Stand by me,please my friend
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2012年02月13日(月)

スカパラちゃんの予約完了。今回は2ヶ所のみかな。
香川は友達も行くっていってたから楽しみにしてる。ひさびさにうどんツアーやっちゃうかな!

朝からどうも頭がぼんやりすると思ったら、どうやら風邪をひいたらしい。
今日は大人しく寝よう。

今年の目標の「映画館に行く」が全く達成できない。アコパルで映画館でライヴは見たけど。『サラの鍵』が気になるけど、戦争絡みか…気持ちが沈んじゃいそうだからもうちょっと考えよう。以前『つぐない』を観た時もなんとも言えない気持ちになったからな…。(映画自体は素晴らしいものでしたよ。念のため)

ライヴの感想って一覧になってたほうが見やすいのかな。


2012年02月09日(木)

職場で人を叱ってばかりで疲労…なんていうか、色々裏で言われるんだろうなぁ、と思いながら叱る。職場では極力チャラくふるまってきたはずなんだけど、最近は威圧感ありありなのが自分で分かる。よろしくない傾向。ふう。

もし当日券が出たら行こうと思っていた源ちゃんのライヴは、昨日めでたくソールドアウトしたためパスすることにした。今の精神状態で聴いたら、去年の夏みたいにまた泣いてしまったかもしれない。今回はパスしたけど、彼の穏やかで優しい声をまた青空の下で聴きたいな。

今日は家でゆっくりして、明日もまた早いからすぐ寝よう。
土曜まで仕事がんばって、日曜日は部屋の掃除をしよう。
精神状態が部屋の様子に如実に現れるんだよね。
今ちょう汚いもん。

お給料が出たら、あるものを買いに行く計画を立てた。


2012年02月05日(日)

早朝に家に着いて、仮眠して昼過ぎに市内へ。

よく行くカフェバーのオーナーの結婚パーティーにお呼ばれ。一緒に行く同僚と髪をセットしてもらい、地元の老舗パン屋本店にあるパーティー会場へ。金曜にジェルネイルをオフしていたんだけど、やっぱり続けてジェルやっとけば良かったかなぁ。

新郎は「とにかく友達をたくさん呼んで、みんなで飲んで騒いで楽しいパーティーにできればいいんよ」みたいなことを話してて、その言葉のとおり良い意味でくだけた楽しい式だった。
さすがに食事は美味しくて、バイキング方式なことをいいことにものすごい食べた。自分でもよくこんなに食べたな、と思うくらい食べた。

新郎と共同経営のオーナーKくんのスピーチや、新郎の挨拶もとても良かった。彼らの人柄と、彼らの信頼関係がよく現れてて、ほろりとする瞬間もあり。特に新郎の挨拶でKくんの話に及んだとき、ナプキンで顔を覆いながら泣いてるKくんを見てもらい泣き。

引き出物にパンの詰め合わせを貰い、シェルターに寄って帰宅。


2012年02月04日(土)

1ヶ月ぶり(…)の近藤さんは久々のワンマン。2年前に初めて行ったポテキの場所に若干迷いつつ、開演前に無事に辿り着いた。決して広くはないハコだけどこの日は満員。知った顔も何人かいて、雑談をしながら待っていると小花柄のシャツを着た近藤さんがすっとハコへ入ってきた。

最近は数人でのツアーが多くて比較的アッパーな近藤さんを見ることが多かったけど、ワンマンなのでMCも若干しっとりしていた。

前半は1stの曲を多めに。久々に聴いた『荒野を抜け、そして戻る。』とか良かったなぁ。1stの重めな空気感も好きだから、たっぷり聴けて嬉しかった。
誰かと一緒のツアーでその場の空気に染まってはっちゃける近藤さんももちろん面白いんだけど、やっぱり原点は最初に弾き語りを観たときの静かな海みたいな空気をまとった姿なんだよなぁ、と最近よく感じる。
料理も美味しいポテキはみんな料理を楽しみながらライヴを観てたんだけど、マスターが料理を運ぶたびにMCを止めて「ニョッキ頼んだ人。これ美味しそうだね」なんて話しかける姿に、普通に自分の家で唄っているお兄ちゃんを観ているような気持ちになった。

休憩を挟んで後半は最近の曲を中心に。とはいえ、TSUNTAさんの『流れ者』とか、懐かしいカバー曲も唄ってた。
『沈黙の足音』は全編ファルセットの曲なんだけど、この日は地の歌声で唄っていた。何か思うところがあったのかな。

MCの端々に新譜の影が見え隠れしていたこの日の近藤さん。新譜の中心(「推し曲って言えばいいの?」なんて言ってた)になるであろう『ディズニーランド』の紹介をするときに、「梅田は相変わらず楽しそうだよね。外を見たらサラリーマン達が大人のディズニーランドに行ってて…。みんなもこれ終わったら行くの?」とか言ってて失笑を買っていた。確かに外では偽物のJKがビラ配ったりしてるけど…!

最後は生音で『BAMBINO STEP』。楽しくなっちゃった近藤さんは『ROUTE66』や『GET EVERYTHING』を畳み掛けて「予定より2曲も多くやっちゃった!」と満面の笑み。やっぱりワンマンは楽しいね。
アンコールも終始穏やかな空気が流れた良いライヴだった。
終演後、知人とおしゃべりして、マスターのおまかせパスタを平らげ、夜行バスで帰路についた。翌日、実は知り合いの結婚式だったことを忘れてライヴの予定を入れてしまっていたというオチ。


2012年01月28日(土)

所用で福岡へ。夜は少し抜けてブードゥーラウンジへ向かった。
この日はミキオさんと高木さんが出るイベントがあって、ツイッターでそれを知ってライヴに行くことにした。SFUのサイトでは個人仕事は予定が載らないみたいだから、こういうときツイッターは便利だよなぁ、と思う。

ハコに入ると圭一さんがDJをしていて、博多だなぁと思う。ゴキゲンなロックンロールに身をゆだねながらお酒をちびちび飲んでいると、高木さんが入ってきたのが見えた。地元(といっても本店は広島だけど)のレコ屋の袋を提げてきた姿に、本当に各地でレコード漁りやってるのね、と思った。関係者と席についてまず煙草を燻らせた姿に妙にどきどきしてしまった。

最初はミキオさんの弾き語りから。23日に誕生日を迎えたミキオさんのバースディパーティを兼ねた今日のイベントなので最初にやることにした、と言いながらピアノを弾きだした。曲も全然分からないしと思って最初はPA卓横で様子見してたけど、ゴキゲンなブギウギピアノに思わずフロアの前方に足が向いた。
「この辺でひとり呼ぼうかな」
という言葉にはっとして、更に前方へ向かう。予想通り高木さんがギターを抱えて出てきた。今日はテレキャスだけのステージらしい。チューニングの合間にお互いが知り合ったきっかけを話すミキオさん。
「高ちゃんは当時シェイディドールズってバッドボーイロックなバンドをやってて正直ちょっと怖かった。ほんとはこんなに良いやつなのに。ロニー・レインのライヴに行った翌日にバンドTを着ていったら同じTシャツを着た人がいて、それが高ちゃんだった」
と言いながらお互い懐かしそうな様子のふたり。そんなふたりの息はぴったりで、ふたりで鳴らすロックンロールは本当にかっこよくて自然と踊りだしてしまった。高木さんのギターはやっぱりバカテクで、SFUとは少し違う音色にひとりにやにやしてしまった。
好きなミュージシャンの曲を少しずつカバーした場面があったんだけど、そこで高木さんに「B'zは!?」とか無茶ぶりするミキオさんに爆笑。
それから、高木さんのヴォーカルも2曲ほど聴けた。いつか聴けたら良いな、と思ってたから、こんなにすぐに叶ってしまって良いのかしら、と思いつつ低くて艶のある声に耳を傾けた。アコパルでも唄ってくれれば良いのになぁ。

高木さんがはけた後、ミキオさんの師匠の石井さんと博多在住の井出さんとのピアノトリオなステージ。ピアノ3台の音色は圧倒的で、ベースもドラムもいないのにこんなに厚い音になるんだ、とびっくりした。

トリはドクホリ。オーナーの小屋敷さん率いるバンドで、常連さんもたくさん。この日のギターは高木さんだった。知らないバンドだし、ギター弾いてる姿が見られれば良いか、くらいに思ってたけど、すごく面白くてバンド自体を思いっきり楽しんだ。ソウルやファンクの色が強いバンドで、見た目も音も楽しくてきゃーきゃー言いながらいつの間にか最後の曲へ。もちろん高木さんのギターも思いっきり楽しんだけどね。

アンコール、最初はミキオさんと高木さんとドクホリのヴォーカルの方の3人。
「大事な曲をやるから」
と前置いて鳴らされたのは、浅川マキさんの『それはスポットライトではない』だった。大好きな曲をこの場所で不意打ち的に聴いたから余計沁みた。
それからエンドレスなアンコール。出演者が全員出てきてステージが狭いのなんのって。ピアノ3台だけですごいスペースだから、余計そう見えたのかな。フロアも使って全身で楽しむアンコールに満面の笑顔の演者とお客さん。すごく愛されてるイベントなんだなぁ、と思ってなんだかとても嬉しくなった。

終盤でミキオさんの誕生日プレゼントに長ーいロールケーキが登場。演奏中にミキオさんや高木さんがそれをぱくっと食べてて笑った。小屋敷さんが家賃を滞納してまで時計をプレゼントしたという話も微笑ましく(ほんとはダメなんだけど・笑)、すごくハッピーな空気が流れてたなぁ。幸せな気持ちのままハコを出たらもう24時近く。もちろんごはんは食べ損ねました。

ライヴ中にミュージシャンってやっぱり色んな曲知ってるな、と当たり前のことを改めて感じた。今40台くらいのミュージシャンを見ることが多くて、結果自分が生まれる前の曲のセッション風景、みたいなのを良く目にするんだけどやっぱり知らない曲が多くて、純粋にもっと色んな曲やその人を形成してきたルーツを知りたいなと思う機会が増えた。


それにしても自分でもびっくりするくらい高木さんにハマっててちょっと驚いている。高木さん自体を知ったのは2009年か。ソウルフラワーに加入することが決まってから。それから実は自分がたまにライヴを見る人と同じバンドにいたことが分かったりと、不思議な繋がりを感じたりして。
ミュージシャンとしてのキャリアがほぼ自分の年齢と同じほどの彼の足跡と、出会ってからの記憶はまだまだ大きな隔たりがあるけれど、きっとそれを塗りつぶすくらいの思い出がこれから待ってる予感がする。今年はたくさん会いに行きたい。


カオリ