君のいない時間
退屈な時間
目を開けた儘
眠っていた
君といる時間
大切な時間
目を閉じた儘
笑ってたい
もう 何も分からないよ 笑えないよ 歩けないよ
でも 何も怖くないよ 迷わないよ 時が来ても
アタシはここにいるよ。
君を待つ時間
からっぽの時間
呼吸を止めて
眠ってたい。
そっか
また君もアタシを縛るんだね
抱き締めながら 突き放して 微笑みながら 動かない
ドウシタイ? ドウシテホシイ?
言葉を無くしたアタシには 無意味な問い掛け
叫んでも届かない
ソコには誰かが居る
アタシが壊せない
また泣き寝入り?
繰り返す苦しみと痛みは アタシが招いたのだから
逃げることなど許されない キレナイクサリ。
もう目は逸らさないよ この鎖を握る手に 噛み付いて しがみついて 離さないから。
その唇がアタシの名を呼ぶ限り この痛みを手放したりしないから
君が居るだけで幸せなんです 君と居ることが幸せなんじゃない
どれだけ繋がれても 塞がれても、 満足なんてない
当たり前の様に存在するわけじゃない いつまでも居られるわけじゃない 会いたい時に会えるわけじゃない
それでも、 アタシは君じゃなきゃ駄目だよ
その口から溢れるどんな言葉、 優しい台詞も意地悪な嘘も下らない冗談も アタシには全部が真実。
あの輪を絡ませて繋いだ指を解かないで
誰よりも確かに感じるのに 放せば消えそうなこの灯を、 どこまでも灯したいのに
未来なんて見えない これ以上も望まない 痛みはまだ終わらない
「これが最後の恋にであるように」 いつも願ってた
「次が最後の恋になったら」 どれだけ楽だろう
治らない傷があって 戻れない場所がある 埋まらない溝があって 帰らない人がいる
何度も繰り返し呟いた あの鎖を切り落として 最後に守りたいと思ったのは アタシと、 君でした。
心配しないで もう嘆かないで 傷つかないで 哀しまないで
裏切らないから 繋ぐから 守るから どこにも行かないから
どうか信じて ここに居させて下さい、 これで最後 アタシに最後のチャンスを頂戴。
アタシを縛った人 一度は戻った場所 戻らなきゃ 君には出会わなかった
例え許されないとしてでもいい、 そこには戻らない。
一方通行の呪いは解けたのかもしれない。
そしたら今度は お互い好きでも側に居れない 近くに居られない 簡単には逢えない処まで 引き離されるようになったんだ
アタシは欲張りなのか 多くは求めないのか
少なくとも大切な人、それ自体が 只存在して笑ってくれる事実 それが在ればあたしは歩けるから
ただ居れば…
一緒に居たいんだ 逢いたいときに逢えない それを不安に感じることは 完全な信頼はまだそこには無くて
ただでさえ脆い糸を 同じだけの糸を長く紡いで伸ばす訳だから 遠くならなおさら だからこそ、 何もかも信じたいんだ 揺らがない自信と揺らがれない信頼、 対等な強さで織り込まきゃ持たない あと少しの強さが まだ、 アタシには足りない
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