Stand by me,please my friend
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明日は源ちゃんの新譜の発売日か。会社帰りに買って帰ろう。 発売日に音源を買うなんて、年に数回くらいになってしまったなぁ。 色んな人の音楽を聴くというよりは、今まで知り合った音楽の中で自分がこれと思えるものを深く聴くようになった感じ。
今週忙しいなぁ。憂うつ。
今年三度目の城下公会堂。
実は大学の同級生と会うことになっていたので、この日のライヴは行かないつもりだった。けど、せっかくちょっと近くにいるのに…ということで途中で抜けて城下公会堂へ。 着いたのは開演から20分くらい過ぎていて、ちょうど近藤さんが『アメリカの夢』を唄っていた。何曲目かは分からなかったけど、間に合ったのでよしとすることにした。
3回目の『スーツケースと泥だらけのブーツ』(オフィシャルでやっと確認した)、やっぱり今回の新曲群の中で一番好きだなぁ。本人は「旅のうた」って言ってた。なんとなくそういった情景を唄っている曲が好きなんだろうなぁ。 『センチメンタル・ブルース』は、よく聴くとロマンチックな曲。指きりしたのは君を近くに感じたかったから…みたいな曲。もっとちゃんと歌詞を知りたいな。 この日はカバー少なめ(ギーのセルフカバーのみ)で、ほぼオリジナルを唄っていた。最後に『A New Morning』でコール&レスポンス。が、意外と好感触で良い流れに。
その後は塚本さん、山田さんの流れで。 山田さんのMCにとにかく笑った夜だった。彼は本当に流れを拾うのが上手いな。それまでの2人が話してウケた話題をもれなく拾って自分の笑いに変換してた。歌とMCのギャップがありすぎだけど、それがクセになっちゃうんだな。 このお店はガラス張りになっていて、夜がふけるとカーテンを開けて外が見える。山田さんのステージ中に外で自転車に乗ったおじさんが自転車を止めて「ここはいつも良いライヴをするんだよ〜」と近藤さんに言って去って行ったという話が印象的だった。こんな店が近くにあると良いよね。
5連戦の最終日にも関わらず、お三方それぞれぶれないステージで楽しかった。うん、行って良かったな。 帰りの新幹線はさすがに爆睡だったけど。
友人が長くここを使っているので、お試しに使ってみようかと。 数年続いている日記ジプシーが解消できたら良いな。 良い感じであれば、過去のライヴの感想も引っ越そうと思っています。
バスで徳山へ。2時間弱で着いてしまうほどに近い割に初めての場所。出雲とちょっと似てるな、と思った。ホテルからはコンビナート群と海を望むことができて、一気にテンションが上がってしまった。
この日のハコは「BOOGIE HOUSE」。ロックやブルースの流れる落ち着いた雰囲気のお店。 マスターの森永さんをオープニングゲストに迎え、三人でのトップは近藤さん。この日も新曲が多めのセットリストで、全編ファルセットの新曲からスタート。ボーカルにもリバーブをかけて、軽い音響系な仕上がりになっていた。 『スーツケースと泥だらけのブーツ』(多分)も、昨日に続いて2度目。この曲のサビ前にギターをジャンっとするところからサビへ行く感じがとても好きで、これからお気に入りになる予感がした。 カバー曲はギーの『Tumbling Flowers』。この曲の歌詞がダメな感じで可愛くてすごく好き(誉めてます)。このお気に入りの曲をソロのときもひとりで弾き語りしてくれるのは純粋に嬉しい。年内にもう一度くらいライヴに行きたいな。都内はさすがに厳しいからな…。 最後はこちらも新曲の『センチメンタル・ブルース』。この曲はもろにブルージーで、1stの頃の空気感を彷彿とさせるような曲。昨日はおぼろげだった曲の輪郭が少しずつはっきりしていく。近藤さんのライヴでは、こんな風に曲が少しずつ形作られていって、そのうちすとんと自分の中に落ちる感覚を味わえるのが楽しい。
山田さんと塚本さんのステージもそれぞれ引きこまれた。山田さんのブレない世界観に、塚本さんのギターを持った佇まい。既にこの時点でおなかいっぱいの状態。
最後は三人でセッションを。それぞれの曲1曲ずつ+トリの人の曲1曲っていう構成なのかな?最後に唄ったNOWHEREの『希望』がとても良かった。それにしても三人とも全くバラバラな世界観なのにセッションできてしまうのがすごい。他の人の曲を唄って自分色に染めてしまうこともできるし、コーラスではその人を引き立てることもできるし、弾き語りって面白いよなぁ、と改めて感じた夜だった。
ゴキゲンで店を出て、軽く乾杯してホテルに戻った。
近藤智洋/塚本晃/山田晃士@広島SHELTER69
会社終わりで若干のぐったり感を抱えた状態で向かったシェルター。 平日にも関わらずお客さんがたくさんで嬉しい。
最初に三人で一曲セッションを。 たぶん山田さんの『花のかんばせ』っていう曲。 近藤さんの青い声と、塚本さんの渋い声と、山田さんのねっとりした声が組み合わさる。こんなにバラバラな三人なのに、不思議な相乗効果でなんだかすごいものを見た気分になる…。
そのまま山田さんのステージ。1月以来だけど、相変わらずのステージ。山田さん目当てっぽいお客さんもたくさんいた。歌にはぶれない世界観があって、喋ると面白くて、夢中になっちゃう気持ちも分かる気がした。 「こうしくんとおねぃさん」の話に爆笑。
次は塚本さん。 1曲めは久々に聴く『信じている』だったかな。音源を1枚も持っていない割に耳慣れた曲が増えた。塚本さんは舞台映えする風貌をしてるな、と改めて感じた。唄っているときもなんだけど、ギターをじゃかじゃか弾いてるときが顕著で。大きな歓声があがったのも塚本さんがアコースティックに思えないようなギターを弾いたときだった。
トリは近藤さん。 『アメリカの夢』からスタート。転換でざわついていた場内がしんと静まりかえるこの感じは、近藤さんのライヴならではの感覚。そのまま『the forget-you-not』に続け、場内をしっとりとした空気に変えた。 てゆか、近藤さんギター上手くなった? 11月の花田さんのバンドとの対バンが楽しみ、という話の流れから、花田さんの曲のカバーを1曲(曲名は失念)。場所柄…というか、近藤さんの曲を知らないお客さんも花田さんの曲は知っていたりするので盛り上がったな。
MCを挟んで聴こえてきた曲は耳慣れない曲だった。全編ファルセット(!)の新曲。近藤さんからこんな曲が生まれるんだ…と不思議な感覚になる。ここからは怒涛の新曲ラッシュ。あと2曲、センチメンタル・ブルース(多分)と、曲名は分からないけど、スーツケースとかブーツとかいう単語が出てくる曲。初聴の感想としてはスーツケースの曲が好きな感じだったな。 3曲も一気に新曲が聴けるなんて思っていなくて、正直すごくびっくりした。
アンコールは再び三人でセッション。それぞれの持ち歌を唄いあう形式で。 三叉路ツアーのお決まりらしく、三人でマラボーをつけて登場。この三人が並ぶと近藤さんが華奢に見える…。 近藤さんの曲は『ディズニーランド』。前から大人数で演奏するのがハマるだろうな、と思ってて、その想像にぴったり合ってた。ただ、山田さんがこの曲を唄うのが面白すぎて予想の斜め上をいった感じ。笑。あとこのタイミングで塚本さんが「It's a small world」の歌詞を思いっきり間違えて、更になぜか2回も唄っていて笑った。それにしても近藤さんアトラクションのことを訊かれて「ん?コーヒーカップ」ってテキトーすぎじゃないですか…。 『サ・セ・ラムール』での塚本さんのムーディーな唄いあげ方にわーわーとなり、『希望』はやっぱり名曲だなーと思ったり、セッションもそれぞれ楽しく聴いて終了。
名古屋からわざわざ来てくれた友人をもてなすという名目でよく行く店に連れまわしてみたりして、夜中までがっつりと楽しみました。 明日もライヴが見れるなんて楽しみだなー。
カオリ
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