2012年07月19日(木)
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『薄桜記 第1回』とか
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見ました。 まだ、感想っつーもんはないや。 1/11だもんな。3回くらい見たら、あれやこれや言いたくなるかもだけど。
ひとまずは、昨今珍しい直球の時代劇だなというくらい。 年代物の台詞と、脇役の無駄なひょうきんと、唐突な主人公の見せ場、などに惹起されたのかと。 王道が消えつつある昨今、王道を突っ走るのはある意味挑戦。 心意気は見えた気がした。
今のところその位。 連続ドラマならではの話を転がりを楽しめそうな予感が嬉しい。
SALEはまだなぁんも買ってない。 一応見には言ったんだけどね。
かわりというわけではないが、沖縄物産展の『琉球ピラス』でTシャツを3枚買ってしまった。定価で。 だぁってバックプリントで子ウミガメが隊列で歩いてるんだよ。買うでしょw。 形はドルマンスリーブのボーダー。
そして勢いで他2枚。 それでも絞ったんだよー。本当はもう1枚欲しかったのあって、未練がましくホームページなんかみちゃったりしてる。 何もかも可愛いーんだもん。 紅型の財布もいいなぁ。。。。
ここ数日、原因不明の発熱と吐き気と立ち上がれないだるさと、 もうこのまま転落の運命?!というわけのわからない鬱に乗りかかられて、 どーした?!と思っていたら、新月前のグランドクロスだとか。
あぁなるほど。。。
って意味分かんないYO! 理由がわかったような気になる仕組みというのは、 なるほど人類の文化としてこういう時に必要なのだね。と納得はした。
いや、でもその所為という可能性もないわけじゃないし。。。って思うのは勝手だ。 で、ちょっとはそう思ってる。 思想信条とか言っても、人間所詮は水分と代謝の集合体だ。
夏が始まった途端に、夏ばてで落ちた。 あかんなぁ。 色々言いたいことはあったのだが、一先ずFINALものから書く。
義朝OUTの回がMY最終回と決めており、見終えて予定通りここで終わりにすることにした。 最早ぐちゃぐちゃ言うな、嫌なら見るなと思いつつも、これが最後なので、とりあえず吐き出す。
常盤御前が子供の命を守るため、敵方の清盛に身を任せたとの泣ける話は眉唾ものだという説がある。 何と言っても嫡男が、それも当時の基準で言えば立派に成人し、宮仕えもしており、戦にも参加した頼朝が殺されていないのだから。 母親の身分によって序列がつく時代に、出自も定かならぬ雑仕女(平民)の子供、しかもまだ幼児、など 殺されるわけないではないかと。
説得力のある説明だと思う。
が、これを美談として書くのには別に文句は無い。一般に良く知られたお話だし、映像としてみたい方もいるだろう。 娯楽にはお涙頂戴話は必要だ。 が!しかし、さらに無理を重ねるのはなぜ?
義朝と絵的には盛り上がるから一騎打ちはあり、だと思っている。(にしても松ケン乗馬上手い。相当練習したんだろうな。) 合戦の最中に双方の総大将が二人揃ってのこのこと戦場離脱することが出来たとは思わないが、 きっと気配を消すのが上手かったのでしょう。
でも義朝見逃してはだめだ。やむを得ずならともかく、お前と俺の友情物語の延長でそれをやるか。 次の回で説明あるかと思ったのだが、何も無し。
それでは池禅尼の決死の説得の重みが急減してしまう。 「首謀者見逃しておいて、腹いせみたいにその息子殺すなよ。」の一言で終わる。 いや、見逃したことは"俺とお前のだけの秘密"なのかもしれないが、それならそれでハンストまでした池禅尼が馬鹿みたい。
大きな嘘をつく時は小さなところでは極力嘘をつかないほうが人をだませるという。 よしながふみの大奥とか、どんでもない荒唐無稽の話なのに、まことしやかに心に入ってくるもの。 今回は、いちいち小さいところで破綻しているから、大きな嘘に乗れないんだよ。
演出がそれぞれの趣味嗜好で脚本ばらばらカットするから、脚本家が目指しているものと違うものが出来てる。ってとこもある。 頼長様と信西との関係とか。
でも、この義朝見逃し話は純粋に脚本の問題かと。 義朝が立ち去るのを無為に見逃す清盛を見て、すーっと心が冷えていく勢いでがっかりしてしまった。
絵としては美しかったんだけどね。 ホントこのドラマ、キャスティングもいいし、シーンシーンはいいんだけど、つながりがない。 PV作ってるんかい。
ところどころは楽しませて頂きました。 その意味で多謝。
笑いすぎて、よく覚えてない・・・。 深夜にベッドで転げまわって大爆笑。 録画してあるからいいもんねー。
氷室さんのも布袋さんのもちょこちょこは見たことがあり、 もちろん山本さんがギターが上手いのも歌が上手いのも、ものまねが上手いのも知っていて、 それでもクオリティの高さに爆笑だったのだから、予備知識なしの人が驚愕するのも無理はない。 中居くんが笑いすぎて泣く始末。
実況や,Twiもちらちら流し見していたが、大盛り上がりで嬉しいねぇ。 UPされていた動画も見た。 どんどん見て!知って!すごいんだからー!
永久保存版即時決定。さらに、しばらくはハードリピLoopから抜け出せそうに無い。 スマスマSPのリピもあるし、何だかもう、ケーキ買ってきたら、プレゼントやらおすそ分けやらで 一気にケーキが溢れちゃった感じ? 何て贅沢な悩みなんだ。 今年はすごいな。 じゃあ、さらなるケーキが舞い込むように言っとけ言っとけ。言うのはただだ。 えっとね、堂本兄弟としゃべくりセブン希望です! しゃべくりセブンはペレ草田さんも出ちゃうのはどうだ!! あるい、ぐっさんとまた音楽エンターティメントやらないかなぁ。
そして、えぇもちろん"慎吾"呼びですよ! 食いつきどころは。 対面ではないとは言え、表立っては初めてでは? 何かもう、去年末からどーしたの? 局長副長の大盤振る舞い。鮎の解禁かっ!?
ペレ草田さんも人の良さそうな、10あっても1しか出さないような(それ以上は促してようやく出てくるような) 奥ゆかしげな人でした。 KDも、耕史さんの30thBirthday Liveで司会をやった方(名前忘れてしまいました。ごめんなさい)とも、 どっか似ているね。 けれんみが無くて、うそが無くて、こすっからさが無い。 そう、印象としては感じが良い人。
中居くんの言葉で強く覚えているのが、森くんがSMAPをやめる前に深夜番組で話していたこと。 前後はうろ覚えなんだけど、今後森くんにどんな風になっていって欲しいって話のときに、 「強いとか優しいとか、色々あるけど、(← ここらはうろ覚え。以下は映像として記憶しているから多分発言どおり) 「「あぁ、あの人なんか感じいいよね。」って言われる人でいてね。」って。 中居くんを見て、ペレさんを見て、この発言を思い出した。
罰ゲームとか、手下を小突いて笑い取る芸風(芸じゃないけどホントは)が蔓延している中、 こんなに感じの良い人がうもれがちなのはわかるけど、遠からずいじめ芸やけたたましい悪口芸じゃないものが求められる時が来るよ。 きっともうすぐだよ。楽しみだね。
つか、Live行ってみようかなぁ。 藤原竜っちゃんも持ちネタらしいじゃないですかぁ。 見たいっ!
2012年07月11日(水)
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『軍師 竹中半兵衛』
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笹沢左保の作品。 『薄桜記』を探して、地元の古本屋を回っていた時に見つけた。 この本の秀吉はドラマと違い、半兵衛に対しては基本信頼しつつも、その欲の無さと何もかも見通す頭脳に、時に怖さと不安を募らせるキャラ設定だった。 半兵衛LOVEのドラマの秀吉がとても可愛かったので、ドラマの秀吉のほうが好みではあるけれども、こっちのほうがリアリティはあるかな。
読者サービスらしい唐突に入るエロが昭和っぽいというか、時代を感じさせる。 時代物の素養がある・なしがある世代を境に大きく分かれていると聞いたことがある。 歴史好きでもお勉強としてでもなく、もちろん歴女でもなく、ごく一般的かつ下世話な娯楽として時代小説を読むサラリーマンがいた時代 の作品なのだろうと思った。
半兵衛はドラマとほぼキャラクターは変わらず。 立身栄達・富貴に恬淡とした、浮世離れというか、透徹というか、ある種の人間にはつかみどころのない男であり、容姿は、色白・端正。 これは変えちゃいけない人物設定なのだろうな。
で、ふと思った。今年のHedwig。 全くの想像だけれども、ある意味、王道をずばっとつく良い舞台になるのでは?と思っている。 そう思う理由は今年のHedwigが、モテキにしても苦役列車にしても、人間のダメな部分を嫌味なく表現できるタイプの役者だから。
磐音さまにしても半兵衛さまにしても、おそらく今度の典膳さまにしても、こう生きられたらいいな、というある種の理想系であり、頼長さまにも弱さはあるにしても目的邁進の超人、カリカチュアライズされた人物設定だった。 いずれも隣の人というより、アイコンっぽい。
Hedwigの物語のPUREで静謐な部分を体現していたけれど、脳内のイメージ像のように仰ぎ見る感じだった。 猥雑で、肉感肌感が感じられるHedwigを求める方には物足りないだろうな、とも思う。
どんな名優にも身体的制約があり、演じるには限界があるのと同じく、 立ち振る舞いやキャラ設定でどうしようもない、役者本人の雰囲気というものはあるのだろう。
"細かくて優しい子"という表現は35歳男にはあまり使わないのでは? と思っていたが、 さらに、"美しくて儚げで"ときたか。 (薄桜記ポスターの話。公式ブログより) これはさらに35歳男子には聞かねぇなぁと突っ込みつつも、どちらの表現にも"だよねぇ"としか頷くしかないのでした。
先週番組終わった時点では、未公開Talkでもっと長く時間取ると思っていたよ。 予告の時点で「えー違うのぉ」とがっかりしてたから、本編では何も思わなかったけど。 んな中で、良くぞ残してくれたことには感謝。
先週の放送で一部流れて知ってたからまぁ大丈夫だったが、不意打ちだったら呼吸が止まったぞ。 という、秘孔を突くような発言が。
"細かくて優しい子なんですよ"。
スマの末っ子ではあるけれど、 弟がいる兄だし、中学生の時のインタビューでも「同年代よりちょっと大人」と本人も言っているし、 山本さんも"まぁまぁと宥めてくれる"と言っているし、山本さんは兄がいる弟だし、慎吾ちゃんは組!でわかったけど、予想以上に父性強いようだしー・・・・ その実、「ったくしょーがねぇなぁ。」と言いつつも、ついつい面倒を見てしまう、お兄ちゃん気質かなぁとは思わないでもなかった。
けれど、テレビで見る&語られている大半は、『熱い片思い目線をビシビシ飛ばす山本さんと、まんざらでもなさそうな苦笑いをしつつ目線の矢をパシパシ落とす慎吾ちゃん』のコントだった。 今回はとても短い時間だったけれど、今まで見たことのない関係性が見られて嬉しい。
慎吾ちゃんが山本さんをフォローするのも新鮮だったし、何と言っても"奴"でも"人"でもなく、"子"って。 もう、どっちがどっちの保護者だかわからんよ。
そういや先週の山本さんの発言中の「僕のところにちょこちょこっと来て」のちょこちょこって、にも受けた。 あんなにデカイのに"ちょこちょこ"ってw。 そう思えるんだろうなぁ。
さんスマの時にも感想に、"時が流れたね"と書いたけれど、同じことを思った。 時が流れたね。8年か。 大切な人を亡くしたり、大切な作品の上演権からみで悲しい思いもしたろうし、表に出ただけでも色々あった8年だったもんなぁ。 ま、それが人が生きていることなのだろうけれども。
そんな時間を経て、"細かくて優しい子なんですよ"って、言って照れて言われて照れての体の動きが妙にシンクロしているのが可笑しいやら可愛いやら。
alain
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