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2012年05月07日(月)

ケアプロスト

「確かに、長くなった気がする。」と言われた。
まつげの話。

1ヶ月ほど前に購入し、1日1回就寝前に1滴を両目の睫根元にちょんちょんとつける。
本当は片目1滴らしい。しかも1日1回の塗布を3回に2回は忘れる。
そんな体たらくでもなお、1ヶ月ほど過ぎたところで、効果が目に見えた。
長くなった・本数が増えた・太くなった・張りがある。
化粧品で効果が実感できたの始めてかもー。

先日、読んだ本の中で元資生堂の研究員が
「効きすぎると化粧品じゃなくなってしまうんで」とさりげなくぶっちゃけていた。
昔は薬事法で効くものは作れなかった、と。
今はまぁ多少は・・・と言っていたが、作用があるということは副作用もあるわけで、
要するに"多少効くということもあるかもしれない"程度以上のものは作れないんでしょうね。

でも、ケアプロストは違うぞ。
薬だからな。それも緑内障の。

緑内障治療薬が「ルミガン」。口コミで睫が伸びると広まり、同社が出したまつげ育毛薬が「ラティース( ラティッセ)」。
そのジェネリックが「ケアプロスト」だ。 値段はもちろん「ケアプロスト」が一番安い。 ネットで1,600円で購入。

不安はあったが、まぁ様子見ながらと思いつつ塗布開始。
聞いていた副作用のうち、色素沈着はそう気にならず。(元々目の周りが黒い)
充血と乾燥と朝起きた時の目やにが気になったけど、連休で休んでいたら直ったから、
要するに仕事でPC使うことによる疲れ目であったようだ。

一応目には入らないように、ネイルアート用の細筆をさらに毛先を間引いて、
寝る前にちょんちょんとつけている。

うっかりほっぺたにつけてしまったところ、ほっぺの真ん中から毛が生えてきた!との口コミも聞いたが、
そんなことが本当だったら、額に頭皮に塗りたくる人続発と思われるので、これは信じていない。

あと一ヶ月くらい今のちょぼちょぼペースで進めて、一時休止の予定。 連続使用は少々怖い。
「大丈夫なの?」と聞かれたが、伸びたまつげが短くはならないだろう。
抜けるまで2ヶ月位はは持つんではないかと思っている。

5月6日はスーパームーンのためか、荒ぶる満月でした。
地球が宇宙にあることを感じました。


2012年04月30日(月)

見切る

改善すべきは改善し、気持ちも新たに仕切り直しで第2章!な雰囲気漂わせていた放映前。

見ての感想。
良かったですよ。17話だけ取り上げて見る分には。

総じて役者は好演で、話はホームドラマで幕の内弁当のごとく、ちまちまと小綺麗にまとまっていた。
見やすい。分かりやすい。

でも!
連続ドラマとしての話の繋がりが見えないの!
先週、頼長さまは家成の家叩き壊して、鳥羽院怒り狂って、で、今週は?
摂関家の兄弟の諍いは?
ダメ義と義朝の決裂も唐突。
いさかいの背景を何にも描かないから、単に気に食わない・気が合わないので反発しあってますとしか見えない。

結局心の動きが何も見えない。そりゃ「何か話がわかんないんだもん」となるだろうよ。
それは別に登場人物が有名かそうでないかの問題ではないだろう。
普通、ドラマの登場人物は知らん人だ。

"これからは保元の乱、平治の乱と大きな事件もあり、盛り上がってきますよ〜"な制作陣の談話出しておいて、
かつ、あと数話で保元の乱なのに、全く乱に繋がらない家庭内問題で一話使う。
もったいない。

職場で子供の名前列挙してばっくれる36歳というのもどうかと思うし。
"清盛。型破りで大した男だ"ってのは台詞で聞かされるものではなく、見た人が思うことであって、台詞で言われても興ざめ

うーん。。。仕切り直してこれか。
見切ることにした。
森田剛に未練はあり、叔父さんの最後も、深きょんのゴッドマザーにも興味はあるが。
いよいよいいや。
保元の乱まで録画で見て、そこで予約を切ろう。

玉三郎のコメントをこれみよがしに公式ホームページに乗せる姿勢からして、
相容れない嫌な感じはあったんだが。
ちりとてちんの評判が良かっただけに、期待も大きく、いつか何とかなるかと思ったんだけどね。


吉川弘文館営業部OfficialのTwitterコメントに
"「大河で取り上げられた」=「本が売れる」ではなく、癖のある脇役を実力のある役者さんが怪演すると注目される感があります。"
とあった。
頼長さまの知名度アップ&売上に貢献した/実力派とみられているんだー/怪演という評価も嬉しいね。
ということで満足いたしましょう。


2012年04月29日(日)

Samurai Vendetta

YouTubeで見た。
時代劇に英語の字幕って面白い。
I am grateful for your kindness。 「ご厚誼かたじけない。」

間違ってはいないけど、雰囲気違うー。ところが面白い。

最近読んだ昭和文壇実録ものの中に、五味康佑と柴田練三郎について、
戦場を見た世代の虚無があると書かれていた。

それは現実への信頼感の欠如であり、反面、現実を超えた脱俗の清潔感であるのかもしれない。
彼らが活躍した昭和30年代は、昔は暗かったけど時代はイケイケ。(体感していないのでイメージだが)
そこで暗いニヒリズムが流行ったというのは、一種の後ろめたさか、押し殺した不安感か。

今は逆に、昔は明るかったけどこれからは下り坂まっしぐらの気配。
という中でのこのリメイクは、「やっぱ時代は"坂の上の雲"より、"全てはむなしいぜ"だ」ということか。
ま、虚無っつー感じはあるよな。

英語タイトルは納得。
原題を直訳すると『Pale Cherry blossoms Story』
PaleじゃなくてLight?Cherry blossomsよりPinkか?
いずれにしても意味不明。上手く題つけるもんだなぁ。



2012年04月25日(水)

消去法で選択

小沢一郎は好きではなく、むしろビジュアルから発声から嫌いだが、
今回の起訴については官僚主導の気配が余りに露骨過ぎるが故に、無罪支持である。

「原発再稼働はないね」との記事をネットの某サイトで読んだ。
なぜか?というと安全性がとか、国民の声がとかではまさかなくて、
アメリカの軍産複合体を弱めたい派の一人がオバマで、原発産業は軍産複合体の重要な資金源だから、だそうだ。

確かに言われてみると、事故レベルを引き上げたり、自国民に盛大な避難勧告させたのはアメリカだ。
御前崎の原発は横須賀の米軍基地に被害が及ぶから絶対にやらせん!との話は地震直後から聞いていた。
テレビとかでもワイドショーのMCやキャスターが
原発反対を堂々と言っているのを見ても、現在の風向きが再稼働反対に向かっているのは間違いないようだ。

アメリカとそれにひっつく派の官僚の力も、流石に弱まってきたのか。そりゃいいや。
オザワは好きではなく、アメリカも次はシェールガスを売りつけたいだけなのかもしれないが、
でも、消去法でましな方を支持する。(しか、ないじゃん)


忘れないように、戸田さんLiveの感想を。
「TOKIOに似ているなぁと」
不純な動機で行っているので、意味するところの解説はなし。


発熱中。
咽頭炎とのこと。

声が出ないし、喉は腫れていて痛いし、37度から熱下がらないし・・・って、これ最近よく聞くな。
「要するに疲れてるんです。」と医者の談。

うーん。他メンバーから比べるとそんなに働いていないのだが。
ま、基準が変の話もある。

あんまり喉が痛いので医者に行き、発熱ハイのまま、BookOffに本を探しに電車に乗ってしまう。
一駅だけど。
で、リサイクルの服を買ってしまった。

Paul Smith Blackの白シャツ。綿レースの花柄。全く使用感なし。4900円。
サイズもばっちり。最高だー!
で帰ってきて体温測って37.4度。やっぱし上がってる・・・。


2012年04月21日(土)

ヴィヴィアンのスーツ(50%OFF)

骨董商が書いた本で読んだ。
ヨーロッパに買い付けに行く時のお国柄の違いについて。

イギリスの場合は、事前やり取りの通り商品を見せてくれ、ほぼ想定通りの値段で話が進む。
フランスの場合は、「これと抱き合わせじゃなきゃ売れない」とかなんとか、その場で違うことを言いだす。
オランダの場合は、ダッチ・アカウントの名の通り、チップを弾めば話が通る。

お国柄が出るのは服も同じ。
先日のLive。「大丈夫だよなこの服」でとわが身を見返して、やっぱり南欧に流れるねぇと思った。
Gucciの上着、MaxMaraのTops、ラ・フォンタナマジョーレで買ったパンツ、靴がChieMihara。
上からイタリア、イタリア、イタリア、スペイン。

フランスだと、甘さと意地悪さが熟成した厚みに、心身ともに追い付かず。
アメリカの表現のストレートさ、真っ直ぐさに乗るには、これまた心身ともに屈託が有り過ぎ。
ベルギーだのアントワープだのの芸術性を纏えるほどに洗練された美意識もなく、ドイツの論理性・几帳面さもない。
日本の大手アパレルは同調性が強く、わが身の生意気さと自堕落が浮く。

日本で必ずチェック入れるのは、ギャルソンとヒステリック・グラマー。
ギャルソンは全身固めようとは思わないが、デザイン性もありつつ、日本らしい同調性もあり、
案外何と合わせても馴染む。その上一枚でも場が持ち、かつ、主張があるので長く着られる。
つまり便利でコスパがいい。

ヒスはデザインはちゃらいが、実は素材がいい。
綿Tとか着てて気持ちがいいし、セーターは家で何度洗ってももそもそにならない。
外は質素で裏地が華美みたいな、ひけらかさない、ひねった江戸の美と反骨が感じられて好き。

で、やっぱり南欧になる。
自分に、おおらかな母性とラテンの熱い血がはまるとは思わないが、
数百年の下り坂を楽しげに下る西日の美、明るい諦念のようなもの、と枯れた美しさが好きなようだ。

でもあくまで単品で。
スーツとなると、若干の無理が出る。で、イギリスに。
マーガレット・ハウエルは郊外マナーハウスで伸び伸び育ったお育ちの良い感じがして無理があるので、
ポール・スミスか、ヴィヴィアン・ウェストウッド。

伝統に自信があるが故の、アナーキーなお遊びが好き。
不思議なのは両方ともに、全く街を歩く普通のイギリス女に似合いそうもないところ。
アイコンをどこに置いているのだ?

ってなことを、考えながらのある日の帰り道。
ヴィヴィアンのスーツ買っちまったい!
黒基調で上と下別々でも使いでありそう。
もちろん定価ではなく。50%OFF。7万弱。
最近50%OFFだと高い気がするよ。

雑誌とか見ると、
「作者と商品に敬意を持って買いたいので、SALEでは買いません」
「本当に好きなものでないものを買いそうなので、以下同文」
と書いていたりもするがー、わかるけど無理。

争奪戦を繰り広げるやる気はないが、安いに越したことなし。
ちなみに、先のGucciの上着とMaxMaraのTopsは80〜85%OFF。
定価ではとても買えませんって。。。



alain

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