自分が こんなに弱いと思わなかった だけれど こんなに強いとも思わなかった
自分が弱いとは思えなかった でも自分が 本当に強いとも思えなかった
大人になって 涙を流すことが少なくなるなら 今のうちに 泣ける強さを身体で覚えて 泣ける弱さを 両腕で抱いて
素直になった分 涙が止まらなくなるのは きっと魂が喜んでいるからだって
笑って 言って 笑って 答えて
笑って。
2007年07月23日(月) |
consequence |
痛みを伴う選択は この先何度訪れるだろう 涙を伴う選択を この先何度経験するのだろう
動かなければ 何も起こらない訳じゃない 動かなければ 何も出来ないだけだから
動けない時と動かない時を見分けるのは難しいけど 動かない時と動きたくない時もわからなくなるけど
動きたい時は 必ず何時か訪れる 動かなきゃいけない時が きっと何時かは訪れる
その時まで動かないで居るのも その時までに少しずつ動いていくのも
それは 君の選択次第
動くも動かないで居るも 君の選択 君の行動
だけど思っていたほど 痛みや涙は悪くない
悪くなんかなかった
恐れは 思っているほど大きいものじゃない
全て 愛しさに変える力を
僕らは 持っているのだから
全ては 与えられたものなのだから
存在する 全ては
光に 生まれる 光に 変われる
2007年07月22日(日) |
Ein Versprechen |
時間が止められるなら 私が止められるのは 私の世界だけだと 虚空に手を掲げ 天空を抱いた
空を握った
もし 私が記憶を無くしても 一番に君の事を思い出す
今すぐ記憶を失ったとしても 私は最初に君の事を想う
これだけヒントがちりばめてあるんだ
君を思い出せないはずはない
2007年07月16日(月) |
destination |
県を超えて このまま ひたすら下るのもいいかな 新幹線使えば6時間くらいだけど ひたすら地道に乗り継いでいったら 何時間で着くんだろう
目的地まで あと二駅 一時間で着くはずなのに いまだに着かないのはどうしてかしら
そこがほんとの目的地じゃないから
なんてね?
戦う事を止めた途端に 翼は力を無くして風に溶けた
抗う事を止めた翼は 天空に舞って 何処かへ還っていった
彷徨い歩く道に 舞い散る羽は 天使なんかじゃない 僕の記憶の欠片だっだ
今までの翼は仮の翼で 柔らかい羽に護られていた 傷付いて抜け落ちた翼から 見えない翼が 震えていた
ただ傷付いた翼を癒すためには あがらう程に時間が必要だった
震えるのは まだだからだよ 吐き気と涙が止まらないのも きっとまだ その時じゃないからなんだ
硝子越しに飛ぶヘリコプターが見えた 新宿の空でも渋谷でも原宿でも どこまでもどこまででも空は空だった
自由な翼を持つ鳥だとしても 此処に居続ける理由も彼らには在るのだろう
いちいち目につく何かから 逝き急ぐ為 死に急ぐ為の材料を頭に刷り込んで 真新しい景色が朧げになるまで 見慣れた風景が懐かしくなるまで
僕は 此処に居たんだ
此処に 居続けているんだ
僕の背後に背負ったモノは 僕の知らない 遥か昔からの柵で 気づいていようが 気づいていまいが お構いなしに 圧し掛かって来る
それでも僕は僕なりに これでも精一杯 生きてきたんだ 罪は償うべきだし 罰も受けるべきだろうけれど いずれ地獄で裁かれるなら
今はただ 僕自身として生きさせて
それが間違いでも 愚かでも
僕は最後まで 僕自身であることを諦めなはしない
今まで言えなかった叫びを 今まで伝えなかった愛を 今まで救えなかった命と 今まで愛せなかった言葉と想いを
今なら愛することが出来そうな気がする
今なら 伝えられる気がするんだ
罪悪感は誰が消すもの?
誰が癒してくれるもの?
大きな大きな庭園に独り 荊の中で踊りましょう
見えている世界と 感じる世界 私の知っている世界は ほんの小さな世界だった でもみんなそうだって パパもそうだって ねぇ それで今頃になって
あの頃はどうだったなんて 言ったりするの?
どうせ見ないフリするのなら 罪とか罰とか 血とか傷とか 私の足枷を 消してしまいましょう 出来るなら やわらかい光に変えてしまいましょう
後悔は山ほどあるけれど 私の腕や 私の言葉は 貴方を愛するために使いましょう
決して自分や誰かを傷つける為に在る訳じゃないのなら 貴方を愛する為に使いましょう 私の愛する貴方の為に使いましょう
愛する人を愛する為に生まれてきたのなら 愛する人の為 私の命を使いましょう 私の命を愛しましょう
貴方の愛する 私の命を 貴方と私と 愛する人たちの為に使いましょう
罪悪感は 私が許せば消えるもの
私が見ているこの世界も 私が許せば消えるもの
大きな大きな庭園で独り 荊の中で踊りましょう
大きく小さな庭園で独り 貴方の為に歌いましょう
2007年07月12日(木) |
La racine de douleurs |
産まれた時から 生まれる前から
僕らはあまりにも完璧すぎて
始まりと同時にマイナスばかりを数えてきた
しまいに不完全なんだと思い込んで
傷つくことが生きる事だと教わった
君はまだ 君の本当の姿を知らない
僕だってまだ 僕の姿の本当を知らない
無くした時から 失う前から
本当はそこに 新しい何かが生まれる
忘れて 忘れようとして 無くなってしまったと思っても
姿を変えて 君は僕の前に現われる
苦しみや憎しみでさえ 愛から産まれる事を
愛から生まれている事を知っているから
傷ついて傷ついて 何度死のうと思って それでも
僕にはまだ 愛を信じる力があるんだ
信じようとする僕がいるんだ
大嫌いな 誰よりも大嫌いな僕自身が それでも
愛することを諦めない僕の事だけは 愛してるって 叫べる
其処に在るのは 思い遣りか 我侭か 愛しさか 朧げな者
気が済めば 立ち上がり 右の掌を 彼方へ向けて
ぐっと拳を 突きつける
振り返った 後に 気づけばいい 彼方が
それでも 彼方を見ている事を
私が 彼方を見ている事を
気づいて 安堵すればいい
私は 私の道を行く
2007年06月19日(火) |
fountain infinitude. |
動き出せば 動き出すこと
わかっているけど 動き出せなくて
動いてみれば 呆気なく転がって
扉が開いて 空が広がってく
何処までも 空はいつでも 無限に広がっていた
『あなたは運命を信じますか?』
なんて言われたら 否定したくなるよね
全ては必然だとか そんなのどうでもよくて
もっと見なきゃいけないものがある
もっと見つめていたいものがある
無限に湧き出る 泉の水は
永遠なんかじゃないけれど
何処までも 何処までも続いていく想いがある
逢いたくても 逢えなくても
叶わなくても 摑めなくても
泉のような 溢れる想いを
遮るものは 何も 無い
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