大きなのっぽの古時計。 今はもう動かない。
運命だって信じてた 未来だって描いてた きっと気付いたらいつだって 隣に居ると思ってた
馬鹿だよね、 期待してた。
まだやり直せるって。
壊れたパズルみたいに 組み直せば元通りになれるって。
違った。 最初からピースなんて足りて無くて。 集めた先から零れ落ちて 無くしてたのに、 気付かない振りをして 揃うと思い込んでた。
最初から。 全部最初から。
間違ってた。
お人好しな君が 無理に繕ってくれるぐらいなら
アタシは嘲笑いながら。 手を振りながら。 此処から消えて無くなるから。
この目に映る全て 壊し尽くしたら
何かが始まるのかな 何かが見つかるのかな そして… 何かが終わるのかな
目に見える鎖が欲しい その先を握ってて アタシを縛り付けてクダサイ 籠が欲しい 君を閉じ込めて …飼いたい
きっと何十回 たとえ何百回
ここで離れても 途切れないで 唯此処だけを見ていて欲しいんだ
出来ない約束は アタシも嫌いだから
追い詰められる事に疲れて 自分の矛盾に気付かずに 簡単に逃げ出せる程 軽い誓いじゃない
いつまでも誓うよ いつだって祈るよ 君の側で君だけの為に 心から笑える事
消えたい キエタイ。
アタシがダイスキな君を遺して? 君を連れて?
アタシを壊した彼を遺して? 彼を連れて?
愛してくれる彼女を遺して? 彼女を連れて?
分からない ケド 一人は嫌だよ。
いつからだろう その言葉を素直に受け入れられなくなったのは
自らせがむ事で生じる 劣等感と 紡がせた瞬間の 僅かな猜疑 そして 同時の自己満足
それでもいつかは 全て満たされて 許されると
言い聞かせ続けて
そしてそれを 確信に変えたくて
今まで 繋いできた
だけどもう 何処かでこの道は途切れて 突き堕とされる不安
一つ信じれば 一つ嘘に
日増しに強くなって 見上げる事も足元を見下ろす事も怖くて
この足で立てる自信が 欲しいだけなのに
君は、
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