黎子の日記 


和っはっは 若衆組
影の支配者 藤堂黎子の日記


2005年11月12日(土) 影の支配者として

打ち合わせの日程を決めたり、内容をまとめたり。
影の支配者としての仕事って、結構あります。
が、これって、「影の」仕事ではないような気がします^^;
たいしたことではないのですけれど、なんだかすっかり仕切っているのが、みんなに申し訳ないです。
私は申し訳ないと思っているのですけれど、多分みんなは当然のことのように受け取っているのではないかと・・・(笑)

コラムの更新をしたいのですけれど、なかなか・・・^^;
ごめんなさい。
言い訳はしません・・・。

もう少しすると、賢太郎と了中君はアメリカに行ってしまいます。
寂しいですね(:_;)
「お土産、よろしく!」と言ってあります。
楽しみですね^^

最近、お稽古が忙しいです。
明日は三味線のお稽古があります。
ということは、明日のこの日記は、三味線のお稽古のご報告になりますね^^



2005年11月11日(金) もののけ姫

今日は夕方から笛のお稽古でした。
どういうわけか、今日は調子が悪くて、音が全然出ず、すごく焦りました。
師匠は「波があるのよ〜」といっていました。
というか、高い音が出ないのは「高い音を出そう」と意識しすぎているためらしいです。
で、もう一オクターブ高い音が出てしまう・・・。
無理な音を出しているので、当然音がかすれます。
「黎子さんはいい音を出そうとしちゃうけど、いい音じゃなくても良いのよ、味だから」
それでも師匠の笛の音はやっぱりきれいです。
ん〜・・・味と言えば聞こえは良いけど、やっぱりきれいな音で吹きたいです。

一通りお稽古が済んで、雑談をしながらもらった譜面を何となく吹いていました。
そしたら・・・さっきまで出なかった音がきれいに出ます。
「ほら、やっぱり・・・誰かが目の前にいると、がんばり過ぎちゃうのよ」
彼女はいつでもマイペースで、ゆったりの人なので、癒されます。

そういうわけで、今日もらった「もののけ姫」の譜は、半分くらい吹けるようになりました。
本当は、叙情歌集とかを上手に吹きたいんですけどね。
長唄も吹いてみたいし。
でも、知っている曲を吹けるのも一つの楽しみです。

三味線や笛を習い始めて、メロディーを奏でることの面白さを知りました。
それまではあまりメロディー楽器を触っていなかったので。
三味線に比べると、笛はわかりやすくて良いですね。
きれいな音を出すためには、両方ともかなりの練習が必要であることは、知っていますけれど・・・。



2005年11月10日(木) お囃子

「菊寿の草摺」。通称「勢い」。
小鼓のお稽古でした。

「今日は結構よく鳴ってない?」といえば、「そういう風に組んだから」。
冷たいですねぇ。
褒められて伸びるタイプなのに、私(笑)
小鼓は、お稽古している間にどんどん調子が変わるので、最終的には鳴らなくなります。
調子の付け方を知りませんので、どうしても。
教えてもらおうかとも思いますけれど、難しそうなので、もうしばらくは師匠任せですね。

「勢い」のお稽古は2度目ですけれど、ずいぶん間が開いてしまったのですっかり忘れていました。
でも、楽器って不思議なもので、身体が覚えているのでどうにかなります。
ただ・・・楽器って、触らないと音が出なくなるんです。
手は覚えていても楽器が鳴らないとどうしようもないので、プロの方は大変だなぁと思います。

最近太鼓をやっていなくて、出ていた太鼓で遊んでいました。
私と息子の前に、悠里ちゃんが太鼓のお稽古をしていましたので。
悠里ちゃんがやっていたのは「屋台の合方」です。
私が今三味線でお稽古している曲(合方)ですね。
私も少し前まで太鼓をやっていましたので、それを打って遊んでいました。
すっかり忘れていますけれど、まぁ、何となく。
太鼓のお稽古もしてもらいたいなぁ・・・と。

息子が小鼓のお稽古をします。
小鼓の皮の方が、彼の顔より大きいです(笑)
もう、構えているだけで大変そうです。
それでもそれなりに音は出ています。
手が小さいので、どうにもならない部分はありますけれど。
本人が楽しそうなので、それが一番かと思います。
でも、お稽古の最中に「あ〜、重い。あ〜、疲れた」というのはどうかと思います。
親子でのお稽古というのは、そういう意味でも難しいようです。



2005年11月07日(月) サイト紹介 〜こよみのページ〜

私は月が好きです。
星も太陽も好きですけれど、とにかく月が好きです。
今年の中秋の名月の日(9月18日)には、悠里ちゃんのお宅でみんなで騒いでいたにもかかわらず、途中で抜け出して一人公園で月見酒を楽しんでいたほどです。

今日はお天気も良く、秋らしく空気が澄んでいました。
ちょっと暑かったですけれど。
そんなわけで、夕方外に出たときに空を見ますときれいな月が出ていました。
私はあまり暦に詳しくありませんので、調べてみようと思い立ちました。
検索をかけてみましたら、凄いサイトを見つけたのでご紹介しようかと。

「こよみのページ」というサイトです。
URLはこちら→ http://koyomi8.com/

私、こういうサイトが大好きで、多分一日遊んでいても飽きないです。
お好きな方は是非一度、行ってみてくださいませ^^

素敵なサイトを見つけると、ついつい嬉しくなってしまいます。
そういうわけで、今日はサイト紹介でした^^



2005年11月05日(土) お稽古

「読み物」の中の個人日記は、4人それぞれの個性が出ていて面白いですね。
一番はじめに日記を書くことにしたとき、「みんな出来る範囲で書けばいいから、更新頻度はそれぞれに任せる」という約束になっていましたけれど、最近は「私が読みたいから、マメに更新して!」と思います。
というわけで、私以外の3人には頑張ってもらいましょう(笑)

今週は毎日出かけていたため、あまり日記の更新が出来ませんでした。
なぜって・・・なぜだろう?ネタがなかった??かもしれませんね。

今日は三味線のお稽古に行きました。
師匠(義父)は、若衆のサイトを結構マメに見に来てくれているようで、「あれ、面白いよね」と言ってくれました。
光栄です^^ 頑張ります!

息子のお稽古をしていて、師匠が「この子は天才じゃないの?」と。
ええ、爺バカ半分なのですけれど。
自然と指が動くらしく、言われたとおりの音が出ます。
理屈は全くわかっていないのです。
三味線は弦楽器ですから、開放弦が一番低い音で、押さえる位置が低くなるほど高い音が出ます。
弦が短くなれば高い音が出る。楽器が小さくなれば基本的に音は高くなる。
そういうことを全く知らないはずなのに、師匠の歌う音をきちんと出すんです。
子供の持つ感性というものはすばらしいです。
芸術は理屈ではありませんから、あまり理屈っぽいことは抜きにして、感性をのばしてあげられたらと思います。
でも・・・感性って自分で磨き伸ばしていくものですからね、私があれこれ口を出すことではありませんね。

私の方は、屋台の合方を「一人で弾いてご覧よ」と言われてしまいました。
師匠を目の前にして一人で弾くということ。これは大変なことです。
いきなり凄く緊張しました。
どうにかこうにか弾きましたけれど・・・師匠は褒めてくれますが、なかなか・・・ねぇ。
それでも少し自信が持てたのは、きちんと上達している実感があるからでしょうか。
久しぶりに猩々も見てもらいましたけれど、あまりに久しぶりだったので^^;
一中節と常磐津では、音の出し方が違います。
楽器の構造は同じはずなのに、たとえば同じように弾いても音が全く違います。
多分、一中節の三味線の方が皮が薄いのではないかと。繊細な音がしますから。
バチの使い方、運指の仕方、全く違うのが面白いですね。
いっぺんにそれを使い分けるというのも大変なことで、師匠は「やっと最近出来るようになった」と言っていました。

今一番やらなければならないのも三味線のお稽古で、一番マメに見てくれるのは三味線の師匠です。
だからやっぱり三味線は上達しますし、上達すれば楽しいです。

お稽古事は楽しいのが一番。
そう思って、頑張ります^^


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