犬どもも丸くなって眠る季節となり、我が家のリビングに冬用の３つのペット用ベッドが設置されたのですが、犬どもの間でもベットの人気順というものがありまして、いつも１番のベッドを３号と４号が取り合っている状態で、やや４号が優勢な中、本日の夕食後、普段なら人間が台所にいる間はおこぼれを狙って決して側を離れない意地汚い３号が、そそくさと隣のリビングへ行き１番ベッドを早々に確保したものの、根が食いしん坊なので他の犬が何かもらっている気配を感じてかすぐに台所に戻ってきてしまった間に４号がベッドを占領してしまい、そのことに腹を立てたらしく、いつの間にかベッドの前におしっこをばらまくという悪行を働いたことが発覚したわけですが、これは叱らなければと、既に別のベッドに入っていた３号を見れば、叱られることをした自覚があるのか、普段の半分ぐらいの大きさかと思われるほどぎゅっと縮こまって上目遣いでしっぽを必死で振っているその様子と、３号が急いで確保した１番ベッドを横取りして名前を呼んでも知らん顔でふんぞり返っている４号を見比べると、家族の間で３号が哀れだ、４号が悪いという意見の一致を見、犬も愛嬌のあるなしで愛され方も左右されるというものだと思った秋。
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