首都圏の主要ターミナルから、もっとも田舎っぽいローカル線へ乗り換え数十分、ちまっとした駅を最寄り住まいとして5年になる。Iが生まれ電車でちょっとの距離すら出るのが億劫になり外食がめっきり減ったのだけれど、そういえば、駅前に可愛らしげなカフェが一年前くらいに出来たっけね。と話して、るんるんと出かけた。大人のランチに付き合わされるIも可哀そうなものだけれど、ぷちデートだね、と些細なことで喜び合うQとわたし。田舎住まいも楽しめば、よいものか。