忙殺という言葉をかみしめるこのごろなのです 君はいかがお過ごしですか 9時から9時まで書類の山に埋もれて 僕の楽しみは昼ごはんと 君を思うことくらいです
まぶしい笑顔に不似合いな暗い瞳が 何か決定的に 足りない君でした それをあげられると 信じられるくらいに 僕は若く そして 大馬鹿野郎でした
冷え切った静かな道を ぬるいコーヒー片手に 星を眺めるのが 僕の日常です 空を見上げていれば 気持ちを上に引き上げていれば 家までたどり着ける そんな日常です
9時から9時まで 人に頭を下げて 僕の楽しみは熱い風呂と 君を思うことくらいです
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