2011年03月03日(木)
実家の母とわが子といっしょに買い物に行きました。 近所のよく行くスーパーマーケット。 とくに変わったものも買わず、いつもどおりの買い物でしたが、母が一言。
「雛人形、見に行こうか。飾っているかなあ」
幼いころ、雛人形の大好きだった私は、この時期に百貨店に陳列してある雛人形売り場を見るのが楽しみでした。 十二単に身を包むお雛様、その隣に静かに座るお内裏様。 そのふたりを守る三人官女に五人囃子(ごにんばやし)。 今にも動き出しそうな表情、立ち姿にいつまでもいつまでも見とれていました。 自分の家の七段飾りよりもさらに大きな雛人形を、いつか自分の子どもが生まれたら買ってあげよう。
そんなことを幼心に思ったものでした。
さて、遅ればせながら生まれてきたわが子は男の子。 雛人形はありませんが、私もかつての「女の子」。 今日は母といっしょに花ちらし寿司で桃の節句をお祝いしました。
おやすみ。
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