HOSHI・HARU
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2002年05月23日(木) モチベーション

なにかをやろうとする時、一番大事なことは何だろう。

今日も、フジテレビのドラマ・ビックマネーを見た。
極悪のまつば銀行をつぶすぞ。と師匠(植木等)に言われても、主人公(長瀬)は無関心であった。しかし、まつば銀行の極悪さが分かってくるにつれ、だんだんやる気になってきて、最後はぶち切れそうになるぐらいモチベーションが上がっていた。
このモチベーションこそが一番大事ではないかと思う。

その人の能力、才能、実力 いろいろあるが、そういうものが高まっていくには時間を要する。その時その時一番大事なのはモチベーションである。と感じた


2002年05月16日(木) ビックマネー

 今クールのドラマで好きなドラマは木曜22時フジテレビのビックマネーだ。
伝説的なすごい相場師(植木等)の元で、若い荒削りな弟子(長瀬智也)が鍛えられて、だんだん相場師として成長していく姿を描いている。この二人のライバルとして悪なエリート銀行マン(原田泰造)が、非常にいい味を出している。泰造は驚く程この役の演技がうまい。

 毎回、長瀬は、師匠から株に関する課題を出される。株をいろいろな方法で売買して利益を得なければならない。課題をこなしながら、ターゲットとする株の決め方、株を買うタイミング、株を売るタイミングの感覚を養っていく。長瀬が成長していく姿をみていると快感である。
これを見ていると、自分も株をやってみたくなってくる。
これはドラマなのでうまくいくが、実際、株をやると相当難しいのだろう。

しかし、年金がどうなるか分からない今後、将来を考えると、株を少しずつ勉強していこうと思っている。


2002年05月13日(月) 京都日記6

私なりに思う京都の深さ

京都の神社、寺院の建物、庭等はすごい。規模も、古さも、美しさも。これらをいくつも見ていると、その凄さに圧倒されるが、だんだん麻痺してきて普通のことにようになってきてしまう。

そんな時、ふと惹かれるのは、さりげない風景だ。
石がちょっと敷いてあって、古木があって、苔が生えていて、水がある ちょっとした手洗い場のような風景だ。そんな小さな風景の方が印象に残ったりする。
だが、なぜ印象にのこるのか、まだ分からない。
「神は細部に宿る」という言葉があるが、この言葉の意味が実感できるようになりたい。


2002年05月06日(月) 京都日記5

京都で神社、寺院巡りをしていると、日本人もなかなかデザインセンスが優れているなと実感できる。建物の形、屋根の形、色使い等 よく見てみると美しい。

サッカー日本代表トルシエ監督の通訳を務めるダバティ氏は、日本について書いた本を出している。この本を読むと、ダバティ氏は日本の、日本人の美的センスの良さを褒めている。この本を読んでいる時は、私は、日本人にそんなセンスあるのかな? フランス人にはとてもかなわないよ。と思っていたが、今回、京都に行って、そういう目で見て周ったら、日本人もなかなかやるな。と分かってきた。

日本人は、スタイル、目鼻立ちは、フランス人にかなわないが、美的センスは負けていないと思う。


2002年05月05日(日) 京都日記4

今回の京都は、新緑の色がとても印象的であったが、それにコーディネートされる色としてこげ茶色もインパクトがあった。
こげ茶色というのは、神社の建物に使われている木、わらぶき屋根の色である。

東福寺の巨大なこげ茶色の山門などを見ると、背中がゾクっとしながら、迫力に圧倒されてしまう。

何年もの年月を経て、あの渋いこげ茶色になっていったのだろう。
あのこげ茶色をじっと見ていると、時の深い流れを感じる。この木は何回も、厳しい冬の寒さ、夏の暑さに耐えてきたのだな と。

木は素晴らしい素材である。よく、ヨーロッパの石造りの住宅に比べ、日本の木造住宅の耐久年数は非常に短いと言われるが、京都に行くと、それは、素材の問題ではなく、何年持つように作るかという設計思想の問題だろうと言いたくなってしまう。


2002年05月02日(木) 京都日記3

今回は、南に足を伸ばして宇治市へも行った。
宇治と言えば、宇治茶、源氏物語、平等院鳳凰堂等で有名である。
私も宇治茶、茶だんごの名店、源氏物語ミュージーアム、宇治上神社、宇治神社、平等院へ行った。

宇治茶は、とても優しい味がした。渋みがすくなく上品な味だ。よく酒などで「本物はさりげない」と聞くが、それがあてはまるのかもしれない。

源氏物語は、男の私には馴染みがあまりなかったが、源氏物語ミュージーアム内でやっていた映画を見て、一端ではあるが、少し内容が分かった。現代とは正反対の超貞操時代というイメージの平安時代にもあんなにドロドロした男女関係の発想があったなんて驚きであると同時に、人間は何百年、いや千年たっても、その部分は変わらないのだなと思った。

宇治上神社は、全然知らなかったのだが、実は、日本で最古の神社だそうで、国宝であり、なんと世界遺産でもあるのだ。凄く得した気分だった。

平等院鳳凰堂は、ご存知10円玉に載っているあの建物である。やはり、カッコいい建物だった。鳳凰堂の全盛期は、極楽浄土とはこういう世界だというのを具現化させ、赤、金色、緑、青、黄色他、もの凄く派手な色使いをした、相当強烈な建物だったらしい。コンピュータグラフィックで再現していた。

今回、宇治を見たことによって、自分の京都に対する視野が広まったと思う。(私は、この視野が広まったなと感じる時が、たまらなく好きである)


2002年04月25日(木) 京都日記2

今回は新緑がすごかった。
今までは、紅葉が大好きだった。私には、木々が、まるで赤、黄、オレンジ色の着物やドレスを着飾っているように見えていた。あの派手さ、華やかさはどこから絞り出すのだろう。北の方の紅葉を見に行くと、目が痛くなり、もう勘弁してくれ。と言いたくなる程である。
しかし、一方、紅葉は、葉っぱが落ちる直前の最後の力の振り絞りの光景なので、悲しく見える。新緑の方が好きだ。という人もいた。

今回は、その新緑の方が好きだと言った人の気持ちがよく分かった。
いろいろな神社、寺の、特にもみじの新緑の色がとても鮮やかであった。あの色を見ていると、目に気持ちいいと感じると同時に、フレッシュなエネルギ−、目に見える新陳代謝を感じる。自分の細胞まですぐ生き換わりそうだ。

ということで、新緑も大好きになった。
このように、自分がいいなと感じるものの幅が広がる瞬間が好きである。
なんか、人間としても幅がほんのちょっとでも広がったような気がして。


2002年04月23日(火) ほしひこの京都日記1

京都に行ってきた。京都は非日常がタップリ味わえる。リフレッシュ、自分の視野拡大、日本とは何か 等を感じることができるのでとても好きです。
何から書いていいか分からないが、今、思いついたことから書きます。

京都と言えば、お寺、神社、古い町並みなど無尽蔵に見所がありますが、私が最も心を惹かれるものの一つは、庭です。
特に、広くなくても、こけ、石、水、竹などをうまく配した 手入れの行き届いた庭が好きです。かえって広くない方が神経が行き届いて、凛々しささえ感じます。

そんな凛々しい庭を見ていると、庭を造った人、日々管理している人の心、絶え間ないエネルギーを感じます。
そして、帰ったら自分の家もきれいにしよう、きれいに保とうと心に強く思います。


2002年04月12日(金) 今年の阪神

今年の阪神は強い。
今年の阪神を見ていると思い出す言葉がある。
「勇将の下に弱卒なし」
そう言えば、ここ数年の日産もそうかもしれない。

今の日本を活性化させるのは、強烈なリーダーシップを持った勇将である。と思う。


2002年04月09日(火) カフェ・コムサ

コムサ・デ・モードがやっているカフェに行った。
とてもセンスがいい。
まず、入り口付近にケーキの大きなショーケースがあり、15〜20種類ぐらいのケーキが置いてある。そこから店員が注文に応じ、ケーキを切り取っていく。
並んで待っていると、その光景が目の前で見れて、暇にならない。あのケーキが食べたいな。いやあっちもうまそうだな。とか女性の気持ちがよく分かる。

テーブル、イス、壁等がシンプルなのだが、なぜかセンスがいい。

センスがいいとはどういうことなのだろう。人間がセンスがいいと感じる形、色、質感というものがあって、それに気づいている人がセンスがいいということになるのかな。センスがいい人になりたいな。


ほし・はる |MAIL

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