眠る金
おもひで
●2012年01月18日(水)
今日はのんびり家で過ごそう、という日に限って、夕方になって厄介な案件が次々舞い込む不思議。複雑なそれらをバッタバッタと瞬殺していくわたくしカコ(・∀・)イイ!!と自画自賛でもしなければやりきれない。うー。今日は鶏肉とアボカドを焼こうと思っていたのに。
鶏肉をどうしても食べたかったのでコンビニで鶏の唐揚を買う。
それと、2日味を染ませたあさり大根がうまい。
豚軟骨をまた仕込みたいのだが、なかなかスーパーにない。
今日は、今日中に日記を更新しておきたかった。
あさり大根はおととい作ったのだけど、昨日はTwitterで友達から夕食の誘いがかかったので、急遽ロイヤルホストで会食と相成った。
極度の引っ込み事案の私でさえ、時々こういう突発イベントが発生するのだからTwitterすごい。
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先程もまた、福島で震度3の地震があった。
ここのところ、またじわじわ地震が増えている。
今月中に、東日本に大きな地震がくるという噂がそこここから聞こえてくる。
先週、昼食で入った店中にauの携帯電話の地震速報が広がった時も、お客さんは皆微妙な笑みを浮かべて顔を見合わせつつ、やがてきた横揺れの中、「おお」「揺れているね」などと囁きながらそれでさ、などと雑談に戻っている。
こういう空気はすっかり慣れっこだが、微妙な笑みで終わるくらいですんでくれればよい。
そして大地震はくる時には防ぎようがないのだから、せいぜい出来る範囲で備えておくくらいしかない。
ここからはオチも何もない、くだらない思い出話である。
10年ほど昔、何度か福島県の双葉町にいったことがある。
当時の友人がそこにいたからだ。
常磐線双葉駅前の、個人商店が立ち並ぶのんびりとした風情をよく覚えている。家までの距離がなければ、海産物をたくさん買い込んでおきたかった。
そして、一転して友人の住むアパートの周りの、真新しい一軒家やアパートの多い住宅街。
あの、商店がぽつぽつと立ち並ぶ駅前も住宅街も、現在は福島原発事故の警戒区域内に位置するので、当然立入禁止になっている。
友人は東京電力の子会社に勤めていた。
会社に対して思うところや、自身の考えを提言することもあったようだ。
その後、いろいろあって付き合いはなくなったのだが。
当時の私は、なんとも愚昧にして極めて無知であったので(今の自分も大して進歩していない)、その光景の背後にあるものを何も読み取れていなかった。
ただ、ゆらりふらりと楽しく歩いたあの場所が「近寄ってはいけない場所」と指定されてしまったことに、震災直後、随分、ショックを受けた。
今でも。
おもちレス 豚軟骨充
●2012年01月15日(日)
気がついたら1月も半ばになっていた。大変大変。(個人的に)前回の日記から数十分後。2年ぶりのいつもの正月。
日付が変わると同時に実家に友達が集結、近所の神社に初詣に行き、その後カラオケで朝まで本気で歌いまくり。
昼まで寝ておせちとワインでまったり、のはずが、年末の風邪が悪化してお酒はNG、おせちと母が丁寧に作ったお雑煮をいつもの通り餅なしでうまうまと食べて、風邪薬をごくり。
汁につかったもちが苦手なので、後できなこか砂糖醤油でおもちを食べよう、と思っていたけど、友達と会っていたり、母と外食を楽しんだりしているうちにすっかり機会を逃してしまった。
気づいたら去年も今年もおもちを食べてなかった。
下手したら3年くらい食べてないんじゃないか。
別におもちは嫌いなわけじゃないのに、ご飯を食べていたら大体幸せになるので、ついつい食べ損ねてしまっていた。
おもち、といえば思い出すのが『リトル・フォレスト』(五十嵐大介)だ。
第1巻の最後を飾るのは正月のお話。ここでずらりと主人公の食卓に並ぶのは、近所からのおすそ分けのおせちと、様々なおもちメニュー。
納豆もちはもちろん旨そうなのに加え、じゅうねもち、えびもち、しょうがもち、ふすべもち……食べたことのないおもちが、食べきれるのか!?というくらい。
ここでポイントなのは、やっぱりつきたてのおもち、ということだよなぁ。
えびもちはえびまで近所の川でとってきたもの。うう、真似できない。
以前は実家でもつきたてのおもちを買っていて、それは焼かなくてもついつい手が伸びる美味しさだったのだが、最近は家族も食が細くなっているので、大きな板状のつきたてもちは買わなくなっているみたい。
いろいろ想像しつつ、結局今に至るまでおもちは食べていない。ひとり暮らしだと大きなおもちパックを買うのもどうも躊躇われて。
最近は豆乳を使ったメニュー(特に豆乳パスタ)にはまっているし、相変わらず圧力鍋を使った煮込み料理にご満悦である。
以前作った時はいまいちの出来で、圧力鍋を買ったら一度リベンジしたかった豚軟骨の煮込み。
ある日、スーパーで何故か豚軟骨がずらり並んでいたので、早速購入、ゆでたまごと一緒に煮込んだところ、今度は骨がどこに!?というくらい柔らか、ぷるぷるの煮込みが出来上がった。ゆでたまごも理想の出来。
煮汁がたっぷりあるので、軟骨がなくなった今でも、新たなゆでたまごを作って冷蔵庫でだしに漬け込んでいる。いつもの味たまごと違って、だしがゼリー状になっているので漬け込みやすい。
冷えて白く固まったラードは冷凍保存。
また作ろう。ふっふー。
あと、最近荏胡麻油を野菜にかけて食べている。正月の食べ過ぎが響いているので。
(じゅうねもちって荏胡麻のおもちだよな。そう言えば)
そうかと思えば、昔ながらのカレースタンドに初めて入り、390円のカレーにしみじみしたり。
しばらく、カレースタンドのメニューをいろいろ試してみようかな。
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まあ、要は今年も相変わらず食べることばかりだなあ、ということです。
ちょっとした心境の変化もありつつ。
そんな中で頭の中に流れていた曲。
はるよこい
●2011年12月31日(土)
2011年に生じたひび割れが、早く癒えますように。甘っちょろい望みかも知れないけれど。
2012年が幸多き年になりますように。
そしてこの日記を時々覗いてくれているあなた方に、よい2012年が訪れますように。
2011年、みんなおつかれさまでした(´ω`)