いつだってこの空 |
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2002年08月01日(木) 君の悦びは僕のかなしみ 必然的に出合った二人の行く末は? もっと近くにおいで 僕はここにいる 風が木々を揺らし太陽の視線が熱い 君の汗 僕の涙 肌に零れて切なさが伝う 君を占領していくこの腕が嬉しさに奮える 僕から迎えに行こうか どんなに近くに呼び寄せても 軽い風に捲かれて飛んでいってしまいそうで 心臓を握り潰されるような切なさが痛くて痛くてたまらないんだよ 君が溢れるほど僕はおかしくなってく この際強引にでも奪ってしまおうか 僕の淋しさで君を奪うことができるのならもうとっくにしているか 泣いてしまうよ お願いだから早く僕の腕の中へおいで 早く僕の中で眠りなよ僕はこんなに温かい 君のせいで僕は眠れない 今も熱い熱い視線が僕の本能を呼び起こし急かしている 蝉の声が聴こえないくらいに僕はドキドキしていた
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