Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?|それまで|これから
2005年12月03日(土) |
品川庄司のライブ風景 「うちあげ 名古屋コレクション」より |
12月2日。 冷たい霧雨が降る中、名古屋の中心街・栄に足を運んだ。 イベントホール・オアシス21で催される「うちあげ」の公開収録に参加するためだ。注釈すれば「うちあげ」とは品川庄司が司会を務める深夜のバラエティー番組で、前の「ヒデヨシ」と同様に、ローカル局らしい、のびのびとした雰囲気が大いに魅力的である。品川庄司は若手の中では際立った存在で、しかし気負いのためか東京の番組ではなかなか溌剌としているところは見られない。そういう意味では、ありきたりな在京番組に対する名古屋ローカルのオフビート性はうれしいものである。
さて、昨日の公開イベントでは「うちあげ 名古屋コレクション」と題して、お笑いタレントと雑誌「JJ」のモデルの合コン(?)が開催された(ありがたいことに入場無料であった)。出演者は以下の通り。
司会・品川庄司 ゲストタレント <男性>笑い飯、バナナマン、長州小力 <女性>「うちあげ」のアシスタント・mieを含むJJモデル5人
残念だったのは観客のマナーの悪さである。今や時の人である長州小力がちょっとおどけたりすると、過敏に反応して絶叫みたいな笑い声があがるのに、JJの女性陣に対しての拍手がまばらであったりする(観客はいかにもミーハーななご婦人が多かった)。爆笑問題が名古屋でレギュラー番組を持っていた時を述懐して「名古屋での自分たちの人気はビートルズ並みだった」と語っていたが、そこまでいかなくてもいいとして、こういうイベントは出演者と観客のキャッチボールが上手くいかないと成功しないのは明白である。出演者の入退場時には盛大な拍手を捧げ、面白い時には思いっきり笑う、というしごく簡単なことがどうしてできないのだろうか。
しかし、品川庄司は堂々としていて感じが良かった。そんなお寒い観客を相手にしても悠然と構えていられる風格があった。物凄く背が高く、足の長いモデルに対して、品川の「これなら長州はしゃがまなくても(股下を)くぐれますよ」というツブヤキでひと笑い。また長州が得意のパラパラを踊りだすと、両者共につられて服を脱ぎだすというノリの良さ。勢いに乗るタレントをライブで見るというのは実にいいものである。 また、JJモデルの輝かしいばかりの美しさにもビックリした。この寒い中で、滅茶苦茶に短いスカートで頑張るプロ根性は大したものである。モデルを生で見る機会なんて滅多にないことで、考えてみれば何とも貴重な体験をさせてもらったものだ。番組アシスタントのmieの生の魅力も充分に堪能できたし、取りあえずは大満足の2時間であった。
橋本繁久
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