word...
verbal representation

2006年09月16日(土) て。

あなたの手は あったかかった

あたしの手を 冷たいって言った


恐いのは なんだろう

焦る気持ちは なぜだろう


いちいちあなたの言葉が 現れては消えない


痕が消えないくらい 傷つけてくれればいいのに

何もなかったように 忘れてしまえればいいのに


助けを求めた あなたの声に
掛けたあたしの その言葉に
癒されたり したのかな

救われたり したのかな

助けてって言ったら 助けてくれるよね
大丈夫って 言ってくれたよね

欲しい言葉が 欲しいと言えない

欲しい気持ちは 欲しいと言えない



だからずっと 癒されはしない



2006年09月14日(木) overnight

久しぶりに弾いてね
ゆびが 震えたんだ
人前だったから ドキドキして
うまく 弾けなかったんだけど

もう一度弾いて って言われて
あなたを想って弾いたんだ
そしたらすらすら弾けたんだよ

ちょっと後悔してるのは
近くに居たくて あの日
あなたに嘘をついたこと

あたしの方が上なんかじゃないよ
いつも いつも
あたしはあなたを見上げてばかりだった

クリスマスに言ったこと覚えてるかな?
約束したわけじゃないけど

あのこと


今でも思ってたりするんだ



2006年09月13日(水) 初秋

空廻りする想いは ガラガラと音をたて
ぐるぐると渦巻きながら 何度も何度も同じを繰り返す

外に出ることもなく 外に出れることも知らず

君に聞きたいことがある
僕は幼いままでしょうか?
君から見れば 僕は小さな
子どもでしかないのでしょうか?

焦れば焦るほど 前に進めず
焦ったって良くはならないってわかっているのに
怒ったって 泣いたって どうもならないってわかっているのに

どうしても 止められない時もある


手を つないでください


ただ 今は

ただ ・・・ぎゅっと



2006年09月11日(月) あかとあお

昔ほど不安にはならなくなったけど
やっぱまだ いつものことだなんて
空を仰ぐことなんてできなくて

ほんの欠片だけ 傍に残したら
飛びついてしまいそうで
それがあたしだけじゃないって思えたら
どんなに嬉しいことだろう

我慢してるのはきっと 君の方で

甘えてるのはきっと あたしの方なんだ


空に なれたら


包み込むような 空に。



2006年09月10日(日) あおいそらへ

どうしても逢いたくなって
どうしても聴きたくなって

あたしは空へと 羽ばたいた

シャッフルされた人込みと
偶然の中の必然に
繰り返し 繰り返し

あたしはあなたの声を聴く

もう いいかなと
手を離した

空に消えた 青い蒼い空に
安心したように

君は 遠くへ羽ばたいた

あたしも 空へと 羽ばたいた



2006年09月09日(土) remain

言葉はいつも ウラハラだ
特に あなたとあたしは

だけど 信じられる言葉もあって
それは 言葉にならない言葉だったり

他愛の無い 言葉だったり

ちょっとだけ 離れてみて
ちょっとだけ 触れてみて


揺れ動くことの無い感情なんてないんだって思った

だけど 一生消えてなくなってしまう感情もないんだって


そう 思えた。



2006年09月08日(金) inside

あなたは みんなは
あたしのどこが 好きなんだろう?

あたしは 今まで
何を求めて 何を選んで
何を得て 来たのだろう

きっと 求めるもの全て
知らず知らずに手に入れていて
きっと 求めていたもの全て
手に入れた気になっていた

大切なものはもぅ 手の中にあって
見えないことに戸惑って 結果
何も見えなく してしまったんだろうな

全て 糧になるなら 力になるなら

あたしはきっと 強くなれる


もっと ずっと。



2006年09月07日(木) tel...

泣いてしまったのは 何故だろう
出てくる言葉は 粗暴で 素直じゃなくて
なのにどうして こんなにも
涙が溢れてくるのだろう

言いたい言葉は そんなのじゃなかった
聞きたい言葉は こんなんじゃなかった
伝えたい気持ちすら 届けられなくて
あなたの気持ちすら 感じることが出来なくて

沈黙が・・・痛かった


生の声が 苦しかった



いつか・・・ その言葉を 今はただ胸に



2006年09月06日(水) teach

あの時教えられたのは

泣かないこと
一日三回は目を通すこと
我慢すること
弱音を吐かないこと
嘆く前に動くこと

そんなことばっかりだった


当たり前だと そう思った

でも ダメだ


あたしは あの人に出会ってしまった

その人は あなたとは正反対なんだ きっと


ただ 合わなかっただけなんだ

あたしと あなたは

間違いじゃないけれど

合わなかったんだ


だから もう いいよね

もう いいんだよね



2006年09月05日(火) 便り

忘れろ 忘れろ 忘れてしまえばいぃ

思い出さなくていい 頑張らなくていい

何も 何も出来なくてもいいから


言葉を 聞かせて

ぎゅって また 聞かせて

ちょっとだけなのに ほんのすこしが

ずっと 遠く 重く 深く続くような気がして


ふたりだけの 言葉を

また たくさんたくさん


聴かせて 聞かせて


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