アタシと彼を繋ぐのは
たった二つの携帯で
あまりにも頼りない 見えない線一つで
繋がった絆
大袈裟な偶然じゃナイ 最初はただの気紛れとタイミング
何だって誰だって繰り返す
絶対的多数のベクトルが 一つの位置に向けられて アタシはそれらを何気無く繋いだし 何気無く断ち切った
何かが他と違うと感じたのは 単なる偶然で在れば在るほど 後に重なる事実への対応も取れた 筈なのに
アタシが選んだ アタシを選んだ
単なる一瞬の偶然が繋いだ交流
後悔するにはモウ 気付くのが遅すぎて
只あの時とは違う何かを 必死で紡ごうとしてる
少しでも 強く 少しでも 長く 繋ぎたいと思えたのは
他の誰なんかじゃない
果たしてアレは 恋だったのかどうか
今ではモォ分からないけれど
果たしてコレは 恋なのかどうか
今ではマダ分からないけれど
何かが無くなって 何かが生まれるような そんな予感
期待と不安の入り交じった 未知数な感情
暗闇に浮かんだ危なげな橋だって
今なら手探りで渡ってやるよ
重なりたいと思う感情は 気の迷いなんかじゃない
確かに感じる安らぎは 幻想なんかじゃない
繰り返したくないから 逃げるなんて資格は無いアタシが
彼を求める事で 何かを掴めるのなら
あれは偶然じゃない。
貴方の代わりが必要だと感じること
貴方の代わりをを探そうと思うこと
貴方の代わりを探すこと
貴方の代わりを見つけること
貴方の代わりに愛されること
貴方の代わりを愛すこと
簡単なことだって笑って澄ましていればいい
最初なんて簡単な偶然
それに必然
だから そんな壁 崩せ
単純で簡単なことなんて
思った程軽くはないみたい
本当だよ 上手く笑えなくなった
あんな 他人行儀な物言いを
アタシが何時か貴方に使う日が来るなんて
思えなかった
ほんの一瞬の、 でも誰も知らない顔とか感情とか 貴方にしか見せてなかった
だって そのまなざしの前じゃ 何一つ隠せやしない事なんて 最初から判ってたから
何時からか ドコからか
誰が招いた結果でもなく
アタシは、その場所から居なくなるから
その部屋を空けるから
大事な合鍵も捨てる モォ入らない
だから、 二度とあんな目をしないでね
目一杯 心の底から 他人行儀な
ガンバレ。
オカシイぢゃん
どうなってんのさ
モゥこの道は完全に分岐した筈で 貴方は只、 その選んだ道 例え残酷でも戻らないと
それは誓いで、 確かにあの時 アタシと交わした筈でしょ
だから 何をしようが どうなろうが モォ尻拭いするのは自分だけで
アタシは納得して そのシアワセを願って …その筈。
誰と遊ぼうが メル友何人作ろうが 貴方に伝える必要もそのつもりも無くて
埋めたいとか ソンナ訳じゃない
只やりたいようにやるの
アタシも 貴方も。
だから そんな話をしないで
シアワセだって笑ってりゃイイんだ
そしたらアタシは 痛まなくて済む
何も考えずに アタシで居れる。
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