報われたい 叶えられないそんな帰り道はのびた革靴 ちびた踵がきしきし云うんです だからねたくさん歌を ちいさな声で星のすきまに飛ばしてすこしだけ涙を すこしだけ置き忘れた鞄の中にはほんとは捨てたかったものと取り戻したいものが 半分ずつだからねたくさん歌を ちいさな声で雲のあいまに溶かしてすこしだけ笑って すこしだけ