのならばよい決断になるかもしれない」とコメント。ASローマ時代にともに優勝を経験、中田にとってポジションを争うライバルだったトッティは質問には答えず、無言だったそうです。
 中田が公式HPに引退を発表して約1時間後には、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙やコリエレ・デラ・セラ紙のネット上で最新ニュースとして続々と掲載され、中田の存在感の大きさを示しました。

 サッカー日本代表は、ジーコ監督に代わってオシム監督の起用が決定したばかりですが、オシム・ジャパンではいきなりエースがいなくなり、チームの建て直しは非常に難しくなりそうですね。今の日本の選手で、中田と同レベルの選手はいないでしょう。また、オシム監督も言っていましたが、中田のような選手が今後再び誕生するには長い時間がかかると思います。残された選手たちの成長に期待したいですね。

 さて、中田は引退後どうするかについてはまだ何も語っていませんが、彼は数々のCMに出演しており、サッカーに関係なくその知的な印象がCMの好感度に繋がっており、引退してもその魅力が薄れることはないと思われます。また彼は、現在公開中のジダン、ベッカム、ラウルらスター選手が特別出演して話題を集めている米英合作のサッカー映画「GOAL!」に本人役で出演しており、そのシリーズ第3弾(来春公開)に出演することも決まっています。もしかしたら中田は今後俳優として第2の人生を歩んでいく可能性もありますね。

 僕としては、中田のそのずば抜けた頭脳と洞察力、そして自身の技術を活かし、選手を育てていくという意味も込めて、是非ともチーム監督になってもらいたいですな。まずはJリーグのどこかの監督になって(たぶん無理でしょうができればエスパルス)、いずれは日本代表の監督になって欲しいです。中田のサッカーに対する哲学なら、きっと日本サッカーの未来は明るいと思うんですけどね。



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 F1第10戦アメリカグランプリ(決勝)
2006年07月02日(日)

 F1第10戦アメリカグランプリ決勝、いや〜大波乱の展開でしたね。

 スタート時、上位勢では、2番グリッドからスタートしたフェラーリのフェリペ・マッサがポールポジションのミハエル・シューマッハを交わして先頭につけ、さらに5番グリッドのフェルナンド・アロンソ(ルノー)は3位まで浮上します。しかし、1コーナーから2コーナーにかけて、中盤以降に大きな混乱が発生してしまいました。マクラーレン・メルセデスのファン・パブロ・モントーヤが、前をゆくチームメイトのキミ・ライコネンに追突し、それがきっかけで多重クラッシュが発生。BMWザウバーのニック・ハイドフェルドは回転しながら宙を舞い、地元グランプリに臨んだトロロッソのスコット・スピードも接触、さらにウィリアムズ・コスワースのマーク・ウェバー、レッドブルのクリスチャン・クリエン、スーパーアグリのフランク・モンターニュ、さらにはホンダのジェンソン・バトンの8台がオープニングラップでいきなりリタイヤしてしまいました。

 わずか2周の間に3分の1のマシンが消えたレースは、セーフティーカーが導入され、7周目に再スタートが切られました。ところが、今度はミッドランドのティアゴ・モンテイロとスーパーアグリの佐藤琢磨が接触し、早くも10台のマシンが姿を消してしまいました。

 後方の混乱を後目に、フェラーリの2台は快調に周回を重ね、ルノーのジャン・カルロ・フィジケラは、15周目に前を行くチームメイトのアロンソを交わして3位に浮上します。しかしフィジケラはペースを上げてフェラーリを追いますが、その差は縮まるどころか少しずつ離されていきました。
 今回まったくペースが上がらないアロンソは、1回目のピットインでピットスタートのヤルノ・トゥルーリに交わされ、さらに背後からはラルフ・シューマッハに迫られ、トヨタ勢に挟まれる形となります。
 
 その後アロンソは2回目のピットストップで手間取り、この隙にラルフ・シューマッハに交わされて6位に順位を落としてしまいます。しかし残り10周というところでラルフがリタイヤし、アロンソは再び5位に浮上。レースはそのままフィニッシュを迎え、終盤クルージング状態だったフェラーリは、シューマッハがポール・トゥ・ウィン、マッサも自身最高の2位に入りワンツーフィニッシュを飾りました。3位はフィジケラ、4位にはピットスタートから見事な追い上げを見せたトゥルーリが入り、ポイントリーダーのF.アロンソは5位に終わっりました。この結果、シューマッハとの差は19に縮まり、タイトル争いが再び面白くなってきました。

 今回はフェラーリが強いだろうと予想していたので、フェラーリのワンツーフィニッシュは予想通りの結果だったといえるでしょう。ただ、それでもこれまでは毎戦アロンソが食い下がってきていたので、何とかアロンソも3位表彰台はいけるだろうと思っていたのですが、今回はいつものスピードがまったく観られませんでしたね。同じルノーのフィジケラがかろうじて3位に入ったのを考えると、アロンソはマシンのセッティングに失敗したんでしょうか。

 それから、マクラーレンの2台がオープニングラップで消えてしまったのが非常に惜しかったですね!マクラーレンはインディアナポリスのような高速サーキットでは速いですからねえ〜!フェラーリの2台には追いつけなかったと思いますが、トヨタのトゥルーリがピットスタートからアロンソの前4位でフィニッシュしていることを考えると、マクラーレンの2台もアロンソの前に食い込んできた可能性は非常に高かったでしょう。タラレバの話ですが、もしそうなっていたらアロンソは7位に終わっていたことになり、アロンソとシューマッハのポイント差はさらに縮まっていました。

 さて、今回もう一つ残念だったのが、何と言っても佐藤琢磨のリタイヤ。今回は普段よりも前のグリッドからのスタートで、ミッドランドかトロロッソの前でフィニッシュできるのではと期待していたのですが、先に書いたように7周目の再スタート直後にミッドランドのモンテイロと接触してしまい、無念のリタイヤとなってしまいました。

 琢磨に肩を持つわけではありませんが、あれはモンテイロがスペースを開けるべきでしょう!ストレートエンドですでに琢磨はモンテイロのインに入っていましたからね。ところがモンテイロは横にいる琢磨に気付いていなかったのか、平然と自分のラインで1コーナーに進入してきたので、琢磨はそれを避けるために縁石に乗り上げ、そのままモンテイロのサイドにヒットしてしまったわけです。モンテイロはミラー見ているのか?
 しかもモンテイロはレース後「サトウがまともとは思えない動きで僕の前でコーナーに進入してきて、ホイールをロックさせながら僕に激しくぶつかったんだ。」とコメントし、琢磨を非難していました。

 おめ〜がワリ〜んだろうがッ!

 ……何でこうF1ドライバーって、自分の非を認めないで相手に責任を押しつけようとするんでしょうかねえ。何だかこんなことを書くと琢磨を贔屓していると言われそうですが、映像見れば一目瞭然でしょう。モンテイロはその後「まだレースは70周以上もあるのに、なぜそんなに焦って前に出ようとするのか」とも言っていましたが、じゃあお前は何のためにF1で走っているんだと声を大にして言いたいですね。モンテイロは昨年18戦中16戦で完走を果たしていますが、とりあえず完走すればいいと思っているドライバーには、それこそ同一周回でも道を譲って頂きたいものですな。

 レースでバトルしないで何をするんだっつーの!

 モンテイロが調子に乗って自分の非を認めないのは、温厚な琢磨がモンテイロに対して怒りを露わにしないからというのもあるでしょう。あれは怒っていいでしょう!チームに怒鳴り込んでいってもいいぐらいです!琢磨にそれができないのであれば、チーム代表である鈴木亜久里が抗議に出向くべきです!「どちらが悪かったのかはわからない」などと甘いことを言っている場合ではありませんよ!はっきりとした映像があるんですから!僕が琢磨と同じ立場だったら、マシンを降りた時点でモンテイロの胸ぐらを掴むでしょうね。

 もう琢磨には「もっと慎重になれ」とは言いません。今後も今回同様、相手が後ろを見ていないでインを塞いでこようとも、それによって接触しリタイヤする結果になろうとも、いけると思ったところではどんどんバトルを仕掛けて欲しいです。誰に何と言われようとも、レーサーであることを忘れず、アグレッシブさを失わないで欲しいです。
 そしてすべてのドライバーとチーム関係者に、「佐藤琢磨はチャンスがあればどこでも仕掛けてくる」と言うことを、佐藤琢磨が後ろから迫ってきたら、ミラーから目を離さないように気を付けるよう知らしめるべきです。

 ぬるいぞ今のF1ッ!特に下位の雑魚どもッ!



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