不用品 買取 家庭教師 celeste blue

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ニセコ、そして懐かしい人たち

2011年04月30日(土)

すっかり快晴のきょう。
ニセコに羊蹄山を見に行くことにしました。
車に乗り、わが子といっしょに後部座席に座ります。
窓の外の景色をじっくり眺めて、北海道に来たことを実感させます。
 
 赤ちゃん、連れてきたよ。私の赤ちゃん。

見慣れた山、川、街に向かってそう叫びたくなるような衝動に駆られますが、ぐぐっとおさえました。
車に揺られながらわが子はぐっすり眠っています。
起こしちゃいけません。

ニセコでは「アワグラス」というレストランでカレーを食べ、ヒルトンホテルで温泉に入りました。
わが子といっしょに温泉に入るのは初めて。
落とさないよう滑らないように緊張しながら湯船につかる私に、わが子がぎゅっとしがみついてきます。
いつまでこうして女湯にいっしょに入ってくれるのでしょう。

今晩の宿は小樽の「とまや」さんです。
友人夫妻が経営する男女別相部屋の小さな宿です。
赤ちゃん連れのため、最初は遠慮していたのですが、快く予約を受けてくれました。

夕飯はこれまた友人夫妻が経営する洋食屋「なまらや」さん。

 帰ってきたんだな。ここに。この場所に。この人たちに。

居心地のよい夜はあっという間に更けていきました。

さて、明日は北海道に住む友人たちと小樽散策です。


小樽港へ

2011年04月29日(金)

少し荒れ模様の海洋に出航したフェリーは、予想以上に揺れて若干船酔いしました。
赤ちゃん連れの旅のため、船室は1等を予約しました。
ただ、洋室しか空きがなかったため、赤ちゃんには不向きのベッドの部屋になってしまいました。
転落にはくれぐれも気をつけないと。

地震による自粛モードとはいえ、さすがにゴールデンウイーク。
船はどこも満室でかなり混雑していました。

仕事の疲れが出たのか夫はずっと眠りっぱなしだったので、わが子を連れて私の好きな船の足跡を見に行きました。

 海だよ。これが船の足跡よ。
 北海道に向かっているよ。

わが子に語り掛けましたが、船の最後部の風がその声を消してしまいました。
いずれ、自分の旅を見つけたときに見つめてくれればいい。

21時に近い時間に小樽港入港。
久々の、そして親子で初めての小樽です。

さて、どんな旅をしましょうかね。


初めての旅

2011年04月28日(木)

朝からバタバタとあわただしく荷造り。
わが子が横からちょっかいを出してきますが、相手にしていられません。
今日はわが子と初めての旅の出発日。
行き先はもちろん、北の大地です。

長期の旅になるため、着替えやらおむつやら準備するものがいっぱいです。
つねに必要最小限のものしか旅に持っていかない私ですが、なんとバッグが2つもできてしまいました。
さらに加えておむつが2パック。
赤ちゃん連れの旅、なかなか手ごわそうです。

いつも、北の大地に行くときは、よく行く洋食屋さんから旅立っていたのですが、今日はどうもそんな時間はなさそうです。
なんだかちょっと寂しい気持ちに見舞われましたが、仕方がありません。

20時ころに夫が帰宅。
21時半ころに舞鶴港へ向けて出発しました。

わが子はベビーシートですやすやと眠りにつき、私はこれから始まる旅のいろいろについて思いをめぐらせました。

 私が、子供をつれて、旅?

いまだに信じられません。
が、信じる現実は私の隣ですやすや。

まだ6カ月のわが子よ。
さぁ、いっしょに、旅を始めるよ。

おやすみ。


強い

2011年04月26日(火)

今日も予防接種でした。
三種混合です。
死亡報告のあったヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンよりは緊張はしませんが、それでも乳児の体に微量であるとはいえ病原体が入ることはかなり心配です。

ワクチンは無事に終了したのですが、帰ってきてからいつも以上にぐずります。
 
「しんどいの?」

何度もそう問いかけるけど、答えてくれるわけがありません。
熱を測ると37.7度。
これ以上、上がりませんように。

授乳したりお茶を飲ませたりと脱水にならないように注意します。
少し眠ったほうがいいと思い、添い寝で授乳してみましたが、なかなか寝てくれません。

それでも、しばらくして疲れてきたのか、抱っこをしていたらすーっと眠りにつきました。

来月は、ポリオの生ワクチンです。

命を守る責任の重さにときどき身震いがします。
それでも育てていかなければいけません。
こうして「母は強し」という言葉が生まれてきたのでしょうね。

おやすみ。


鯉のぼりそよそよ

2011年04月25日(月)

先週、母が買ってくれた鯉のぼりがベランダでそよそよと気持ちよさそうに泳いでいます。
土曜日、少し広めのベランダのフェンスに、雨に濡れながら一生懸命に夫が立てていました。
風がよく通り抜けるベランダで、鯉のぼりがあっちこっちに向きを変えながら、それでもいさましく風を泳ぐ姿を今日は一日中眺めていました。

 あの鯉のぼりは、私の子の鯉のぼりなんだな。

隣で寝ているわが子を見つめながら、私の後を一生懸命に追おうとするわが子を見ながら、いまだに「これは夢なのかもしれない」と思います。

 もしかしたら、明日になると何もかもがなくなっているのかも。

すべて現実であると信じ込ませるかのように、鯉のぼりを見つめていた今日。
シアワセにうまく浸ることができないのは、私の長年の癖なのでしょう。

思い出のなかの喪失感に押しつぶされそうになったときはわが子をぎゅっと抱きしめます。
そうすると私の心のどこかの欠けている部分が満たされていくのがわかります。

この先、毎年あげられる鯉のぼりは、どんどん色あせていくのだろうけど、わが子との思い出はいつまでも色鮮やかでありますように。
思い出の宝箱を新調しないとね。

おやすみ。


ビデオ

2011年04月24日(日)

「はい、誕生日プレゼント」

2週間ほど早いバースデープレゼントがやってきました。
ずいぶん前から購入を検討していたビデオです。
意外な贈り物でした。
というのは、ビデオはわが子のお祝いでもらったお金で買おうとしていたもので、「家族」で買うものであって「私専用の物」ではないという認識だからです。

「SONYがよかったんやろ? この色がよかったんやろ?」

夫が自慢気に話します。
人を喜ばせることにかなり不器用な夫が、せいいっぱい考えた私へのプレゼント。
そんな努力がうれしく思いました。

さあ、明日からビデオの練習です。
わが子が赤ちゃんのときに、たくさん撮っておいてあげよう。
もう6カ月だけど。

おやすみ。


結局

2011年04月23日(土)

連休の予定を立てていますが、どうもいつものようにざっくばらんにはいきません。
理由は明確。
どこに行くにしてもベビー連れだからです。
夜の授乳時にひと泣きするため、男女別相部屋のドミトリー形式の宿には泊まれません。
添い寝したり寝返りしたりするため、ベッド主体のビジネスホテルにも泊まれません。
長距離のドライブはベビーが疲れてしまいます。
紫外線も気になります。
離乳食もときどきあげたいです。
それに、どこに行くにしても、かなりの大荷物になります。

いろいろと考えていたら、どこにも行きたくなくなってきました。

でも、夫はどこかに行く気まんまん。
結局、疲れるのはベビーでもなく増してや夫でもなく、このワタシなのでしょう。

おやすみ。
ふぅ。



2011年04月22日(金)

中学校からの友人がもうすぐ3歳になる長女を連れて遊びに来てくれました。
去年、私の結婚式でお祝いのスピーチをしてくれた昔からの親友です。
私も彼女の結婚式でスピーチをさせてもらいました。
ここ数年、互いに忙しくて行き来することはなかったけれど、私の結婚を機にふたたび連絡を取り合うようになりました。

とくに懐かしい話をすることもなく、とりとめのない時間が過ぎていきました。
彼女の娘はまさに「ギャングエイジ」そのもので、あちこちとおもちゃを散らかしながら遊んでいました。
その娘を叱りながらもいっしょに遊ぶ友人の姿に、「幸せ」なんだな、と思いました。

夕方になる前に、友人たちは帰りました。
そして、思いました。

 彼女の目に、私は、幸せそうに見えたのだろうか。

それは、聞いてみないとわかりませんね。
ただ、ひとつ言えることは、今、四六時中わが子と過ごしている時間は、とてもわくわくしているということ。

いっしょにいてくれて、ありがとう。


つくる

2011年04月21日(木)

「久しぶり〜」

実家のドアを開けると、母が孫に向かって言いました。
久しぶりといっても10日ぶり。
週に一度、実家に帰っているつもりですが、先週は火曜日に帰り、今週は木曜日になっただけです。
それでも、母には「久しぶり」と感じるようです。

「忘れられたらどうするのよ〜」

まだ、私の顔もかろうじて覚えてきたくらいの孫に忘れられることを恐れている母。
こんなに孫をかわいがるようになるとは思いませんでした。

その母に「鯉のぼり」を買ってもらいました。
これから毎年、わが家のベランダにはためくだろう鯉のぼり。
毎年、私はわが子に言うのでしょう。

「ばあばが買ってくれたんだよ」


これからわが子はたくさんの形容詞を経験していきます。
そのなかには「さびしい」とか「かなしい」とかも避けることはできません。
でも、そんなときに「ひとりじゃない」ということを思い出してもらえるように、たくさんの人からたくさんの愛をもらって育っているんだよ、ということを感じてもらえるように。

たくさんの思い出をたくさん作っていきましょう。



2011年04月20日(水)

お誕生日、おめでとう。
おにいちゃん。

おやすみ。

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celeste [MAIL] [アルバム「紺と碧」]

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