はぐれ雲日記
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2001年12月17日(月) はぐれ雲

17日は、深夜勤務まで少し時間があったので永田町に中村医師の講演会を聴きに行
きました。
社会文化会館がよくわからんかったので、国会図書館から出てきた人に道を尋ねると
「ああ、あそこ・・。女の人がいっぱいたまってますよ。」
おんや。ほんと。すっぴんでパーマっけの無い女性とかけっこう多かった。
・・・いんや。すっぴんといっても女子高生とかじゃなくておばちゃんのほう(笑)
わたひも一番ひどくて人のこと言えたもんじゃあないけど。
並んでるあいだ、「神の子」上演案内とか「夜間中学の話」とかあといろいろ・・・

チラシをもらった。 中には”天皇家のあとつぎはいらない”デモのご案内とか
(ヘ?おいおい、そこまでキチガイになってねーよ)なんか、
完全に「空気よみちがえ〜」のまま会場に。
前説(まえせつ)が二人。早くも立ち見席、通路までうずまってなんとなんと壇上に
まで
たくさんの来場者が坐った!そして中に入れずに帰った方もたくさんいたようです。
でも、中村医師っていろんな人や団体から利用されなきゃいいがとつい感じてしまい
ました。

中村医師登場。
なんか、朴訥で頑固な田舎のお医者さんといった風体で
政治的とか、センセーショナルな感じはまったく感じなかったです。
スライドを使用して、淡々と18年間のアフガニスタンでの診療生活を語りました。
ハンセン病の治療と予防、大流行した悪性マラリアの根絶との壮烈な戦い。
(注 壮烈な戦いと中村医師は言ってません。わたひが感じただけです)

アフガニスタンはヒンドゥークシ山脈の雪解け水で生きていること。
地球温暖化で、その雪が少なくなりカブール川も干上がり未曾有の大干ばつで
飲み水も無い。疫病が蔓延して何千という人々が診療所にかけこんでくるが
外来で待っている間にも赤ちゃんなど、体が冷たくなってくるそうです。

食料も無いが、水が無いと体は24時間持たない。水がどこにも無い。
そのため病状が悪化し、バタバタと死んで行く。
「病気どころでは無い!とにかく生き残ってくれ」と中村医師は井戸を掘ったそうで
す。
岩盤のあるところはロシアが埋めていった1000万個の地雷を少し利用して・・・
(ありがとう。ロシア。じゃなくっておまえらが地雷の後始末しろって・・・・)
それからアフガンの「すぐそこ」は歩いて丸一日だったり、ハンセン病の治療に
部落まで馬にのったり歩いたり、切り立った崖をはうようにして一週間かかったと
か。

最後に「現地の実情とマスコミ報道は違っているのでびっくりしてます。」と結びま
した。
現地で働いているスタッフの報告と米側の発表とはあまりにも落差があるとのこと。
カタール放送局も爆撃され大変心配されているようでした。

最後に感想です。(ラップで。 タハッ!) 
♪考え論ずる人よりも行動する人信じたい
アフガン苦節18年中村医師について行く おっぺけぺっぽうぺっぽっぽ。


では「我が胸の怒る思いにくらぶれば 煙は薄しアフガン空爆」でした!


2001年12月15日(土) 人生とは一笑

花の雲 鐘は上野か浅草か・・・・
今日はのんびりたゆとうような心持で「笑点」を観覧に行ってきた。
お正月の録画撮りとあって、「命!」のTIMやキャイーン、勝俣クン、
スマップの香取慎吾も出演。
それよりなにより円楽師匠も週三回透析治療しながらがんばっているな〜。

前説は新進気鋭の若手落語家
「え〜今年もいろいろございましたがおめでたいニュースもございました。
田代まさしのタイホですとかね。・・・・新宮様のご誕生ですとか。
それにしても「敬の宮 愛子様」うーーん。ちょっとひねりが足りませんねえ。
たとえば「愛に楽しいと書いてあいらくとしたらどうか?三遊亭愛楽なんて
よろしいんじゃないでしょうか?」
と、軽く笑いをとるこの人こそ三遊亭愛楽。
席がとんでもなく前だったので、思わずサインをもらってしまった。
それが「人生とは一笑」と・・・。

 ややあって・・・。

ごぞんじ「笑点」の出囃子にのって円楽師匠、山田君、レギュラーの噺家さん登場。
大切り(大喜利)の一部を紹介

お題   「こんなスキー場には2度と行きたくない!」


歌丸   「タリバン兵の隠れているスキー場!」

こん平  「足ふみはずしたら 肥溜めにはまるスキー場・・・」

好楽   「隣りの病院が大繁盛しているスキー場!!」

楽太郎  「シャモニー以外のスキー場・・・・・・」

小遊三  「ゴンドラが『ごんどりゃ〜なにしよるんじゃ〜』と怒鳴るスキー場」

木久三  「骨折しただけなのに棺桶で運ぶスキー場。」


ゲストも冴えてたのでちょこっと。 なぞとき

正月の凧上げとかけて「もちをのどにつまらせた歌丸さん」と解きます。
そのこころは「昇天しまーす。」 キャイーンの天野くん。

正月の子どもとかけてお年玉ととく。
その心は「命!!」 もち人文字で。「兄、祝い!」とTIM。

ではでは
討ち入りの時のBGMは「キラキラ星」がいいかなと思う
四十七士ならぬしじゅう質屋がよいの どんかくでした!


2001年12月12日(水) いも焼酎愛子

内親王ご誕生にあやかりすぎて、3日間で一年の売上を果たしてしまった
商店がある。(すでに喜びで昇天しそう。)

恥ずかしながら、わたしも本名にあやかって1本注文。
こういう”色もん”はおめでたくて良い。
ヒット30000の方に贈呈しようと5月あたりをメドにキープする予定だったが

「この度は屋久島新焼酎愛子をご注文頂きありがとうございます。
せっかくご注文頂きましたが、現在注文が殺到し、
在庫および人手の関係上、発送時期、発送本数について
明確なお返事ができない状況です。
率直に申し上げまして年内の発送は困難です。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
改めてご連絡致しますまで、今しばらく
お待ち頂きますようお願い申し上げます。
ご理解、ご協力に感謝致します。」

おいおい御理解って?ご協力に感謝って?・・・。まだなんとも言って無いのにこのメール。
いったいどんな奴が競って注文してんだ。 まあ、春までじっくり待つからいいけど(笑)

以下、屋久島について引用開始。
屋久島は、九州本島最南端佐多岬の南方60@に位置しフェリーで3時間半の世界遺産を
気軽にウオッチすることのできる周囲約100@のほぼ円形状の島である。
九州最高峰宮之浦岳(1935m)をはじめとし、永田岳、翁岳、黒味岳などの1800m級の山々が、海からいきなり急峻にそそり立っている。
温暖多雨な気候条件に黒潮や南国特有の強い日差しが影響し、比類無き大自然を満喫させてくれる島である。
また、巨大杉に代表される特有の植生、美しい水、気軽に姿を見せる鹿や猿、
花崗岩の特殊な地形、そして、絶好の景色。
目の前に現れるすべてが感動を呼ぶ世界遺産屋久島。

ちょいと聞くからに楽しそうではないの? なんか沖縄より濃ゆい大自然やんけ。
しかひ、文中の「@」ってなーに?わけわからん


鈍角 |MAIL

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