アタシの危険信号
貴方は気付かない
あのワン切りは
アタシのSOS
アイツは気付いて
糸を手繰った
たった一つの糸は
まだ千切れてなくて
枝分かれした今も
とても頼りない
アイツはまた其れを紡いだ
ぶっきらぼうに
アタシを紡いだ
御免ね、 また入ってきたみたい。
アイツが此処に。 アタシが入れたの。
この隙間を埋めるのは 今は貴方の言葉じゃない 今は全部が痛いから
こんな筈じゃ無かったのにね
何でかな アイツの痛い言葉も こんなに素直に入ってきて やっぱり全部信じれるから
貴方の優しい言葉も フィルターを通してるみたいで 嘘を探してしまうから
駄目だね 今アイツが帰ってきたら
アタシはきっと誓いを守れない。
やっぱりまだ、貴方はアイツには届いてない。
アタシの手を触って 冷たいでしょう?
アタシの腕を見て 白いでしょう?
アタシの鼓動を聴いて 弱いでしょう?
多分この身体にはマトモに血が通って無いの
貴方の肌が羨ましくて
貴方の体温が愛しくて
貴方の心臓の音が 呼吸が 何よりアタシを落ち着けるの
だからいつだってアタシには貴方が必要なの 貴方じゃ無きゃ
この身体は この心臓は
きっと冷えて固まってしまうから
この身体から 貴方の温もりが薄れるのが怖いよ
アタシは体温低いから いつもくっ付いてたいから
この耳から 貴方の声が遠ざかるのが怖いよ
君の歌声は高くて綺麗だから 囁き声は低くて優しいから
いつもアタシを落ち着けるから 側に居ないと不安なのに
側に居てもあんな不安感じるなら 側に居ないと耐えれないよ
アタシをもっと縛り付けて
でもね 一緒に暮らそうなんて いまは理想でしか無い事 痛い位貴方だって解ってる筈でしょう
嘘吐かれちゃいました。
第三者からそれ聞いて気付いたから余計ショック。
「大したこと無いじゃん」って ミンナ言うけれど、 凄い痛かったし。
誰よりも信用してる人間に 吐かれた嘘は 時として裏切りよりも重いんです。
厭むしろ、 その嘘自体が 既に裏切りなんです。
ワカッテルよ? 君に塞がれたら許しちゃうって事ぐらい。
そんなアタシが嫌で そんな貴方が今は嫌。
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