蒼い空に一筋。 煙が吸い込まれていく。
サンジはさっきから縁側に腰掛けて煙を吐き出しては、ただ機械的に呆然と煙の動きを目で追っている。 足元に散らばるタバコの吸殻だけが、どれほどの時間ここでこうしているのかを物語っている。 日が落ちるのが早くなるにつれて、空も高くなり空気も冷たくなってくる。 あたりはそろそろ日も落ちる時刻。 木枯らしが吹くたびに肌には痛く感じる程に冷気が突き刺さり始める。 どれほどの時間そうしているのか。 肌はとっくに冷え切っているはずなのにサンジはいっこうにその場を動こうしはしない。
一定の距離を置いてゾロも同じように煙を目で追っていた。 否 煙を吐き出すサンジの口元を見ていた。
根元まで吸われたタバコを地面に落とすと、胸元のポケットへと手を伸ばす。 何回かまさぐったあとサンジは小さく 「あっ」と声を出した。 さっきのが最後の一本だったのだ。
その声が合図だったように悴んでいた世界が動き出す。 塀の外からは小学生たちの声や買い物帰りだろう主婦の会話。 帰宅をすすめる童謡などの日常の音がすんなりと滑り降りてきた。
サンジは手持ち無沙汰に手を2回だけニギニギと動かすと、さっきまで固まっていた顔に軟らかく微笑みを浮かべて、身体をまっすぐにゾロの方へと向きなおした。
「今日は来てくれてサンキュー」
あまりに自然な笑顔に その身体を胸にかき懐きたくなる衝動をこらえて両方の拳を握る。 今のゾロにできたのはそれだけだった。
なんちゃってなんちゃって♪ 未亡人サンジってどう?って旦那誰だよ!! とか言ったら橘さんと言う方が。 「そこはギンしか居ないでしょう」 とか言ったので。こんな妄想が浮かんだのでした。 ついでに真珠婦人サンジも浮かびました。 (ふるい)
つーか葬式なんて一言も出でこなかったんですが、葬式のあとのつもりで書いたんだい。
この後サンジとゾロは同棲するんだよ。
………………そもそもこのギン×サンはなんで結婚したんだろう………。
原稿作業を始める前に(つーかもう遅い)渋谷に遊びに行きたかったんですが。東京はこの一週間しつこく雨でした。 そしてババアは雨の日には遊びません。 したがって渋谷には行けないまま原稿突入しそうです。(いや遅いんだって) でも今日は快晴。 素敵に渋谷日和でした。 なのにいけませんでした。
理由は 寒かったから
どーーん!!
………………一生渋谷には行けない気がしてきました。
部屋が狭いので本棚を撤去したくて漫画とか大放出してみたり。 ………………ど………同人誌減らさなきゃムリなんじゃ………。
このゾロサン本は捨てないもん!!!
というわけで いつかは広くなるかもしれません。 うちに泊まりに来る人たちへの私心。
うちにオカメインコの子供がいます。 どうやっても水浴びを覚えてくれないので思い余ってお風呂に一緒に入りました。 うちは絶えずなんらかのインコが複数いる家なのですが、インコでも個体差がすごくて。お風呂嫌いな子もいれば大好きな子もいます。
今いるボタンインコはとっても気が強くて人間をガブガフ噛む女王様のような子なのですが風呂でシャワーを見て腰を抜かしました。 でもこの子とってもおりこうな子なので水浴びもちゃんとすれば寒くなればアンカに自分であたりに行きます。アンカの気分じゃない時は人間の手の中に強引に潜り込みもすれば餌が欲しいときはなど全てジェスチャーしてくれます。 動物病院なんかでゴールデンレトリバー2頭に匂いをかがれても平気と言うつわものです。 なのでちょっとはほっといて平気なわけで。
しかしこのオカメはどんくさいというか。頭はとてもいいとは言えず。 おなかがすいても殻を上手に剥けず。ごはんを食べるにしてもものすごく時間がかかります。寒くてもどうしていいかわからないようでせつなそうにしているだけです。おもちゃもボタン(大きさ三分の一)に奪われます。 机の上を歩けば足を滑らせておっこちるわ。自分のウンチを餌と間違えて食べようとしちゃうわ。 ちょっと目が悪いんじゃないかと疑ってますがどうでしょう?
幸いな事にこの子はお風呂好き好きな子のようです。 基本的にオカメは臆病な子が多いので、お風呂に入れるのはとってもいやだったのですが(前のオカメの子がお風呂嫌いで大変だった)さすがに白くて美しいラインに尾羽真っ黒………ってのは人間が耐えられませんでした。
「ククク覚悟しやがれ。泣こうがわめこうが誰も助けに来ちゃくれねーぜ」
と独り雰囲気を作って自分を励ましつつ、お風呂に入れると意外に平然としているオカメちゃん。
あんまりしてはいけないんですが 尾羽だけボディソープで洗わせてもらいました。 してはいけないんですが お湯をザバザハかけてくちばしがピンク色になるまで暖めてみました。
(本来は鳥をお湯に入れると羽根から油が取れすぎてしまって体温調節の妨げになるのでやってはいけないそうです。)
………抵抗しねぇ………………。
目を閉じてリラックス。足にも力が入ってないとこをみるとどうやら風呂好きのようです。
あぁよかった………毎回お風呂では苦労してるから。 よかったよかった。 今タオルに包まってヌクヌクしています。
ところでインコと風呂入ると人間は身体が洗えないのでした。 ガクリ
世間では3連休でした。 妹とめずらしく家に居る時間が3日間ダブッタので(これけっこう悲しいな………)吉祥寺にお洋服を買いに出かけてみたり。 姉妹でお買い物。 字面はいいけどちよっと寒いです。 それなりに楽しかったですが。
そこで数人びっくりこいた人たちと遭遇。 「だからね僕たちの最終目的は魂の浄化にあるわけなんだよ」 た………魂の浄化!!?? 熱く語りいれた男性陣………ロンロンの前でナニしゃべってんだアンタラ………。 「こぉら♪そんな事じゃ素敵なレディになれないぞ!」 素敵なレディ!!?? それはマジで言ってるんですか………って目がマジだ親子連れ………。 あと無言で波止場にたたずむ漢って雰囲気を作ってらっしゃった親父とか。(かや○ゆう○のポーズ)
あんたら全員濃い!!
………………連休に吉祥寺ってあたりがすでにおしゃれじゃなかったようです………。 つーかせめて電車に乗れ!アタシ!!
ちなみに 洋服を買ったのは妹。 アタシはユザワヤでコピー誌用の紙とスクリーントーンとか買ったのでした………。 終わってんな………
天使だった。 潮風が強いから髪の毛ふわふわで。 湿気が多いからか微妙に髪の毛ふわんふわんしてて。 お肌もしっとり あらとっても美人さんがそこに。 キラキラしてる。 まぶしくて大変!!
天使だったね。
そしてあの役を彼にもってくるあたりわかってんなーーー尾田っち(偉そう) 天使だからね 捨てておけないのね。 かわいいなーかわいいなーー。
俺はお前のことを捨てておけねーーよー!! 触りたいー!!
………ハアハア そして旦那は新聞読む姿がとても愛らしかったです。 某Mさんが 「字読めたんだねーー」 とおっしゃってたのが大変印象的でした。
………いや読めるだろう………
朝の通勤通学時間。 夏も終わり朝には冷え込むようになってきたとはいえ、まだたまだ季節は秋である。日が昇ればそれなりに暖かくもなる。 もう1月もたてば吐く息の白さに季節を感じる。そんな時期。 まだ朝早い為か人通りはまばらではあるが、朝の早い生徒たちは眠気マナコをこすりながらトボトボと学校への道を歩いていた。 中間テストまで近い為か、人数こそ少なかったがそれなりの人数がさっきからチラチラといぶかしげな視線を向けてはその直後に反対側路上へと視線を落とす。 見てはいけない物を見た時には人間大げさなくらい真逆の方へと視線をそらすか目を見開いて注視するのはなぜなんだろうか。
一人の少年が、怖い顔をして大通りから学校へ向かう道を逆方向に歩いている。登校してくる生徒たちの群れの中を逆走しているわけである。 怒りながら。
良く言えば注目を集めていると言える、が悪く言えば悪目立ちをしているとしか言い様がない。
(だいたいあいつはムカつくんだよ。)
白い開襟シャツに学生ズボン。短く刈りそろえられた髪の毛は思わず触ってみたくなるように愛らしい。きっと触ればサクサクと心地よいだろう。その年頃の子達と比べてもけして高いと言えない身長に手には剣道の竹刀らしき物を肩に担ぐように持っている。 少年のころ独特のヒョロリとした手足はこれから大人へと変わっていくさまを予兆させる。 顔も、頬にはまだ子供と言ってさしつかえのないほどのふっくらとした愛くるしさがのこっているし、秀でたおでこや大きな目がとても印象的でさえある。 が目の鋭さがそれを邪魔していた。 そう愛らしいと言う表現がまだふさわしいが、彼にはそういう言葉はふさわしくない。 むしろうかつに近くに寄っては怪我ではすまない。 そう本能に訴えかける物をもっていた。 ロロノアゾロと言う少年は。
ゾロはムカムカしながら道路を大股で海の方へとで歩いていく。 ただでさえ強面なのに頭から湯気でも噴出しそうな勢いでズカズカと歩くもんだから周りの誰一人として声をかける事ができない。 もっとも彼に声をかけるほど親しい人間などこの界隈には一人もいないのだが。
(つーか俺の知ったことかよ。全部悪いのあいつじゃねーか)
越境してスポーツ入選枠でこの中学校へと入学したゾロにはまだ友達と呼べる人間が一人もいなかった。 むしろ強くなるためにはそんなものは邪魔で忌むべき存在だった。 学校なんてこないですむならこないで済ませたいが法律で決まっているのだそうだ。中学に行くというのは。 小学校の時にそれを知った時にはとてもショックをうけた事を覚えている。 つーか今でも行かなくて済むなら行きたくないが剣道ばっかりやってていいとか言ったので。きてやってるのだこの中学には。
(あいつぶっ殺す)
人間関係などというつまらないものにかまけている暇などない。 友達などと言うものは弱い連中が寄り集まっているのだ。くだらない。 ゾロはそう思っていた。 つい昨日までは。
(つーかミンチだミンチ)
そしてゾロ自身には今でもそんなものは居ないし必要もないと思っている。 そんなゾロなものだからクラスでは浮きまくっていた。 それもつい昨日までは。
(あいつの泣き顔見たくらいじゃおさまらねぇ)
金色の髪の何とか言う眉毛の巻いたムカつくガキに会わなくては行けない。 なにもかもあいつのせいなのだ。 馬鹿でへんてこりんなひょろっとしたクルクル眉毛の阿呆は。 たしか名前を覚えていたような気がするが。 ムカムカした頭では思い出す事もできない。
朝行ったら剣道着も体操着も両方無くなっていた。 そしてなんだか置手紙が。
[剣道着と体操着を返してほしければ例の海辺へこい。逃げるなよ]
宣戦布告をしたのだ。 このロロノアゾロに。 あの馬鹿眉毛は。
………なーんて浮かんでみたり。 これどうしようかなー。
あたしに文才を期待したらオロカだよ。 ねっ?
食パンの下にありました。 食パンの袋の下にてブルブル言ってるとこを捕獲。
………だれだよ。携帯の上に食パン置いたやつ………。
2004年10月07日(木) |
みーあーたーらーなーいー |
携帯電話が 見当たらない………。
どこ行ったのか知りませんか? (しらねーよ)
11/7にスペースいただけました。 昨日から何回か友達からサークル取れたねー。などとメールをもらってたんですが。頭の中でつながらず。時間差で余波が来ました。 夜中に急に。
「………イベント?11/7??」 と起きて(寝てた)おもむろにパソコンを起動。確かめに行って遠山堂の字を見てからもしばらく頭に入ってこず。30分経過。 ………どうやらホントにスペース取れたようです。
ゾロサンオンリー倍率が高すぎてあまりに落選するもので。基本的にとれない物だと対ショック機能が働いていたようです。
つーか 取れなかったら悲しいからいかないもーーん。などと思ってました。 一般参加も楽しいって知ってるんですがね。 根っからのサークル参加女なので。 本も買いたいけど。 漫画も描きたいのです。 でも………売る場所がなければ漫画描いてもしゃーないわけで………。
オンリー主催者様ありがとう。 あともう少し落選が少なくなりますように(祈)
遠山堂 E 7 です。
わーーい。 漫画描こう〜〜うひゃひゃひゃ(*`▽´*)
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