2006年12月31日(日) |
How to spend 〜New Year's Eve.〜 |
本当は 行ってもいいと思った もう 一人でも平気だと思ったし きっと 独りじゃないって思えるだろうし
だから 行きたくなくて行かなかったわけじゃなくて ただ単純に 君と過ごして居たかっただけ
君と一緒に過ごせなくても 君と一緒に居られなくても 意識だけは 気持ちだけは君のことだけを向いて居たかったの
ただただゆったりと 君のことを思いながら 君のことを感じていながら
ただ時が過ぎていくのを 感じて居たいの
だから ほらね
ほんとは寂しかったんでしょ?
今年最後のあなたからのメールは
今まででいちばん 優しかったから
私があなたを好きになった時 私はまだあなたのことを何も知らなかった どんな世界で生きていて どんな世界を見ているのかも知らないで だけどきっと 一目見た瞬間にきっと全てを理解した
私があなたを好きになった時 あなたを好きな人が他にも居て あなたを好きだという人がたくさん居て あなたは私よりずっとずっと遠く高い所に居た
私があなたを好きになった時 私は私の道を見失っていて 過去に向かう旅をしながら 未来ばかり向いていた
過去と未来と今の違いを どう足掻いても失ってしまうモノと それでも失わなくてもいいモノを あなたはそっと 教えてくれた
決して諦めてはいない顔で そんなもんだよと 笑っていた
どんな想いで作ったの? どんな想いで歌ったの?
どういう想いで私にくれたの?
好きになったのは何が先だった? 好きになったのは誰が先だった?
聞きたいことがたくさんあるの 聞きたい台詞がたくさんあるの
知りたくて 知りたくて あなたがどんな人で 何を考え 何を思って生きてきたのか どんな世界を見て生きてきたのか
私の知らない だけどきっと私の大好きな知らない世界を 私が見ないようにしていた世界でも 好きになれそうな気がするから
なかなか見せてはくれない その心の中を 私に 見せて
どんなものでも構わない 綺麗じゃなくても構わないから
私に 教えて
保存フォルダに入ったままのメール
寝ながら聴こうと思って作ってみたディスク
『僕たちだけの Christmas nights』
ノイズが心地良いなんて 思ってもいなかった
違う 本当は君の音が心地良いんだね
君の創り出した世界だから
僕の好きな 世界だから
僕の大好きな 君だから
たまには腰を落ち着けて 一つの世界を創ってみよう
一つの世界と 溶け合ってしまおう
彩を添える 花のように
何処までも続く 白いユリの花畑と 赤紫の天空に
繊細な君だから 敏感な君だから
考え無しにこんなことをしているわけではないでしょ?
暗闇に天空が染まったら
ダイヤのピアスが雪のように輝いて
君まで光が届けばいいのに
僕が見て育った 一面の銀世界を
言葉にならない 息も出来ないような音と光の世界を
きっといつか 君と見ることが出来るように
君と感じることが出来ますように
そして願わくば君の瞳に映るその世界が
何処までも拡がり 何処までも満ちていきますように
今年の冬も また来年の冬も これからもずっと
ひとつずつ ひとつずつ 想い出を作ろう
..........最後の言葉が 聞き取れなかったの
お 願 い も う 一 度 だ け
『・・・キスして』
2006年12月24日(日) |
the noise of the snow |
過去の傷が邪魔をして 君に手を伸ばせないでいるなら
消してしまおう 無くしてしまおう
そのために 君が傷つけてくれるなら
私はどれだけ涙を流してもへーき
過去の傷が 冬の冷たさで疼くなら
私が温めるから 見せてくれるまでずっと待つから
全て白で塗りつぶして 何も見えなくなるほどに
忘れさせて 全て消して ココロの奥まで 全て
全て忘れて真っ白になって それでも君を忘れないなら
君が私を忘れないでいるなら
その時は 今度こそふたりで恋をしよう
きっと何よりずっと素直に向き合えるよ
きっと誰よりもっと愛しいと思えるよ
真っ白になって 再びこの地で巡り逢えたなら
今度こそふたりでキスをしよう 抱きしめ合おう
教えてくれた物語を 教えてくれた数え唄を
虹色の貝殻に 今度は私が教える番だね
生温い水が 冷たくなるまで
握りしめて 凍えてしまわぬよう
涙もきっと 宝石になって
何よりも輝くよ きっと
ずっと
世界で一番最初に きっと私はあなたの歌を聴いたのね
泣きながら眠る 意識の中にそっと ずっと
ずっと
2006年12月22日(金) |
winter again |
駆け足で近づいて来た冬に急かせるように あたしは部屋を飛び出した ここに居ちゃいけないような気がして
あの日あたしは ただ導かれるように部屋を出て行った
アポも取らずに訪れた家は余りに静かで ふと開かれた扉を覗き込んだ
ツンと澄ました猫が横たわる部屋に 招かれて あたしは暖かい部屋に腰を下ろした
猫をかぶったあなたは 決して自分を曝け出したりはしないくせに ヅカヅカとあたしの中に入り込んできた 負けじとあたしも抵抗したけど
無関心を装って あなたはコタツに身体を丸める
話しかけても特に頷きもせず ツンとしたままのあなたに苛立ちながら
あたしはここに来た目的を思い出した
やっとやって来た逢いたかった人に あなたはさっきとは打って変わって明るくはしゃぐ 変な人だと思いながら 輪に加わって話をしたら
やっとあなたはあたしを見て 何この人 面白い とか言って
お腹抱えて 笑った
強固に閉じていた扉は 余りにも呆気なく開いたけど たぶん 一番奥の扉は誰にも
誰にも開いてはくれないんだろうね
自立している人は 強いから好き あたしはいつも そうゆう人を好きになる
だけどあたしは きっと本当は その奥にある弱さをみつけて 人を好きになる
弱いから強くなれた あなたのその奥の 綺麗でか弱い部分を あたしは好きになる
だけど その部分は決して見せてはくれないから 癒そうとしても なかなか叶わなくて
あぁ 愛されてないんだとか 思っちゃったりする
だから少しずつ 弱さを求めるあたしの弱さと それでも好きなんだと貫く強さを
あたしは癒して 広げていけばいい 自分を癒さないことには きっとあなたも癒せやしないだろうから
お節介だと言われたって どうだっていい それでもあなたが あたしから離れていかないのなら
あたしはあなたを 護ると決めたのだから
馴れ合いは好きじゃないって 冷たくあたしは言ったけど その言葉は 本心じゃないけど嘘でもないから
いくらあなたが辛抱強くても 包容力があって優しい人でも ずっとは待ってくれないよね
だから・・・また焦ったりはしない程度に
強くなるために 進んでいきたい
2006年12月21日(木) |
AdultChildren Factory |
君に出会ったのは 3年くらい前だったかな 人知れず 居場所を失くして彷徨っていた僕に
少しだけ 翼を貸してくれたっけ
あの頃はただ 押し寄せる波に もがいて 逆らって 涙して 皮肉って あぁそんなもんかなんて呟いて
強くなった フリをしていた
当てはまる事が多すぎて 当てはまらない事が多すぎて 居場所を見つけた安心と 認められない現実とを
抱えたままで 3歩進んで
振り返って そんなもんじゃんって呟いた
今だから そう言えるだけで 言えるだけの余裕が出来ただけで
きっと誰も悪くない
悪くなんて なかったんだ
あたしも あなたも みんなも
何故だか急に 君の事が思い出されて そう もうすぐ新年だけれど 君に挨拶は出来ないんだね
遠いから きっと少しだけ心も離れてしまっているだろうし
僕は去年 過ちを犯した 気づいて 何も言えなくて きっと僕は
世界で一番大切な人を傷つけてしまった
それでもその人は 何も無かったように 回線混んでたなんて 笑って言うんだ
虫の知らせなんて よく言うけど 何処に居ても 何処かでは繋がっていて
その知らせが耳に入るまでには 心の準備が出来ていて 僕は涙も 流さなかった
ただただ 呆然とするだけだった
色々あったんだよ 僕も 手にした君から貰った本が あまりにも僕の心に甚く響いて
大切な 僕の一番大切な人がこの世から・・・ なんて そう思ったらどうしようもなく泣けてきて
何だか似てたから 主人公と 歳も性格も境遇も
君に電話を掛けようと思ったりした でも どんな言葉を掛けていいのかわからなかった
手紙を書こうとも思ったりもした けど もう少ししてからがいいかなって 年末になっちゃったね
年明けに着くように 君宛ての手紙を書きます たぶん とても悲しくなるから 他愛のない話ばかりしか出来ないけど
ごめんね やっぱり言葉が思いつきそうにもないや
今はただ ただ 黙祷を捧げます
たぶん 本当にどうしようもない時に連絡をくれるのは あたしだけの力じゃどうしようも出来ない時に
決まって 黙って 手を差し伸べてくれるのは
あたしはそういう時にしか助けを求めないって知っているから 本当に苦しい時しか 助けてって言えないって分かってるから
だからだったり するのかな?
2006年12月18日(月) |
奏で 紡ぎ 繋がる音色 |
別に気にかけていたわけじゃないけど 落ち込んでたらどうしようとか思ったり 元気付けるくらいしか 僕には出来ないから
でも僕が愛していなくても 君は たくさんの人から愛されていることを知っているから
少し安心したり 少し寂しかったり
たくさんたくさんある 愛の形で 君が望んでいるのはどんなものだろう
たくさんたくさんある 愛の中で 君は僕の愛を必要としてくれるだろうか
・・・・・音楽がね 絶えない家庭を築きたいと思ったんだ
僕の家庭は 音楽一家じゃなかったけれど 仕事で忙しい父も 不器用な兄も 母も祖父も祖母も どこかで音楽が好きで 絶えることは無かったんだ
一つの楽器と 僕は人生の半分以上も付き合っていたんだ どこかで押さえ込んで 忘れようとしても忘れられないんだ
だから僕は どんなことがあっても
音楽だけは絶えることのない家庭を築きたいと思ったんだ
そうすればきっと みんなどこかで繋がって居られると思うから
今日 同じ世界を見て居たいと思った 同じ空気の中で生きていたいと思った
何だか今日は 心に隙間があって
そこに少しだけ未来が 入り込んできた
君が居て欲しいと思った 君と居たいと思った
温かい音楽が流れる部屋で 温かい空気を感じたんだ
それもいいと思った それがいいと思った
すっと心が冷めた時 現実は簡単じゃないって声がしたけど 心に残った温もりは そう簡単には消えそうにもない
もやもやの答えは 昔からここにあって 意外とあっけなく 心の扉は少しだけ開いた
あぁ 寂しかったのか 苦しかったのか 悲しかったのかなんて今更のように笑って
少しだけ泣いて また笑った
気づいて欲しい 気づいて欲しくて私は此処に残すんだ
それは君に そしてきっと 私自身に
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