日記も滞りがちなまますでに4月も終盤。 2013年も1/4が過ぎた。 この4ヶ月は今までため込んだものが一気に複数の火口から吹き出した感の日々だった。 しんどかったなと思う反面 不思議な爽快感がある。 この日々を抜けたからこそクリアになったものがある。 言葉はナイフだけれど 刺さったナイフはお互い自分で抜いて自分の道を歩かなければならない。 「自分の道」なんだから。 期待するのは自分にだけ。 ツバメがやって来た。 地震が続いている。 とても冷たい雨が降っている。 このところ 少し人が好きになったような気がする。 道々で手助けの申し出をしてくれる人の言葉に東北の訛りを見いだすことの多いこの頃。 不動産屋の張り紙を眺めている年配のご夫婦の話す言葉にも東北の訛りが。 震災でこちらに出てこられた方々なのだろう。 大変だけれど この街がそんな方々に少しでも優しくあるように。 風は少し強いけれど お日様が燦々と降り注ぐ明るい街です。
13度。 曇り。 「存在の美しい悲しみ」小池真理子著 読了。 ずっと睡眠不足が続いている。 真夜中でなければ心が静まらない。 荒れているわけではないけれど 心の表面は凪いでいるわけでもない。 何かはわからないけれどどんどんと動機がするような 落ち着かない気持ちだ。 春?
おめでとうとも書かずに三が日がおわろうとしている。 おめでとう。 わたしはお正月と実母が苦手で それはもう変わらないのだろうかな… お雑煮はごぼうとにんじんと鶏肉と三つ葉のすまし。 そういえば わたしの田舎では言うことを聞かないこどものことを「ごんぼほり」と呼んだ。 「ごんぼ」とはゴボウのこと。 ごぼうを傷つけずに地中深くから掘り出すのはとても難儀なことだからだろうか。 聞き分けなくぐずるこどもに「おまえはごんぼほりだな」と言うのだ。 ああ わたしはごんぼほりな年寄りにはならんぞ。
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