感情という乗り物...めがね

 

 

夕緑闊歩 - 2005年06月05日(日)

今日喋らない子に出会った。まったく喋らないのではない。例えば雨が降ったら「雨だね」とか話すのだが、何もない昼下がりの街を歩いていても言葉はない。そんな状態を自分は正しいと思っていて、多分相手も正しいと思っている。そこに、誰かといたら何か話さなければならないみたいな強迫観念じみた空気はなく、ただなんとなくたまたまここにいるといった変な感じ。そんな感覚を自分も自然になんとも思っていなかった。悲しい話でもなければ、中身のない話でもない。何かを期待したわけでもないし、なぜそこにいたかもわからない。大袈裟な話でもなければどこにでもある平凡な話。


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光の具合 - 2005年05月31日(火)

スタジオで疲れた。ドラムはとことん体力使う。お腹空くし
最近ビッグスターとかばっか聞いてる
バンマスやって思うこと
・突き詰めていくとうまくいかない
なんかこう直感に従ってやった方がうまくいくと思った
照明買ったけどデザインがかなり部屋に合わなかった
けどこの薄暗さとコーヒーとタバコと音楽と本があったら何時間でも部屋で落ち着ける
照明はかなり大事
ソニックユースをカバーしています
写真撮ってたらなんだか落ち着く
サイクルがあって作っていける


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基準なんてないけど - 2005年05月29日(日)

うまくいかないようにうまくできない
難しいな、言い回しに困る
これじゃ病んでると言われようとも仕方ない
もう興味ない、そういうこと
でも繊細さがない人は普通に嫌だ
話してて疲れる
人の気持ちは考えられることは最低条件だと思ってる


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肌寒い気持ちの痒いところ - 2005年05月28日(土)

どれだけ多くのできごとが本質を見られることなく表面的に自分の視野を通り過ぎていっただろう

どうだっていいのだけど

ひとつひとつのことに対する感謝や回想や反省やいろんな気分に
忘れたくないという感情が湧いてくることもある

一種の感情が枯れかけている

庭に植えた苗に一週間水をやることを忘れていた、そんな焦りが全身を支配し小さなパニックが生まれる

水はやり過ぎても仕方ない

取り戻すタイミングだけ身構えてみては姿勢を正してみては気持ちを戒める

最近雨ばかり降っていたから変に都合がよかったりした


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中央線景 - 2005年05月27日(金)

なんとなく朝始発を待っていて地下鉄のホームのベンチで座っていた。
さっきかけられた何でもない偶然の一言を深く回想しながら。
瞬間、恐怖がやってきた。ちっさい恐怖。
落とし穴に落ちたのだ。
正確には近づいたのは自分の方からだったかもしれない。
約束が呼ぶ声が聞こえ、瞬間、正気に戻る。地上への階段。
形としての信じることがたくさんあるほど素直に自分の言葉が吐ける。
屈折してしまうと淀みが澄むことはなかなかありえないようだ。
自分のせいでもないし宇宙の真理でもない。
いつもそうだ。
時間の流れをもってしても手で掬った水のように指の間からこぼれ落ちる。
指の先から腕の関節まで伝っていき海のように広いキャンパスに落ちる図がなんとなく頭にポワーンと浮かんではまた逆再生のように戻る。
全ての感情が滝のように流れ出しては素知らぬフリでやっている。
本当のところは誰も知らない。都合良くなんか知らない。
呼吸をやめたくなる、投げだしたくなる瞬間があってそれはいつもキリのいいところで寂しさとともに慰めのようになって停止信号を押す。

やめるボタンがあればいつでも押すかもしれないというのに。


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ここにいません - 2005年05月26日(木)

現実感のない、岡崎京子の漫画の登場人物に言わせれば「いったい、なにやってるんだろう」的な生活がずっと続いている
この慢性的なムダから何か見つけることは難しいしこの現状に打ち勝つことも、たぶん、ムリ
気取り、だとか、流行、だとか、くそ喰らえ
変換に戸惑ってたら何言いたいか忘れた
もっと超越した「意志」とか「感覚」の力を信じている
言葉でコレを書いても仕方ない
作品はこれをさらに超えないといけないと思う
そういう作品にこちらも反応するのが正しい



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空気の冷たい - 2005年05月25日(水)

変なタイミング 異常っぽさ
違う気が する 捉えがたい 大きな存在
悪い気をする つもりでいたわけじゃない
雨が毎日降る 変なタイミングで
サボる 話す 気が楽になる 
惰性に 甘える 意味がない と悟る
水たまりが 光を反射する 偶然
傘に二人 偶然 違う気がする
この時間{だけ}
    {しか}
変なタイミング が続く 弱る
気にしすぎた かもしれない
{普通がわからない}
{もうどうでもいい}
軽く超えてる


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死んだように生きる - 2005年05月24日(火)

傘を持って忘れた日に限って雨が降ってくる
当たり前のように雨に打たれてくると段々と気持ちよくなってくる
もうどうでもよくなってくる
どうにでもよくなりたいなぁ

自分が何もしていないときに自分を少し大きなヤツだと思ってみる
そうすると不思議とすんなり思い込めたりする
でも自分が何かやった上で大きなヤツだと思ってみても無駄だ
行動の結果に嘘をつくことになる
限界を知ってしまったらなんだか急に疲れてきた

死んだように生きたくありません
ただそれだけ


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コーヒー中毒 - 2005年05月23日(月)

こうやって記憶を辿って書いていても何も得るものがないし一貫性がなくてつまらない。ただだらだらしているようなものだ。
何かしていたいという欲求はいつも自分の中のある部分を占めていて、何かでかいことをしたいという欲求も同じようにある。
じゃあ何かを成し遂げたいと本当に思ってるか?と聞かれても「はい」と答えることだけしかできないような気がする。考えたいっぽうで何もイマジネーションが浮かばず苦しんでいたりする。
繰り返して失敗して学んでいくのが普通かもしれないけどただめんどくさい。案外病んでいる自分を知ってしまう。
最近歩くことが多い。隣駅から家まで時間あればだいたい歩く。その歩くエネルギーみたいなものは絶えずある。誰も知らない。自分だけが知っている。
持ち腐れしている。正しさを与えられず時間だけが過ぎて行く。肝心なものがつかめず空を斬ってみては実感のないことを知る。
繰り返せば何か変わる気がするような一歩も進んでいないような何かを感じとっているような何か学んでいるような悩んでいるようなめんどくさいようなこんな程度の。人見知りばっかりしていれば難しい顔をしているかもしれない。
写真を先生にみてもらったら学科を、建築なのか?と聞かれ理系の感性(というか計算好きな理詰めの根性)らしき評価をされてどうも何かから抜け出ていないような曖昧な気持ちになる。
何も考えずにいきたい。


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現実とメタと虚偽により自閉症気味 - 2005年05月22日(日)

土曜日。サタデー。朝の授業(卓球)もめんどくさくなって出ていない。正門前行ったら古本市やってて3冊程買う。吉行淳之介の「鞄の中身」は今読んでいるけど面白い。写真の授業で初めて暗室に入る。精神と時の部屋みたい。時間あっというまに経つ。その後ゼミ生みんなラーメンおごってもらった。写真の授業だからラーメン食ってる時も写真撮るヤツがいる。夜、渋谷で地元の友達と久々に飲む。最近音楽やら文学に傾倒していたから気づかなかったけど一人の方が落ち着く。当たり前だが生きるというプロセスは生々しくも輝かしい。


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