当たり前に感じていた愛情が するりと手から離れていったとき ねぇ 私には何が出来る?
当たり前じゃない状態でも ただ当たり前のように与えてくれるあなたの愛情に
ねぇ 私は何が出来るの?
返せなくていいよと言うあなたに ただ泣きながら 感謝するしか出来なくて そんな私の手を取り あなたは
ただただ 泣きやむまで抱きしめてくれた
今年もクリスマスが近づいてきた
今年もきっと 寒い冬だから
ぎゅっと てを つないでいよう
2006年12月15日(金) |
glacial heart |
知ってた? 自立することが全てそうとは限らないけれど 超自立男は傷ついた人が多いってこと
そんで なんかそんな人ばかり好きになっちゃう自分も 過去に助けられなかったモノの穴埋めのように 助けたかったり 護りたかったり
傷口舐めあうのは 好きじゃないよって 言ったあたしは 自立するために息を切らせて
決して甘やかしてはくれないあなたは 独りでも生きていける 寂しそうな背中で
だけど最近 あなたは優しくしてくれる 少しずつだけど お互いの氷が解けてきたかな
凍りついた心臓に触れるのは きっとまだまだ 先の話
あたしの冷たい心臓が動き出すのも きっとあなたに触れられた その時で
血の通った身体で抱き合うのは もっともっと先の話で
今は 信じられるように 信じていられるように
あたしと あなたと
その先の未来と希望を
自立していくことを望みながら この人だけを信じていればいいと 縋りつく対象を何処かで求めてた
あぁ 此処に居場所を見つけられたと安心したのも束の間 あたしは すぐにその場所を旅立つ
結局此処にあたしの求めていたものは無かったのだと 批判して 反発して 新しい場所を求める
折角見つけた 新しい場所は 遠くて 高くて 気高くて とても儚い
その場所は受け入れてくれるのに 甘えさせてはくれなかった その手を差し伸べてくれるのに 抱きしめてはくれなかった
だからこそ きっと気づくことが出来た 大切な人を 失ってしまう前に 何もかもが 壊れてしまうその前に
あたしの居場所は ここに在るのだと そう 気づくことが出来た
本当は 最初からわかっていたのかもしれないけれど 心は 自分の内から満たすものだと あたしの居場所は 自分の中以外何処にも無いのだと
自立を望んでいながらあたしは ずっとずっと依存し続けていたのだと
最愛の人にすら 家族にすら 依存しているのは 私の方だったのだ
だから あたしは
そしてそれを知りながらも あたしのことを 愛していてくれた最愛の人々に
あたしは これからの全てを懸けて
愛することを 誓います
今日 メールの返事が返ってこないこと 何となく そう感じてた
そしてたぶん 返してきたら返してきたで こんなことしないで仕事しろよ とか言いそうで
メールの返事が返ってこないのは あたしが心からそう望んでいないから
ほんとは送る気なかった なんて言ったら嘘だけど でもたぶん 今日は純粋じゃなかった
あたしのエゴで なんとなく送ったメールだから だから 返ってこないんだって わかってた
でも どうしてかわかんないけど ほんとにもうだめって時は ちゃんとすぐに返事をくれる
それらしいこと 書いてないのに 弱音なんて吐いたこと 一度もないのに
おじーちゃんの命日だった時とか どうしようもなくて泣きそうだった時とか 感情に溺れそうで見失いそうな時とか
あたし独りでは本当に壊れそうになる時は 何故か ちゃんとすぐに 欲しかった言葉をくれる
お互いの状況なんて一言も書いてないけど 意味を持たないような言葉でも あたしには何よりも大きい
ペラペラ喋るあたしは 手に取るように単純で 口数の少ないあなたは いつでも見透かして
バレてないつもりでいるのは あたしだけかな
何もかもわかってて そんなこと言う
でもたぶん ほんとはわかって欲しくてあたしは残すんだ あなたにわかって欲しくて そういつでもあたしは
あなたの為だけに あなたに見られることを前提にして あの場所に 書き残しているから
しょうがないなって思っているのはあなたの方だね それでも穏やかに微笑んで 撫でてくれるって信じれるから
あたしはあたしのままでいられる
あたしはあたしとして 走っていける
あなたとは きっともっと深いところで繋がっている
そんな気がするから
2006年12月12日(火) |
escape tonight |
逃げるようにあたしは家を出た 暖かい部屋も 明かりも無い 暗闇の中へ
冷たい空気が やけに心地良い 雨上がりの空気が 染み透る
あの七月の帰り道
ねぇ あの日から 執拗なまでの君の束縛が始まった
ほんとはあたしから望んだはずなのにね 束縛されることも ずっとここに居て 外の凍える世界なんて知らずに あなたの温もりだけを感じて それ以外が何も見えなくなるように
あたしからそう望んだはずなのにね
架けられた手錠が冷たいのは きっとあなたの温もりを忘れないように いつでもあなたを求めるように あなたは決してあたしには触れなかった
でもきっとあなたは あたしがいつか逃げ出すことを知っていた だから いつもどこかで 怯えていたんだ
独りになることを 恐れていたんだ
あたしは あたしだけが あなたを求めていると思っていた 何をしても 何をされても
あたしだけ あなたを愛しているんだと思っていた
言ったでしょ? あなたのくれる暗号は難しいって
だから きっと今まで何度も傷ついてきたんだろうけど 生き方変えられるほど器用なあなたなら
きっとこんな愛し方 していないだろうから
心の何処かで怯えているのは きっとあたしも一緒
あなたの全てを受け入れられるほど あたしはまだ強くはないから あなたに全てを預けられるほど あたしは強くないし
あたしはそれほど 弱くもないから
そしてあなたも 弱くはないでしょ?
月も星も見えない 冷たい雨上がりの夜の空に
少しだけ 明るい世界が 見えた気がした
2006年12月11日(月) |
Embracing Good Fortune |
携帯片手に朝を向かえ 気になって調べた占星術者のエッセイに 気になることが書いてあった
真ん中まで読んだあたりで 立ち止まって 考える
ふと 私は思い出す
『あれは 必然だったのか?』
ブラックホールのような 欠けた記憶に 矛盾と 辛く 悲しい想い出
言えなかったこと 嘘をついたこと 誤魔化したこと 諦められなかったこと
好き と言う 君の口から出た言葉 君に伝えた言葉 君に贈った言葉と それから
記憶を一周して 再び続きを読み始めた
手にしたかったモノ 諦めなんて言葉すら浮かばないほどに 魂が求めているような そんな君に
手を繋ぐことが出来ないのなら きっとあの時に諦められていた もう逢うことが出来ないのなら きっとあの時に逢うことはなかった
だからきっと 今この時は必然で あの辛い出来事も全て 未来のための必然なんだとしたら?
読み終わったあとに その読んだエッセイのナンバーが 私の誕生日と同じ数字だったとしたら?
どこまでが偶然で どこまでが必然?
だけどきっと そんなことどうでもよくて きっと誰にもわからないことで 高みに昇って見てみれば 大したことでもないんだろうけど
結局は私自身がそれをどう捉えて生きていくかってだけの話
2006年12月10日(日) |
inspiration |
君が一体何を望んで 何を求めているかはわからないけれど なかなかこの先に進めていないのは 僕が先に進むことを 心の底からは望んでいないから
純粋にただそのことを望めば きっと手にすることが出来るってわかっているのに 目の前の恐れが大きすぎて 先に進めずにいる
知らない未来だから 一人では無理だから 傷付くのが恐いから 初めてのことだから
恐いなんて思わずに いつものあたしのように 好奇心もって楽しんで 突き進めばいいのに
もっと信じればいい 受け入れられればいい ただ愛すればいい 自分自身すらもすべて
出てきた答えを信じればいい 感じた気持ちを受け入れればいい 差し出された愛を感じればいい
ただそれだけの シンプルな話
一度に全部なんて 今は無理
今はただ 自分の直感を信じて
もっと素直に 向き合うことだ
2006年12月09日(土) |
Love dream |
ロマンスの醍醐味なんて ほんとは あなたが居ない ひとりの部屋で ジュリエットのように 月夜を眺めたりとか
人知れずに 恋焦がれて あなたが居ない場所で あなたを想うことだったり
触れられないからこそ 渇かずに居られる いつまでもいつまでも 情熱は尽きることなく
だけど 現実は上手くいかないように 出会えた時には シュミレーション通りになんてならなくて
この先には 想像したはずのロマンスが待っていて 花嫁はただ 差し出された手を取ればいいだけだと思っていたの
人には必ず 運命の人がいて その人と結ばれて幸せになるんだって夢見ていた少女に そして 現実はそうじゃないと知って愕然とした少女に
あなたは なんてかわいそうだと同情するの?
それでも夢を持ち続け 夢を諦めない少女を
あなたはなんて愚かだと蔑むの?
正しいことが正しいと言えない世界で 他人を信じようなんてバカじゃないと何度も思ったけど
あたしはそんなあなたが好きだから 命尽きるまで あたしは信じ続けようと思う
信じ 描き続けていると思う あたしの夢を
あの時のあたしの悲痛な声を あなたはどんな思いで聞いていたのだろう
いつもと変わらないあなたの声の中に 汲み取れなかった想いはどれくらいあるのだろう
旅立つあたしをどんな想いで送り出してくれたかな いつも躓き 不器用に立ち上がってそれでも走っていくあたしを ただただ黙って見守っててくれたね
引き止めないでいてくれてありがとう それが愛だと気づかずにいてごめんね
手を差し伸べてくれてありがとう どんなことがあっても愛してくれる人がいること
あなたと離れて あたしは気づいた
あなたは本当の愛をくれる人 愛が何なのかすら わからないようなこの世界で
あなたは あたしに本当の愛を与えてくれた
ずっとずっと あたしがわからなかっただけで あたしが求める愛の形とは違っていただけで
あなたは 心からあたしを愛していてくれていたんだ
2006年12月07日(木) |
わかっていないのは僕の方で |
そんなこと言うな とか 思ったり思わなかったり たぶん僕の思い過ごし だけど 我慢出来ないかも
僕が君の一部になることを 望んでおきながら ちょっと今は しょうがないなぁ なんて言えないかも
今更 こんなこと言っても 無駄なのにね もっと前からずっと前から わかってたことなのにね
断片的に 感じる 君の記憶 僕の思い出 嬉しさと 愛しさと 悔しさだったり 嫉妬だったり
まだ子どもなんだな 僕は まだ幼いんだね
知ってる きっとたぶん 甘えれば甘えさせてくれる でも君の邪魔になるくらいなら 僕は死んだ方がマシ
今すぐに胸を張って君の前に立つことなんて出来ない でも それでも 今のあたしでもいいなら
今のあたしでも 愛してくれるなら
一緒に泣いて 笑って。
文字だけじゃなく 音だけじゃなく。
あたしを 愛して。
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