word...
verbal representation

2006年12月16日(土) て と て。

当たり前に感じていた愛情が
するりと手から離れていったとき
ねぇ 私には何が出来る?

当たり前じゃない状態でも
ただ当たり前のように与えてくれるあなたの愛情に

ねぇ 私は何が出来るの?

返せなくていいよと言うあなたに
ただ泣きながら 感謝するしか出来なくて
そんな私の手を取り あなたは

ただただ 泣きやむまで抱きしめてくれた


今年もクリスマスが近づいてきた

今年もきっと 寒い冬だから


ぎゅっと てを つないでいよう



2006年12月15日(金) glacial heart

知ってた? 自立することが全てそうとは限らないけれど
超自立男は傷ついた人が多いってこと

そんで なんかそんな人ばかり好きになっちゃう自分も
過去に助けられなかったモノの穴埋めのように
助けたかったり 護りたかったり

傷口舐めあうのは 好きじゃないよって
言ったあたしは 自立するために息を切らせて

決して甘やかしてはくれないあなたは
独りでも生きていける 寂しそうな背中で


だけど最近 あなたは優しくしてくれる
少しずつだけど お互いの氷が解けてきたかな

凍りついた心臓に触れるのは
きっとまだまだ 先の話

あたしの冷たい心臓が動き出すのも
きっとあなたに触れられた その時で

血の通った身体で抱き合うのは もっともっと先の話で


今は 信じられるように 信じていられるように

あたしと あなたと


その先の未来と希望を



2006年12月14日(木) Love vows

自立していくことを望みながら
この人だけを信じていればいいと
縋りつく対象を何処かで求めてた

あぁ 此処に居場所を見つけられたと安心したのも束の間
あたしは すぐにその場所を旅立つ

結局此処にあたしの求めていたものは無かったのだと
批判して 反発して 新しい場所を求める

折角見つけた 新しい場所は
遠くて 高くて 気高くて とても儚い

その場所は受け入れてくれるのに 甘えさせてはくれなかった
その手を差し伸べてくれるのに 抱きしめてはくれなかった

だからこそ きっと気づくことが出来た
大切な人を 失ってしまう前に
何もかもが 壊れてしまうその前に

あたしの居場所は ここに在るのだと
そう 気づくことが出来た

本当は 最初からわかっていたのかもしれないけれど
心は 自分の内から満たすものだと
あたしの居場所は 自分の中以外何処にも無いのだと

自立を望んでいながらあたしは
ずっとずっと依存し続けていたのだと

最愛の人にすら 家族にすら
依存しているのは 私の方だったのだ



        だから あたしは

        そしてそれを知りながらも
        あたしのことを 愛していてくれた最愛の人々に

        あたしは これからの全てを懸けて

        愛することを 誓います



2006年12月13日(水)

今日 メールの返事が返ってこないこと
何となく そう感じてた

そしてたぶん 返してきたら返してきたで
こんなことしないで仕事しろよ とか言いそうで

メールの返事が返ってこないのは
あたしが心からそう望んでいないから

ほんとは送る気なかった なんて言ったら嘘だけど
でもたぶん 今日は純粋じゃなかった

あたしのエゴで なんとなく送ったメールだから
だから 返ってこないんだって わかってた

でも どうしてかわかんないけど
ほんとにもうだめって時は ちゃんとすぐに返事をくれる

それらしいこと 書いてないのに
弱音なんて吐いたこと 一度もないのに

おじーちゃんの命日だった時とか
どうしようもなくて泣きそうだった時とか
感情に溺れそうで見失いそうな時とか

あたし独りでは本当に壊れそうになる時は 何故か
ちゃんとすぐに 欲しかった言葉をくれる

お互いの状況なんて一言も書いてないけど
意味を持たないような言葉でも あたしには何よりも大きい

ペラペラ喋るあたしは 手に取るように単純で
口数の少ないあなたは いつでも見透かして

バレてないつもりでいるのは あたしだけかな

何もかもわかってて そんなこと言う

でもたぶん ほんとはわかって欲しくてあたしは残すんだ
あなたにわかって欲しくて そういつでもあたしは

あなたの為だけに あなたに見られることを前提にして
あの場所に 書き残しているから

しょうがないなって思っているのはあなたの方だね
それでも穏やかに微笑んで 撫でてくれるって信じれるから

あたしはあたしのままでいられる

あたしはあたしとして 走っていける


あなたとは きっともっと深いところで繋がっている




そんな気がするから



2006年12月12日(火) escape tonight

逃げるようにあたしは家を出た
暖かい部屋も 明かりも無い 暗闇の中へ

冷たい空気が やけに心地良い
雨上がりの空気が 染み透る

あの七月の帰り道

ねぇ あの日から 執拗なまでの君の束縛が始まった

ほんとはあたしから望んだはずなのにね
束縛されることも ずっとここに居て
外の凍える世界なんて知らずに あなたの温もりだけを感じて 
それ以外が何も見えなくなるように

あたしからそう望んだはずなのにね

架けられた手錠が冷たいのは きっとあなたの温もりを忘れないように
いつでもあなたを求めるように あなたは決してあたしには触れなかった


でもきっとあなたは あたしがいつか逃げ出すことを知っていた
だから いつもどこかで 怯えていたんだ

独りになることを 恐れていたんだ


あたしは あたしだけが あなたを求めていると思っていた
何をしても 何をされても

あたしだけ あなたを愛しているんだと思っていた


言ったでしょ? あなたのくれる暗号は難しいって

だから きっと今まで何度も傷ついてきたんだろうけど
生き方変えられるほど器用なあなたなら

きっとこんな愛し方 していないだろうから


心の何処かで怯えているのは きっとあたしも一緒

あなたの全てを受け入れられるほど あたしはまだ強くはないから
あなたに全てを預けられるほど あたしは強くないし

あたしはそれほど 弱くもないから


そしてあなたも 弱くはないでしょ?


月も星も見えない 冷たい雨上がりの夜の空に

少しだけ 明るい世界が 見えた気がした



2006年12月11日(月) Embracing Good Fortune

携帯片手に朝を向かえ 
気になって調べた占星術者のエッセイに
気になることが書いてあった

真ん中まで読んだあたりで
立ち止まって 考える

ふと 私は思い出す

『あれは 必然だったのか?』

ブラックホールのような 欠けた記憶に
矛盾と 辛く 悲しい想い出

言えなかったこと 嘘をついたこと
誤魔化したこと 諦められなかったこと

好き と言う 君の口から出た言葉
君に伝えた言葉 君に贈った言葉と それから


記憶を一周して 再び続きを読み始めた


手にしたかったモノ 諦めなんて言葉すら浮かばないほどに
魂が求めているような そんな君に

手を繋ぐことが出来ないのなら きっとあの時に諦められていた
もう逢うことが出来ないのなら きっとあの時に逢うことはなかった

だからきっと 今この時は必然で
あの辛い出来事も全て 未来のための必然なんだとしたら?

読み終わったあとに その読んだエッセイのナンバーが
私の誕生日と同じ数字だったとしたら?

どこまでが偶然で どこまでが必然?


だけどきっと そんなことどうでもよくて
きっと誰にもわからないことで
高みに昇って見てみれば 大したことでもないんだろうけど


結局は私自身がそれをどう捉えて生きていくかってだけの話



2006年12月10日(日) inspiration

君が一体何を望んで 何を求めているかはわからないけれど
なかなかこの先に進めていないのは
僕が先に進むことを 心の底からは望んでいないから

純粋にただそのことを望めば
きっと手にすることが出来るってわかっているのに
目の前の恐れが大きすぎて 先に進めずにいる

知らない未来だから 一人では無理だから
傷付くのが恐いから 初めてのことだから

恐いなんて思わずに いつものあたしのように
好奇心もって楽しんで 突き進めばいいのに


もっと信じればいい 受け入れられればいい
ただ愛すればいい 自分自身すらもすべて

出てきた答えを信じればいい
感じた気持ちを受け入れればいい
差し出された愛を感じればいい

ただそれだけの シンプルな話


一度に全部なんて 今は無理

今はただ 自分の直感を信じて


もっと素直に 向き合うことだ



2006年12月09日(土) Love dream

ロマンスの醍醐味なんて ほんとは
あなたが居ない ひとりの部屋で
ジュリエットのように 月夜を眺めたりとか

人知れずに 恋焦がれて
あなたが居ない場所で あなたを想うことだったり

触れられないからこそ 渇かずに居られる
いつまでもいつまでも 情熱は尽きることなく


だけど 現実は上手くいかないように
出会えた時には シュミレーション通りになんてならなくて

この先には 想像したはずのロマンスが待っていて
花嫁はただ 差し出された手を取ればいいだけだと思っていたの

人には必ず 運命の人がいて
その人と結ばれて幸せになるんだって夢見ていた少女に
そして 現実はそうじゃないと知って愕然とした少女に

あなたは なんてかわいそうだと同情するの?

それでも夢を持ち続け 夢を諦めない少女を

あなたはなんて愚かだと蔑むの?


正しいことが正しいと言えない世界で
他人を信じようなんてバカじゃないと何度も思ったけど

あたしはそんなあなたが好きだから
 
命尽きるまで あたしは信じ続けようと思う


信じ 描き続けていると思う あたしの夢を



2006年12月08日(金) True Love

あの時のあたしの悲痛な声を
あなたはどんな思いで聞いていたのだろう

いつもと変わらないあなたの声の中に
汲み取れなかった想いはどれくらいあるのだろう

旅立つあたしをどんな想いで送り出してくれたかな
いつも躓き 不器用に立ち上がってそれでも走っていくあたしを
ただただ黙って見守っててくれたね

引き止めないでいてくれてありがとう
それが愛だと気づかずにいてごめんね

手を差し伸べてくれてありがとう
どんなことがあっても愛してくれる人がいること

あなたと離れて あたしは気づいた


あなたは本当の愛をくれる人
愛が何なのかすら わからないようなこの世界で

あなたは あたしに本当の愛を与えてくれた

ずっとずっと あたしがわからなかっただけで
あたしが求める愛の形とは違っていただけで


あなたは 心からあたしを愛していてくれていたんだ



2006年12月07日(木) わかっていないのは僕の方で

そんなこと言うな とか 思ったり思わなかったり
たぶん僕の思い過ごし だけど 我慢出来ないかも

僕が君の一部になることを 望んでおきながら
ちょっと今は しょうがないなぁ なんて言えないかも

今更 こんなこと言っても 無駄なのにね
もっと前からずっと前から わかってたことなのにね

断片的に 感じる 君の記憶 僕の思い出
嬉しさと 愛しさと 悔しさだったり 嫉妬だったり

まだ子どもなんだな 僕は まだ幼いんだね

知ってる きっとたぶん 甘えれば甘えさせてくれる
でも君の邪魔になるくらいなら 僕は死んだ方がマシ

今すぐに胸を張って君の前に立つことなんて出来ない
でも それでも 今のあたしでもいいなら

今のあたしでも 愛してくれるなら


一緒に泣いて 笑って。

文字だけじゃなく 音だけじゃなく。


あたしを 愛して。


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