川底を流れる小石のように。  〜番外編〜  海老蔵への道!
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2006年02月08日(水) 乙女なら・・・。

 
 2月の歌舞伎座の夜の部、
 2年ぶりの再演となる玉三郎さんと菊之助さんの二人道成寺がスバラシイ!
 おそらく今月、日本中で観ることのできる最も美しい時間が、あそこにはある。

 月末の予定まで待ちきれずに、初日があけて間もなく、駆けつけた。
 もうね、なんだか人格が変わりそうなくらい、
 見てるだけで、オメメはキラキラ星が宿り、
 ウルウルプルプルツヤツヤしてくるような気がして、
 ヒアルロン酸もコラーゲンもなんにもいらないわ!というような気持ちになる。
 
 いきなり乙女全開!になってしまって、我ながらビックリ。

 まずこの道成寺という唄が名曲だしね。
 直吉さんが家に来て、この唄うたってくれたら、たまらんだろうなあ〜と
 聞く度にいつも思う。

 菊ちゃん、すごく成長したなあ〜〜〜。
 2004年の自分の感想を読むと、
 当時の舞台が思い出されて、
 あの頃の一生懸命な姿も愛おしいけれど、
 今の、今だけの菊ちゃんの輝きは、何かが違うのだ。

 (というか、この感想、自分が書いたものなのに、
  何コレ?誰コレ?何言ってンの?と思ってしまった。
  この頃と、遊ぶときの自分の気持ちは変わっていないつもりだったけど、
  なんというか、今はもっとヘビーにジャンキーしていて、
  良くも悪くも、あ〜あな感じ)

 それを受け止める玉さんってばもう、素晴らしい。
 当たり前だけど唯一無二の、美意識の結晶の姿だなあと思う。

 そんな菊ちゃんと玉さんが、同じ美しい衣装で、
 手に手をとって、目と目を合わせて・・・、踊ってる・・・。
 ああ、なんて言ったらいいのだろう。
 ともかく素敵だわあ。

 この踊りの後のロビーでは、
 若い娘さんはもちろん、私のようなオバ乙女も、
 母くらいの年代のご婦人も、ちっちゃな背中のおばあちゃん達まで、
 みーんななんだか乙女な気持ちになるらしく、
 うるうるキラキラ賑やかなことであった。


 この日に見つけたしょうが飴も、なかなかのもんだった。
 「中辛」でも、薬局や歌舞伎座で売ってる大根生姜のど飴の2倍くらい辛い。
 「辛味絶桂」は、皮をむいた生姜にハチミツをかけて口に入れたみたいと言うか、
 かなりパンチが効いた味だ。
 でも効きそうだよ!
 そしてやみつきになる。
 一袋367円。
 東急ハンズやナチュラボで買える。

 






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