HOSHI・HARU
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↑この図鑑内です
今日は、向上心あふれることを書きます。
よく、マイペースでいこう。と言うが、 私は自分のマイペースが好きではない。 仕事でもプライベートでも自分のペースに不満があるからである。
例えば、カルロス・ゴーンのようにハイスピードでガンガン仕事をこなせるならば、自分のペースが好きになれ、マイペースでいこうと言えると思うが。
では、マイペースを上げるにはどうしたらいいのだろう? ・マイペースの1.何倍かのペースでやる。 ・どんな小さなことにも締め切りを設定する。 ・身近な誰かと競争する。
・マラソン選手はどうやって、自分のペースを上げていっているのだろう?
というようなことを考えている毎日です。
先日、久しぶりに銀座へ出かけた。 妻に買い物を頼まれた。 ・茂助だんご(素朴ながら洗練された串だんご) ・塩瀬饅頭(宮内庁御用達) ・京都のおいしいもの図鑑 「千寿せんべい(ぎざぎざ形状のクッキーでクリームをはさんでいる) みんな、雑誌等に載っている有名お菓子等だそうだ。 これらは、松屋銀座のデパ地下であっと言う間に買うことができた。 さすが銀座だ。欲しいものが揃っている。
松屋の前の大きな通りは歩行者天国になっている。 車を気にしなくていいのは、気楽でいいな。
夕飯を食べた。過門香という中華料理の店だ。 入った瞬間ビックリした。中央にまるで、ここは皇帝が通る道かと思うような、非常に中国的に派手に飾り付けられた通路がある。通路の両側の壁が金色の格子でできている(よくラーメンのどんぶりの書いてある四角い渦巻きのような模様の格子と言ったらいいのか)。そこを恐る恐る、しかし顔は大にんまりでにやけながら、歩いていった。 この通路で圧倒されてしまった。
料理もおいしかった。「ホイコーローのクレープ包み」なんていう中華を女心で包んだようなしゃれた料理も、味は本格的でおいしかった。 ビールは、やはり青島ビールだろうと思ったら、青島プレミアムビールというものあり、青島を洗練させた味。 店の雰囲気、インパクト、味共に満足で店を後にした。
帰り道、どこからかジャズをサックスで演奏している音が聴こえてきた。 とおりで、ストリートミュージシャンが演奏している。それが上手で、街に溶け込んでいる。満足しながら銀座を後にした。
今日は、逆にうれしい時− バージョンをやります。
うれしい時− スーパーのレジでポリ袋を2枚もらって、テーブルでポリ袋に買ったものを入れていって、ポリ袋1袋に全部入れることができて、新品のポリ袋1枚が余った時− (繰り返し)
解説:1袋の中に、瓶類やじゃがいもなどの重いものから順に入れていって、卵のように傷みやすいものを一番上に入れて、やっかいなネギなんかをうまく間をぬって入れ込んで、苦労した末に1袋に全部入れ切った時の爽快感はなかなかいいものである。そして、新品の袋1枚もゲットできたので得した気分である。
私は、こんなことで喜べて実に単純なやつである。 しかし、よく考えてみると、こんなことで喜べるということはいいことかもしれない。 逆に、例えばもし私が、ベンツやBMWに乗っていてもあまり満足感を感じられない。フェラーリでやっと若干満足。という人だったとしたら、幸せを感じるには大変である。
悲しい時− 何々の時− と絵を見せながら叫んでいる漫才コンビがいるが、 私も思いついた。
悲しい時− スーパーでレジを済ませて買ったものを袋に入れようとする際、ポリ袋が開かなくて思わずテーブルの上に用意されている濡れ手拭きで指先を湿らせてポリ袋を開いた時− (くどいので繰り返しません)
解説:ポリ袋が開かない悲しさと、更には、テーブルの上に用意されている濡れ手拭きは買い物に来たおばちゃん(失礼します)が、あら開かないは濡らしましょ。という感じで使っているものと思いますが、それを自分が使ったということは、自分も買い物おばちゃんなんだ。一応、凛々しいビジネスマンでいたいのに。
先日、確定申告のために市役所に行った。事務処理を終えて歩いていると、どこかで見たことがある人が歩いてきた。あっ市長だ。私は思わず会釈をしてしまった。
日頃、会社では社長等偉い人とすれ違う時は会釈をするのが暗黙の了解というか習慣になっているので、社外でも体が反応したのか? もう一つ、もし市長と知り合いならば何かいざという時、力になってもらえるのではといういやらしい心理もあったかもしれない。 私は苦笑いしながら、市役所を後にした。
2004年01月31日(土) |
04年が1ヶ月過ぎて |
04年がもう一ヶ月過ぎてしまった。1月頭の頃は、今年の俺は一味違うぞ。と何をするにも去年とは違う気持ち去年とは違うやり方と意識していたのだが、いつも間にかそんな意識は消えてしまった。
今一度、今年の意気込みを呼び覚まそうと思う。ただし、100m競争のように全力でやろうとすると必ず息切れしてストップするので、マラソンのように持久力を持続できるような感覚でやろうと思う。
03年はあっという間に終わってしまった。妊娠〜出産〜子育てスタートと大きな変化があった。今年は本格的に子育てが始まる。ソニー創業者井深氏の本によれば、0歳〜3歳で大骨が決まるということなので、全力でがんばりたいと思う。
03年印象に残った歌の一つは、新幹線品川駅完成に伴うJRのキャンペーン曲であったTOKIOのAMBITIOUS JAPANである。03年は東海道新幹線で何度か出張したが、こだましか止まらない駅で、こだま待ちをしている時、忽然とけたたましい音と共に、「のぞみ」が猛スピードで通過していく。その迫力の中で、先頭と最後の車体に大きくかかれたAMBITIOUS JAPAN!と書かれた文字がものすごくカッコ良かった。 今までは、すごい音だな。ぐらいにしか思っていなかったが、AMBITIOUS JAPANのCMを見て以降は、車体に書かれたAMBITIOUS JAPAN!を見ると、これが日本の力だ!!。今世界をリードしているアメリカ・イギリスには、こんなハイスピードの列車はないだろう。フランス・ドイツははまあまあ速いけど、ここまでダイヤが緻密で、時間が正確ではないだろう。まるで、日本の技術が野心を持ったら世界一だぞ!と言いいながら走っているようで。とても誇らしかった。そしてこの迫力をま近で見れて得した気分だった。私にとっては映画等を見るより感動が大きい(現実の世界を見ているから)。
このAMBITIOUS JAPANの文字を見ると、自分の仕事上の問題などちっぽけなものに思えて、なんでもうまくいきそうな気がした。(実際はなかなかうまくいかないのですが)。ということで新幹線の見方を変えるとストレス解消になることを発見した。
一生、父親になることはないだろうと思っていたのですが、父親になってしまいました。まだまだ分からないことだらけでとまどいの毎日ですが、ひたむきに生きる子供の姿を見て、自分もひたむきにフルスロットルでがんばろうと思いました。
2003年11月01日(土) |
イタリア料理のランチ |
今日は、3連休の頭という嬉しさもあり、昼食はイタリア料理のランチセットを食べた。リーズナブルで驚く程美味しい、知る人ぞ知る名店だ。
まずは、ナスとズッキーニが入ったトマトソースのスパゲッティだ。ズッキーニとナスがセンスのある形に切ってあり、トマトのエキスを十分に吸ってとてもジューシ−である。そして麺は上質の麺がアルデンテの硬さになっており、歯ごたえが心地よい。またオリーブオイルの香りが良く、エキストラバージンオイルが使われていることがすぐに分かる。 ナスの優しい柔らかさと、ズッキーニの適度な柔らかさと、麺のアルデンテの硬さの完璧な3段階の対比を歯で感じながら、エキストラバージンオイルの香りを鼻で感じながら、熟成されたトマトソースの味を舌で感じる幸せなスタートだった。
次はメインのホタテと野菜のソテーだ。ホタテは表面がキツネ色にこんがり焼けているので、十分に焼かれて硬くなっているのかなと思いながら口に運ぶと、おどろいたことに中はとても柔らかく、程よいレアーになっている。 表面の焦げ目の芳ばしい硬さと、中の加熱が最適に抑えられた柔らかさの完璧な対比を味わいながら、私は自分の顔がにやけるのを抑えきれず、とうとう満面の笑みまで浮かべてしまった。
これはすごい、ここまで硬さと柔らかさを自由に操れるシェフを私は知らない。
妻は牛のサーロインステーキを食べていたので、一切れ分けてもらった。これも驚いた。見た感じは地味な感じで焼き過ぎかなと思ったが、とてもジューシーでタレのセンスもいい。こちらも硬さと柔らかさを見事に操っている。
最後にデザートはティラミスを選んだ。これもココアパウダーの芳ばしい香りとクリームのジューシ−さが見事に調和していた。そして付け合せのメロンがまたとてもジューシーで、いままで食べたメロンの中でもトップクラスのメロンだ。たった一切れのメロンにもここまで力を入れているなんて...
今日ほど硬さ柔らかさの対比の凄さを感じたことはなかった。この対比はいろいろなことに通じるのだろう。野球の一流のピッチャーは緩急を自在に操る。すぐれた演説者は口調語気にメリハリをつけ説得力がある。
先日、お祝いがあったのでレストランに行った。そこは私の好きな店の1つだ。例えば、大皿においしい料理が多品種少量のっている。多品種なのでいろいろ楽しめる。少量なので飽きる前に食べ終わって、あーもう少し食べたい。といい印象が残る。箸も出してくれるので肩肘はらない。 また、お祝いごとということで、花束をプレゼントしてくれた。こんな心遣いは嬉しい。ここまでやってくれる店はありそうでない。これで完全にいい印象が焼きつけられるのである。
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