★神主の遠吠え日記☆

2007年01月17日(水) 出てみればいいのに

《イザ!引用開始》
「菅出馬して」ラブコール…朝日新聞社説、仰天思惑
 朝日新聞は17日、4月に行われる東京都知事選の民主党候補について、何と同党の菅直人代表代行(60)に出馬を促した。天下のアサヒの“公認”、いや強力推薦を受けたことで、民主党、菅代表代行はどうするの!?
 いち早く出馬表明を行い、古巣・自民党の推薦を取り付けた、石原慎太郎知事(74)の3選阻止への有力な対立候補を出せない民主党。業を煮やしたのか、背中を押すように同紙の社説が掲げた見出しは、超異例ともいえる『菅氏で首都決戦を挑め』だった。
 この社説は、今春の統一地方選や夏の参院選を見据えて、16日に党大会を終えた民主党を万年業界2位の企業にたとえ、まず、「トップ企業を抜き去る−。その夢をかなえるには必死の努力が必要」「はなはだ心もとない」とかました。
 「新しい魅力的な人材を発掘し、支持層を広げようという迫力が感じられない」「トップ企業の牙城を崩すには、ヒット商品の爆発力で一点突破する手がある」「東京都知事選で背水の陣を敷き、『与党Vs民主党』の決戦を演出することだろう」などと指摘し、「たとえば、知名度と実績のある菅直人代表代行を立て、石原都政と対決する」と提案しているのだ。
 石原氏の政治理念や姿勢とは相当な距離がある同紙だけに、この唐突な提案には背景を感じてしまう。民主党の候補者としては菅氏をはじめ、田中康夫前長野県知事、海江田万里前衆院議員、山田宏杉並区長、蓮舫参院議員、小宮山洋子衆院議員などの名前が取りざたされているが調整は難航している。
 菅氏は昨年12月6日のブログで「来年の都知事選はしっかりした対抗馬を見つけて戦わなくてはならない」と決意を語っているが、自身の出馬については否定。民主党関係者は「石原氏はかつてない逆風だが、依然として人気は高い。菅氏が出馬しても厳しい戦いとなるだろう」と語る。
 一般に、というか超常識的に、新聞の見出しは記事の“骨格”を示すが、記事末尾の「たとえば〜」の段落から一本見出しを出した朝日新聞。民主党や菅氏の反応が見ものだ。
《引用終了》

朝日の社説に突っ込もうかと思ってたら、産経の「イザ!」が突っ込んだ。
朝日はもうなりふりかまわず、ってとこですね。とにかく自民党とりわけ主流派をたたきたいだけって感じ。


訃報が届いた。
世界連邦日本宗教委員会委員長で、大本総長の廣瀬靜水師が逝去された。
ここに謹んで故人を偲び、ご功績を称え、衷心よりお悔やみ申し上げる次第である。



2007年01月14日(日) もともとルールはあったでしょ!?

《asahi.com引用開始》
規律厳守の生徒指導、違反たまると退学も 高校で試み
 規律を厳しく守らせる「ゼロトレランス」(寛容度ゼロ指導)という米国の生徒指導法が全国の高校に広がり始めている。違反が一定回数に達すると出席停止などの罰を定め、必ず守らせる「ぶれない指導」が特徴だ。厳しい指導が日本の教育風土にどこまでなじむのか。現場を訪ねた。
 静岡県立御殿場高校(生徒数約620人)では毎朝、教師が校門に立って、生徒の服装を点検している。違反を見つけると、チケットを渡して注意する。この枚数に応じて、段階的な指導をする。8枚たまると、3日間の謹慎だ。
 化粧を見つかり、チケットを渡された1年生の女子は「むかつく。すっぴんなんて小学生までだよ」と怒った。一方、「縛られてる感じはするけど、確かに雰囲気が落ち着いてきた」と話す2年生の女子もいた。
 05年9月に始めるまで、学校には、生徒の服装やマナーについての悪評が地域住民からも頻繁に寄せられていた。パソコンを使った情報教育に力を入れる同校の生徒の多くは、卒業と同時に地元で就職する。地域の評判は重視せざるを得なかった。
 チケット制を始めた当初、「うちの子だけなぜ」「どうしてこの学校だけこんなに厳しくするんだ」といった苦情が保護者から相次いだ。教師からも「言い返されたときに厳しくしきれるかどうか……」という不安があがった。そこで、保護者とは徹底的に話し合うこと、2人1組で指導することを申し合わせた。
 チケット制の対象は服装や化粧など外見だけだ。ところが、指導を繰り返すうちに、遅刻や欠席も減ってきた。前年度比で、欠席者数が延べ約200人減った月もあった。植松悟校長は「教師がはっきり指導でき、自信を持てるようになった。学校がまったく違う雰囲気になった」という。
 岡山市の私立岡山学芸館高校は01年から始めた。自転車の二人乗りはレベル2、喫煙はレベル3、教師への暴言はレベル5などと規律違反を5段階に分けた。レベル5は一度でもやれば、無期謹慎か退学処分となる。
 謹慎者は特別教室で自習する。カウンセリングで反省を促し、教室に戻れるよう指導する。全校約1100人のうち、導入前の98年度に年間90人いた退学者は、05年度は9人と10分の1に減った。同校の取り組みは全国からも注目を集め、昨年12月だけで11校が視察に来た。
 子どもによる凶悪事件の多発を受け、文部科学省は05年からゼロトレランス方式を調査し、昨年5月に報告書をまとめた。場合によっては出席停止も認める内容だ。森嶋昭伸・生徒指導調査官は「社会の厳罰化が進んでいるのだから、学校でもそれを実感させなければならない」と話す。
 しかし、厳しい指導は万能ではない。鹿児島県霧島市の県立牧園高校は、3年間続けたゼロトレランス方式を昨年3月でやめた。
 交通違反の点数のように、問題行動を重ねると罰則が重くなり、10点分繰り返すと退学にする仕組みだ。暴力や教室を出て歩き回る生徒はいなくなった。一方、点数がたまれば、最後の違反が比較的軽い遅刻でも退学となることには教師の間で賛否が分かれた。だが、「決めたルールは守る」と退学処分にした生徒が何人か出た。
 「もう少しチャンスを与えても良かったのでは」と、揺れる気持ちが教師たちに生まれた。庵之下武志・生徒指導主任(34)は「我々は警察ではない。子どもを育てる現場で、機械的な対応で良いのか」と振り返る。
 新たに指導内容を細かく定めた。謹慎中は、登校して読書をさせたり、毎日書かせた反省日誌を保護者と見ながら話し合ったり。どうすれば立ち直れるかを重視するようになった。
 〈ゼロトレランス〉 米国で90年代後半に広がった生徒指導の方法。直訳すると「寛容度ゼロ」だが、「毅然(きぜん)とした対応」などとも訳される。学校での銃乱射事件などを背景に、クリントン大統領が97年に導入を呼びかけて、法制化する州が相次いだ。重大な違反者には、放校処分やオルタナティブスクール(他の特別な教育施設)への転校も定めている。
《引用終了》

色んなやり方があるもんですねぇ。
でも決めた、決まっているルールを守るということ、守りないなら罰則、ってのは当たり前でしょう。
教師が毅然とした態度での教育ができないから、生徒に分かりやすいルールをとりいれたって感じですね。
生徒は学校に勉強しに行っているわけで、やっぱり見た目というか服装にしてもちゃんとした方がいいわな。化粧なんて15〜6の高校生に必要なし!
それとも化粧しなきゃ見れないような素顔なの?


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