![]() |
![]() |
産業革命以前の布のあり方を探る 作ることの魔的な部分 神経症的 ズレてると嫌 物事に秩序をあたえる快感 身体性 自然 協働 人1人が糸一本になって織物を作る
topic 布を作る技術を学ぶことで、人間が生きる上での自然観や倫理観を考えるきっかけになればと思う。 (A)自然観 ・ウールやワタの手触りを楽しむ ・植物から得られる色の美しさを感じる 産業革命以降、布は巨大な産業システムの中で、 一般の人の目には入らない大きな工場で作られることが常識。 こういうように人間が利用していたんだということを感じて欲しい。 さらに、人間の都合に合わせて作るということはもちろんあるけど、 都合とか原理を超えた、ものづくりの楽しさとか、できあがる布の美しさがあると思います。それも感じてほしいです。 (余談)自然とはなにか ・人間の原理を超えて現象するもの(畠山p.188) (B)倫理観 ・共同作業で協力してものをつくる 布は実用を満たすことだけでなく、デザインを凝らした。 ・大地の布を見せる。 また、奉納、儀式、神事など非日常空間で使われてきた。 ・注連縄(非日常におけるが、デザイン的なもの) 日常のものは右綯い、注連縄は左綯い こっから先は神の領域 ・あらたえの儀 大麻の布を使う 文学とか絵画と並列に語れる芸術的な要素がある。 芸術とは? ・美しい、かっこいいというのと同時に、人間の倫理観を伝える役割があるのではないかと思う。 ・ピカソのゲルニカが戦争の悲惨さを伝える。 ・注連縄が、自然とヒトの境界を見出す。 布には芸術的なパワーが秘められている。 さらに、最初に述べたように自然との繋がりが強い。 現代:AIなど技術革新。どういう法律をつくればいいかわからない。 どのように人間社会に貢献できるのかもわからない。 (3)どのように
眠れない 何を考えても自暴自棄 何を考えても虚しい 時間がかかって効率が悪い? できるのが遅くて能力が低い? どんな人でも どんなモノでも 生きていけるようにするのが 理想の社会ってもんだろ? そうは言っても現実は難しい 「まだやれるか? まだ我慢できるか?」 自問自答の日々よ チームワークという言葉の裏に、能力の比較を無意識にいてないかい? 差別と区別は違うよな 扱いに差をつけるな 平等に接してください
工芸と絵画の技法をミックスさせて制作している。 工芸的な技法を基本としながらも、あくまで絵画作品を制作している。 とくに支持体である木綿布は手織りし、色材はさまざまな顔料を混ぜ合わせ微妙なトーンを追求している。 型染め制作で行われてきた、はっきりとした色彩で様式美を追求するという枠組みを解体し、個人的な体験を手掛かりに型にとらわれない世界を追求したい。
・自転車の乗り方と同じように、一度コツをつかむと無意識にきれいに紡ぐことができる。 ・コツをつかむためのサポートは、もちろんするけれど、それだけで4000円もらうのは気が引ける。 ・糸紡ぎは人類が何千年も前から行ってきた普遍的な行為。それが産業革命以降急速に機械化された。 ・「ワタから糸を作る」ということのルーツを探求していくことが重要だと考えている。どのように人はワタを発見し、利用してきたのか。地上からは隠れていて、よーく掘り起こさないと見えてこない。必要以上に神秘的に語るのではなく、言葉やデータの力を借り誰にでも理解してもらえるように努めたい。
布をとりまく世界の美しさ ・気品、美しさ、 ・身体性 ・色彩の五感
蝉が鳴いている コップの中は空になった
人間同士がどう接するかが重要な局面 政治的なこともでてきて、どうでるか、どう返すかという戦略も必要になる AがSを嫌悪しているから、 Sは表面的には登場しないほうがいい そのことをA本人に伝えてよかったのか 私はAに隠しながら進むことが悪いと感じたから伝えた 前にも同じようなことがあって、本人に伝えたら、 それは良くないと思うと他人から言われた 私は完全には悪くないと思うし、 むしろ進めていくうえでは必要なことだと思うから伝えたのだ 人間関係を抜きにした仕事というものは存在するのだろうか 技術としては成立するのかもしれないが ビジネス上は人間関係が不可避である その力を鍛える時なのだと思う 色々な人に相談して、最善の解決策をさぐりたい
これから環境が大きく変わるのだ。 なぜ変わるのか。 もちろん自分の力だけでこうなったのではなく、今までの出会いや状況が導いてくれた部分も大きいが、自分の心と直感に従った結果だと思いたい。最終的に引越屋に連絡したり新居を整えたりしているのは自分なので、その理由を今一度確認してみたい。 なぜ変えるのか。 今の仕事をはじめたきっかけ、染織品の奥にある生活と芸術の直結した力強さ。それに惹かれて、学芸というフィールドから何かを学ぶことができたらと考えた。展示をすることでそのものの魅力を伝え、維持管理していくことで次世代につなげる。 そのなかで学芸的に学ぶことはたくさんあると感じるいっぽうで、自分の手を動かしてみないと「わからないこと」もたくさんあるということを感じた。(「わからないこと」というのは、「生活と芸術の直結」をよりリアリテイーをもって実感できない、ということだ。) 手を動かすことを仕事にするのは大変だ。そのなかでも私のやろうとしている手仕事は、産業革命以降の技術革新とは逆行する極めて原始的なことなのだから、効率という天秤にかければ必ず淘汰されてしまう。だから別の天秤を探さなければいけない。 学芸員として染織を研究してきたキャリアを生かすのであれば、そのような「製造業」的な考え方ではなく、新たな価値観の提案という意味での「教育」のコンテクストからアプローチしていくべきだと考えている。 ・手を動かすということが精神的な安定をもたらすということ。 ・人間は太古から自然にある素材をどのように利用してきたのかを知ること。 ・さまざまな技法を知ることで人の手のもつ技を発見すること。 ・つまるところ人の手は如何にして、最小限の資源(素材と道具)を最大の効果(衣服などの染織品)で生み出せるのかを知ること。 ・創造する喜びを感じること。 これらを学ぶことは、現代社会の課題である ・日本国内の高齢者ほか人々の生きる力の創造 ・大量生産大量消費による環境への負荷の低減 の解決の道しるべとなるであろう。
人を不快にさせるな。わたしはわたしの能力を発揮したいのに、それを阻止するな。この野郎!
|
![]() |
![]() |