2005年08月26日(金)  帰省。車で猫を連れて帰っても大丈夫なのか?


実家に帰ってきました。
ランもつれて、です。
車で帰ったのですが、実家まではスムーズに行っても7時間の距離。
とっっっても心配!
車大丈夫な子にするには、子猫の時から車に慣らしておくと良いと本に書いてあったので、時々、車に乗せて連れ出してはいたのですが、やっぱり鳴いてたんですよね・・・。
前猫のザジは、車がまったく駄目な子で、車に乗せようものなら
「ぎゃあおぉうぎゃあおぉうー」
と、吐きそうな声で鳴いてて、まぁ、それよりはマシだったし、少し慣れてくると私の膝の上で爆睡してたりしてたのですが。
でも長時間となるとどうなるかわからないので、事前にお医者さんに相談して、一応安定剤をもらっておきました。
でも、やっぱりいらぬ薬は出来るだけ飲ませたくなかったので、少し走って様子を見る事に。
当日、ランのトイレを洗っておき、車の中は、


このように(ちょっとわかりにくいですが)後部座席の半分を倒してビニールシートを敷き、そこに滑り止めマットを敷いて、トイレと爪とぎを設置。
ご飯とお水も、サービスエリアでランが落ち着いていたらあげてました。
お医者さんが
「車内と外の温度差があると体調を崩しやすいので、クーラー効かせすぎない様にして、後部座席でいるようにしていてください。」
と言ったので、私が後半分の後部座席に座り、ランのお世話。
ケージに入れて、上から布をかけ、暗くしてやったほうがいいという話も聞いたので、やってみたのですが、やはり閉じ込められるのが嫌らしく、すごい声で鳴くので、できだけ前に行かないように見て、離しておく事に。
出発して下道を走っている間は、やっぱり落ち着かないらしく、鳴きながらうろうろしていたのですが、高速道路に乗った途端、嘘みたいにピタリと静かになって、私の膝の上で就寝。ていうか爆睡。
どうやらブレーキの振動が嫌だったみたいです。
あと、前に練習してた時は、私も前に乗っていて、膝で休もうにも、フロントガラスから動く景色で落ち着かなかったみたいで、後部座席だと周りの景色が見えにくかったのがよかったみたいです。
高速に乗っている間は爪とぎしたり、トイレをしたり、ご飯やお水も飲んで、落ち着いたものでした。
良かった・・・ほんと心から良かったですよ。
これで落ち着かずにいつまでも鳴いていたり、トイレやお水も我慢したり、グッタリしたりしたらどうしようと、そればかりが心配だったので。
安定剤も使わずにすんだし。
実家にも慣れてくれるかなぁと心配していたのですが、半日、うろうろと探検して、落ち着ける場所も発見し、すぐ慣れてくれたので一安心。
うちのママンも猫にゃん大好きで、うちではいつも優しくなでなでされてるだけだったのに、ママンは激しく可愛がるので、ランは多少びびってました。
ママンは私がちょっと出かけた隙に、「体に悪いから」と、うちではあげた事のなかった猫の大好物のカツオ節とかおじゃことかをこっそりランにあげたりするので油断も隙もありませんでした。
最後らへんは、一番上の写真のようにすっかりママンになついて、ママンも、前猫ザジを亡くしてから
「もう猫飼わない・・・悲しいもん。」
と言っていたけど
「ラン元気?ババはランがいなくて寂しいです。」
とメールをよこしたりするのでした。
ママンはランの金玉をはっしと掴み、嫌がるランに微笑みながら
「次来た時にはこの可愛いぼんぼりもなくなってるのね・・・」
と寂しそうにため息をつくのでした(笑)
帰る時、ママンに
「ラン賢かったからお土産ー」
と貰ったキャットフード(シーバ)を、帰ってから
「偉かったからご褒美ね。」
とあげてみると、物凄い勢いで食べ、それから、普通のご飯だけだと文句をいいます。
「にゃー!(シーバくれ!)にゃにゃー!(シーバシーバ!)」
みたいな感じで。
シーバの箱を置いていた所までよじ登って勝手に食べようとするので、今、シーバは台所の開きに封印してます。
ちっ。ママンも余計な事をランに教えるんだから・・・(苦笑)
帰りの車でも、ランはずっと爆睡。
ずっといい子でした。
ごめんね。ストレスかけて・・・。


ちょっと目を離した隙に前に行ってしまい、外の景色をみて驚愕のラン。
「な、なんじゃこりゃーー!」


実家では、クローゼットのそのまた上の、衣装ケースと天井の隙間を見つけて、
そこでよくくつろいでしました。
ここを見つけるまでに、カーテンレールの上を歩いて降りれなくなったり、
ママンの洋服かけの上を歩いて、ハンガーいっぱい落としたり、大変でした。


ランがよくお昼寝しているお気に入りの椅子も、折り畳みなんで持っていきました。
「やっぱここが落ち着くわ・・・」
って感じでくつろいでくれたので、持って行って正解でした。
やっぱり匂いがついてるものは安心するみたいです。


車の中。膝の上でくつろぎ中。


私がうつらうつらしていると、
「リカー助けてー。」
というダーリンの声。前を見てみると、ランはダーリンの股の間で就寝中。
「危ないから母ちゃんの所に行っててね(汗)」
・・・目を離してごめんなさい。


帰り道。車で爆睡中のラン。
体が大きくなって、私の膝では収まりが悪く、デロリとはみ出して落ちそうになるので、
支えるのが大変でした。
まぁでも、リラックスしてくれるのが母ちゃんは一番嬉しいよ。
お疲れ様でした。


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リカ





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