瞬間 竹林に桜の花びらの舞い
沈む神罹かりウッドベース それ自体ほかのいきもののようなドラムス 狂気染みたオルガン
最高の時間を過ごした また自分の細胞がふつふつと生き返る音を聞く (しぶといな 結構) 兎に角屹立。マイフェイバリットシングス。そればかり。 腰に回された手は まあ 気づかないということにして
オーケー、全てはふたたびニュートラ 予定通り、うつくしく、かくて線引きは預言どおり遂行された 日付変更線をまたぐことなく、ひらりと
全てはニュートラ 私はようやく自由になった こうして強くなってゆく いろんなものを斬り捨てながら 返り血を浴びて不敵に笑いながら うつくしいではないか我が人生
2005年12月29日(木) |
突如具体的になろうと思ってみた |
ほほ。やっぱやめた。 削除。削除。
寝て 起きたら ものすごい寝汗で 電話に 虚ろに 答えて 自分は楽しそうな声を出せているか気にしながら
ああまた私はくっきりと引かれるはずの線をこのようにぼやかして 星が怒る。雲の上の支配宮が怒る。
2005年12月27日(火) |
困難は分割せよ。ったってさあ。限界もあるってば。 |
こういう風になっている。 のである。
アレがこうなるとそうなる。 ナニがそうなるとこうなる。 そういうものなのです。 そういうヒトなのです。あたし。あたしは〜。て?いつそんな事言った?ええ?
またこのようにして自ら混乱を招く、 罪なあたし。ええ。何度でも言いますよ、ツミナアタシ。ツ ミ ナ ア タ シ 。 そもそも私は私であってあたし、なんてそんな流行りの若者風のやや駄々童風の言い回ししたこと無いというのです、ええ。勘弁してください。かんべんしてくださいまじで。ええ。
しかしもはや子供ではないので。 25歳だしね?って以前誰かにも言われたね?子供じゃないんだから、って、 真に受けた私が結局子供だったでしょうか? このような修羅場に及んでも私はすくと屹立せねばならぬのでしょうか?薬も飲まず?
事態をもやもやにせずひとつひとつ片す、 困難は分割せよ、と、中学の担任(やはり国語教師だった)が言っていた とりあえず今日は酔ってるしね、たばこのにおいがひどいし、 寝ることにしましょうか、熱いシャワーを浴びて。
ところで新しい携帯買ったの、3年ぶりに。そしたら6000円も割引になってびびった。そしたらそしたらお写真が綺麗で。 この日記画像は載せられるのかな?どうしたら?? まあ正月に勉強するとしよう。 流行りのブログ風になるわけですか?小生の日記は?け。 酔っ払うと疑問文が多いめわたし。 しかしよのとのがたこのあたりをねらってなんのとくもなかろうになぜにそっとしておいてくれぬのですかんべんしてかんべんしてかんべんして。
いかんちょっと狂気。
さて。 時は満ちたようです。 境界線を引きましょうか。 ひらりと空を切り。 この美しい手で。
2005年12月23日(金) |
contemplation |
可能ならば「つぐみ」のように生きたい とにかくわたしはぶれた環を元の形に戻したい とまれ人生はかくも悲しくそしてうつくしい、ひとのも、じぶんのも 今わたしにできることは待つことしかないらしい 変化はこのように日々訪れている そうしてわたしははたらいている きょうもはたらいている
ただ わたしは夏に知ったトンボ玉の店に行きたい と 思う あの海はよかった あの海はいちばんよかった
2005年12月17日(土) |
預言者の手の形、それはいつも印象的であり |
そんなこんなで朝日がまぶしいぞ 帰り道 大丈夫 大丈夫 破壊本能は発揮されず 平和に飲酒
ところで。 わたしのこれまでの人生には何人か印象に残る預言を落とした人物が居ます。 それらは何故かかつんとこころにひっかかり、大抵の場合、なんだろうな、と思いながらわたしはそのことばを何らかのかたちで記して残してやがて忘れて生活するのですが。 昨日、まったく存在すら忘れていた預言者のひとりと奇しくも再会しました。 会う予定も、可能性すら全く無かったひと。 しばらく会わないうちに、わたしがとしをとった分だけその人もとしをとっており。
自分で、線引きをすることだね ここまで、ってね
と、そのひとは言いました。 手で空間をひらりと切り裂きながら。
わたしはその手の形ばかりを見ていました。 その手がどれだけのひとを切り裂いてきたのだろう、とぼんやり考えながら。 ああ、きっとこの瞬間も記され、時々思い出す瞬間になるのだろうと思いながら。
線引き。 近々、ひそやかに、こころのなかで、わたしはそれを遂行することになるのでしょうか。
2005年12月16日(金) |
ジェノベーゼソースの襲撃ふたたび |
ふてぶてしくもこんな歳まで生き残っている
子供のような表情しか持たぬ同い年の人はあと20回恋をすると言っていた
パスタを食べながら。ジェノベーゼソース。またか。馬鹿か。緑の粒に嫌悪感。
わたしは彼女をどこか遠い世界のひとのような
本来自分もいるべきだった世界から遠く遠く漂ってきてしまったような
ここはどこだ?オブラートが目に入って何も見えぬ
ウインドウに映る自分が深く深く疲れた表情をしていることに驚き
しかしこれがあるべきわたしのかお こんな歳まで生き残った人間のかお
もはや未来なんて見えねえよ、というより最初から見えていたためしなどありませんでした
一瞬 きら と光ったように見えた あれは
未来ではなかった
初めてかたちを顕にした過去 それを捨てようという覚悟 だった のにな
2005年12月15日(木) |
郷愁ノスタルジー(片恋クレイジー) |
ここのところとても寒いので調子が良い
しろい満月が夜のくもを銀色に縁取っているあたりなど心地好い
聴こえるはずの無い遠い汽笛を聴いたりもする
あの日みなとに飛んでいった風船を追いかけているのは
わたしなのかもしれない 少女のように切りそろえた髪を揺らして
あのとき決めたのだから そのようにしようと思う
大丈夫 知らぬ間につよくなるから あなたの予言したとおり
2005年12月14日(水) |
memento mori |
ウェイン・ショーターはニュートラによく似合う
空気が銀杏の葉を孕んでわたしを中心にぐるり回って
舞い上がって夜空には満月 また 満月 また 満月
あんなに好きだった珈琲を飲むことが久しくなかった
ということを、カップのふちをなぞる自分の癖を思い出しながら
昔わたしの手が好きといった男が居たな
などと思い出しながら
夜空には ああ またも冷たい満月 今日きっと排卵しているわたし
卵を産むことをやめたはずだったのにこんなにたやすく女に戻るわたし
大丈夫 既にニュートラ
しをおもうことはもはや概念的な次元に戻りつつある
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