はぐれ雲日記
DiaryINDEXpastwill


2002年02月03日(日) 昨日、ニュースでWTCビルのテロで九死に一生を得たイスラエル人が

わたしも子どもたちのことや、35年の住宅ローンのことや、肉体的な衰えのことなんか
考え始めるとドキドキ・・・動悸がしてきたり、呼吸ってどうやってするんだっけ?みたいな
不安や、不眠で半病人状態になってしまいます。
こういうときは、ああいかん、こころが風邪をひいた。 ガス欠だわと小さな旅をしたり
お友達に電話したり、家事なんかしないでのんべになったり・・・

でもでもこんなのは応急処置だよね。
失恋、職場の配置換え、家族の死、未来への失望・・・なんかで
「気分が憂うつで、何をするのもおっくうである」「頭も体も動かない」状態になったら
即 病院へ。 ずっと前ですがなんとも言いようの無い不安感におそわれて
近所の内科医に行きました。

「がけっぷちで、指先でつかまっている気分」と訴えたら「ああ、そうだろうね。」と!
これで50%解決。 さらに「手を思い切って離しちゃえばいいんだよ。下は海じゃなくて
案外でかい台がちゃあんと置いてあるんだからさ。」と言われ、不安感がスウッと引いて
行きました。 なるようになれってことか・・・。
その時は「デパス」を処方してくれましたが飲まなくても大丈夫でした。
それから「森田療法」という本を貸してくださいました。
ありのまんまに現在の自分を受け入れ、ただ、毎日やるべきことを淡々と
こなして行く・・という風な内容で、森田療法の本を書泉グランデで探したら何百冊もありました。

「わたしはおかげさまで、なーんにも悩みがなくって」という人もいますが
なぁに言ってやんでぃ。 今日び、みんな大変なんだい。それはめでたいと思いますね。
よく話して見ると大なり小なりみなさん半病人。

ある悩みで心理療法士と面談したことも。
テストの結果、「母性と父性が非常にバランス良く、他者にも自己にも大変肯定的。
しかし、ベースとなっている性格は「夢見る子ども」ということで現実生活に
適応しすぎるため無意識の世界で葛藤が生じているとか・・・。
な、那覇るほど。
にびのびと、思ったことを文章で書こうかなあとも考えています。




2002年02月02日(土) 東村山美住町

西武新宿線の小平駅から 西武拝島線・西武遊園地行に乗って一駅
八坂という駅があります。
野暮用で、時々この駅を降りますが、「ああ一度、こんなところに住んでみたいな」
思わずつぶやいてしまうほどの、武蔵野の面影が濃いしっとりとした街です。

駅を降りてすぐ水道道路。せいせいとする広い散歩道。
地下には、狭山湖、多摩湖(村山貯水池)の水を運ぶ水道管があるのでこのように呼ばれ
散歩道、サイクリングロードとして親しまれているようです。
美住町区域は三角形 にまとまっています。三角(みすみ)」を、美しく住むという意味で、「美住町」となりました。環境がバツグンに良く、地価も大変高いそうです。

さて、この水道道路に沿って多摩湖方面に向かって左手にすばらしい中央公園があります。
くだんの図書館もここにあります。道路の右手にはゲートボール場。
ゲートボール場の奥にゲートボールをする人たちの休憩所を兼ねた物置があります。
電気は通っては無く、夜の灯りは水道道路のポツンとした街路灯だけですね。
とにかく、ホームレスの鈴木さんはこちらの休憩所兼物置をついの住処としてしまったわけです。

以上は事実。これからは村山方面の人や同僚の噂の域を出ない話をもとにした
推察ですが、おそらく、この緑豊かな文京地区に住みついてしまった鈴木さんを
地元の大人は眉をひそめていたのでは?
子どもの前でも「汚い、」「何をするかわからないからそばにいっちゃ駄目」「邪魔だよな〜」
くらい言っていたのかな・・・と感じました。 あくまでも推測ですが。

こんなことになる前に自治会や市で、話合われていたのかな。 現実的な対策をさ。
生命の大切さじゃなくって・・・。住宅の大切さとか。公共物の扱いについて。
もちろん、ホームレスの方たちとの共存を話合ってくれれば一番良かったのですが。


寛文12年4月、京都三条橋の下で20歳あまりの乞食女の遺体が発見された。死因は自害で、かたらわには辞世の句が残されていた。

   「 ながらえば ありつる程の 浮世ぞと 
                    思えば残る 言の葉もなし 」


平成14年1月 東村山 美住町に立ちてどんかく 三首

家がありあまるといふのにホームレス

やめてくれ 誰かを真似て 殺すのは

集団のガキに殺されるために産まれたのか神なんて豚



2002年02月01日(金) お妾の昼間はしごく無口なり

ハイッ。 次の方どうぞ。おいおい次は神楽坂芸者か?川口環境大臣だって。
「立派な男性の前で泣いて、『武器』と言われてみたい。」それはホステスのノリだろ?
それにぃ〜おまえらババアの涙なんて武器にならないんだよ。だれもババアの涙なんて
見たくもないんだよ。 女の涙が武器になるのはせいぜい25歳までなんだよ。
真紀子さんはくやし涙で、いわば政治家としての「公憤」で泣いたんだよね。
川口さん京都議定書で高い評価を得てるって?
じゃあ、肝心のボイコットしたアメリカのOKをとってこいっつーの。
そーすれば見なおしてやりますよ。そりゃあ。

蝿は逃げたのに静かに手を開き

やっぱりな〜「害無大臣」になったねえ。  二流タレント揃えて面白くも無いドタバタ劇を
高い木戸銭払って見せられるわたしたちっていったい・・・・。
言うことさえ聞いていれば、すべての大臣はぐうたらでも、二日酔いで休んでも、カツ丼のカツだけ
喰われても、仕切屋さんばかりでも、前指さされても、狂四郎と言われても、支離滅裂でも、
謝らなくても、たいこもちといわれようと異星人のように思われても、なんでもいいのです。
それでも成立しているのが自民党なのです。
あ〜。そうそうまちがっちゃ困るねえ。 わたしたちがおこっているのは
人気者の真紀子さんの首を切ったのでファンが騒いでいるんとちがうよ。
それほど国民の程度は低くないよ。
小泉さんが真紀子さんの首を切らざるを得なかったのは橋本派の圧力によるものだったことの
衝撃が国民の間に走ったということだよ。 ああ、小泉さんあなたもか・・・。
もう日本はだめなのか?という無念さ、情けなさでやりきれないんだよね。

傾城の尾羽打ちからすいい男

「たとえ支持率が下がろうと、山アリ谷アリだ。改革は断固としてやり抜く!」
行き暮れて雨。 日暮れて雪。 ひゅるひゅるひゅるとと二月の風が・・・。さぶっ!





鈍角 |MAIL

My追加