2005年10月27日(木)
「奥さん!!」
ジムの更衣室にて、「ちょっと奥さん!!」 やたらでかい声が聞こえる。 年配の女性みたい。言葉には明らかに棘があり 狭い更衣室の中の空気がしんとなる。 お、誰か呼ばれてる。 ほら〜、イライラしちゃってるよ〜。 早く返事すればいいのに・・・ そそくさと着替えていると 三回目にして、呼ばれていたのは自分だと気付く。 ビックリだわ。度肝抜いたわ。そのご夫人のこと コントみたいにニ度見しちゃった。 そりゃあ奥さんと呼ばれてもおかしくない歳なのよ。 でも、その人の呼ぶ「奥さん」っていうのには 「そこの所帯じみたおばさん!」って意味を 色濃〜く写していたわけで、家庭を持っていても いやな思いをしそうなその言葉を、 独身のうちからくらうとはどういうことですか!? 「え、え、あの」と動揺してるうちに 何か早口でイヤミを言われた挙句 ぷいっと行ってしまわれた。 何か怒られたのだけど、覚えてない・・・。 かなり理不尽なことだったような気がするけど それどころじゃないぞばかやろーっ。 言葉のハイキックをくらって、ダウン寸前です。 頭の中でリフレインされる「奥さん」 早く消えて・・・(T-T) |
2005年10月26日(水)
サブちゃんの器
近所のスーパーの駐車場へ入るために、右折しようスピードを落とすと カートと、かなり慌てたバイトくんの姿が見えました。 カートのいくつかがバイトくんの手を離れ、 ガラガラーっと道路の方へ飛び出し、私の車にどがっと・・・ どがっ・・・と・・・いっちゃました(泣) 1度は「気をつけて〜」で済ませたものの よく見ると、運転席のドアに凹みが。 小さい・・・確かに小さいですが凹んでる。 この程度で文句いったらセコイかしら。 こいつ、器のちいせぇヤツだなとか思われるのかしら。 いやいや、ここは毅然としないとなぁ・・・ ちょっと怯えてるバイトくんに責任者はどこかしら?と 優しく聞き、とりあえずは弁償してもらえることにはなったのですが。 こういう微妙な事故は三回目。 一方的に傷つけられたのに、「修理してもらうわよ!」 というには、ちょっと躊躇してしまう。 ぶつけられたこっちが悪い事したみたいにドキドキする。 ただの小心者のなのだけど。 こんな小心者なのに、余計な請求をされないように、 相手に釘を刺されるわけですよ。 「今回の傷はここだけですね?こちらは違いますよね?」 なんて、今回も。そんなのわかるかー!それよりキチンと謝れ。 今日なんてまだいい方で 開口一番「オタクも悪いんじゃないの?」 ストレートに言われた事もあったな・・・。 【謝ったら負け】みたいな変な文化がありますね、 日本の交通事故事情・・・。 実際、ここぞとばかりにボッタくる人はいるので 自分の身を守るための最善の策なのだろうけど、 悲しいものがあるなと。寂しいなぁって。心が貧しいというか。 遠まわしに失礼なこといってくる副店長くんと 「余計な請求をするつもりはない」という事を 伝えようと、あれこれ言葉を選んでいると 奥から店長登場。サブちゃんばりの鼻の穴をもっとふくらまし、 「大変申し訳ございませんでした」と深々と。 さすが、サブちゃん!あんた器がでかいよ。 そのきちんとした一言があるかないかで 随分違うのよ。それをよくわかってらっしゃる。 今回はいやーな思いをしなくてよさそうです。 ささ、修理修理♪ |
2005年10月24日(月)
あわてんぼうのアンダーショーツ
正月そうそうインロックする。→がびーん。 ポケットにお札をいれたまま洗濯。 →くしゃくしゃ。 海外旅行の出発日を1日間違える。 →超、慌てる。 日頃から繰り返される、ボケッぷり。 友達もあきれ気味なのはわかってるのですが これって、病気なのかなぁ・・・治る気配がない。 ある日、借りてた物を返すべく、 (それは上着だったか、マフラーだったか、忘れました) 汚れないように、どこかのショップの袋に いれてカレに渡したのです。 夜にその人から電話が。 「これって、わざとなのか??」 ・・・はて?どういう意味でしょう? 今日、確かに借りてた物はお返ししましたが、 それがなにか? きょとんとしている私に 照れたような、あきれたような声で 「水着のアンダーショーツがっ、一緒に入ってたぞ!」 あんだーしょーつぅ!? あれか?ベージュの、横が紐の、水着の下につける! な、な、なぁんでそんなものが! 冗談でしょう!?と捲くし立てたのですが どうやら、本当。 じっくりまきもどして考えると、 そのショップの袋には、元々水着を一式入れており、 水着だけ、取り出してあったのですが アンダーショーツが取残されているのに 気がつかなかったようです。(洗濯済みよ) その時、全然まともに会えない時だったので 絶対ワザとやったのだと思っていたらしいのですが それなら、もうちょっとマシなパンツを用意するっつの。 じゃなくて、わざとなんてやりません! 「とりあえず、かぶっといたからな。」 なんだ、とりあえずって。 しかし、とりあえず恋仲な人でよかった・・・。 |
2005年10月23日(日)
ジョゼと虎と妻夫木聡
ラブストーリーが苦手でした。 キレイな女と、カッコイイ男が離れて くっついて、なーにが面白いのかしら? と思っていたので。 ビデオをレンタルしてはまってしまいました。 評判がいいのは、知ってたけどこれはどっぷり。 見た後、三日くらいじわじわと考えさせられました。 映画の裏方というのに、まったく興味が なかったけど、ちょっと見方が変わりました。 というのは、田辺聖子の原作を読んで、これを こう仕上げるのは、「すごい!」と思ったから。 そして、妻夫木聡にもハマル。 役の「恒夫」はしょうがない男なんだけど それがまたピッタリなんだわ・・・。 こんなヤツ、傍にいてほしいけどほしくない。 さてさて、妻夫木の「春の雪」 犬童さんの「メゾン・ド・ヒミコ」 楽しみです(≧∇≦) |
2005年10月22日(土)
一言の元気の素
私が勤めている会社は、「女性の仕事は定時まで。」 すなわち、5時には帰るもの。 同時に【大した仕事は任せられない。】 っぽさもアリアリ。 残業をしてる姿は珍しいので 真っ暗になってからも、仕事をしてると 「お、まだやってるのか?」 (他の女性は定時で帰ってるのに) 「早く帰れよ〜」 (週末くらいデートでもしたらどうだ? 仕事っていっても、たかが雑用だろうに。) 必ずといっていいほど 心配、労いらしき言葉がかけられます。 でも、なぜか字幕が見えちゃう・・・。 気のせい!?(-_ゞ ゴシゴシ 笑顔を顔に貼りつけて 「もう、帰りますよ♪」←嘘だし。 というのも、なれたものです。 「ふぅ」と一息。帰り支度をしていたら、 同じ部署の後輩くんに、声をかけられる。 「ああ!今日はもう帰るんすか? たのみたいことあったんだけどなぁ」 もう帰るって・・・、いつもより遅いんですけど(笑)? とかなんとか会話を交わして、じゃーねと別れた。 彼は、これからまた3時間の残業だ。 一人になって、駐車場までの道 彼の言葉を頭の中で繰り返して「うふふ」となる。 マゾっぽいかな、と思いつつ、 また、月曜日から頑張ろうと思ったのです。 |