2012年01月30日(月)
朝からむせて仕方がありませんでした。 相変わらず声は出ないし、咳き込みすぎて背中は痛いし、もうすぐ臨月に入るため腰痛も出てきました。 とりあえずこのむせをなんとかしたくて、のど飴をひとつ、ちょっと大きめのやつを口にしました。
ぱくっ……、うっ!うぐぐっ。
飴玉を口に入れたのはいいのですが、いきなり咳き込みその拍子で大きな飴玉を飲み込んでしましました。 いえ、しっかり飲み込めればいいのですが、炎症を起こして腫れている私の喉。 大きな飴玉はすんなり胃袋に入ってくれず、喉の真ん中あたりで止まってしまいました。
このまま飲み込んできちんと胃に落ちてくれればいいけど、誤って気管に入ったらどうしよう。 もしかしたら、私はこのまま死んでしまうのかな……。
などと、私にしては珍しく「死」ということまで考えてしまった10秒。
それでも思い切ってそばにあったお茶でごくっ。ごくごくっ。
………、すとん。
大きな飴玉は胃の中に落ちてくれました。
「あ〜、よかった〜!……、あれ??」
大きな飴玉を飲み込んだ衝撃で、なんと声が出るようになりました。 いったいなんだったのでしょう。
何がなんだかよくわからないけど、それまでずっとイライラモードだった私。 声が出るだけで、イライラモードは半減したように思います。
しゃべることができないって、つらいことだったんですね。 そういう診療科に勤めていながら、今、初めて、その人たちのつらさを理解できたような気がします。
あ〜、早く職場に戻りたい。
と、一瞬だけ思いましたとさ。
おやすみ。
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